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関西の私鉄大手4社の平成22年3月期連結決算が14日、出そろった。
景気低迷と新型インフルエンザの影響で、各社とも旅客収入が大幅に減少。
南海電気鉄道を除く3社が減収減益となった。
南海電鉄は、関西国際空港の利用者減で空港線が7.6%減収となるなど鉄道事業が振るわなかったが、
徳島バスの子会社化や高島屋大阪店の設備工事完成などで最終利益は前期比34.5%増となった。
近畿日本鉄道は子会社の近鉄百貨店で希望退職者を募集するなど退職金関連での特別損失がふくらみ、
最終利益が前期比76.0%減。鉄道事業では特急の収入が8.5%減となり、旅客数も過去最大の落ち込みとなった。
阪急阪神ホールディングスは、宝塚歌劇などエンタテインメント関連を除き、鉄道やホテル、流通など全部門で減収減益。
昨年3月に開業した阪神なんば線は定期外利用が多く当初予想より14%増収の34億円となり、
リニューアルした阪神甲子園球場も好調だった。
京阪電気鉄道は、中之島線の収入が8億円と予想を下回るなど運輸業を中心に業績が落ち込み、
22年をめどとしていた純粋持ち株会社化を見送った。
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