10/07/20 12:17:25 yQw6+U3O0
>>860のような初心者のために。
>>860が「20秒で出来る」とほざいた、ターミナルから離陸までの流れ
乗客名簿の全員が飛行機に乗り終わり、貨物が積み終わると、飛行機のドアが閉まります。
時刻表上での「出発時刻」は、通常この時刻を指します。
飛行機は自力ではバックできないので、自走できる位置まで専用の車両で牽引してもらいます。
自走できる位置まで来たら、牽引する車(トーイングカー)を分離します。列車の解結をイメージしてください。
飛行機の周囲は危険です。トーイングカーが安全な位置に移動します。
トーイングカーが待避を終えたら、飛行機が自力で動き始めます。滑走路までは誘導路を通ります。
誘導路の長さは空港や滑走路にもよりますが、大空港の場合、4~5kmはざらです。
時速50~60kmでゆったりと走行します。
滑走路の近くには、離陸待ちの飛行機が列を作っています。
離陸間隔は、およそ2分。ひどい時は、10機以上も列を作ります。
しかも、同じ滑走路に着陸機も割り込みます。
順番が来ると、ようやく離陸です。
大型機は、離陸滑走におよそ1分かかります。