10/04/18 02:48:13 Zg7bEWbU0
JR東日本、米カリフォルニア州の高速鉄道受注を目指す"オールジャパン体制"に参入へ
米国の高速鉄道の整備計画で、JR東日本がカリフォルニア路線の受注へ向け参入を
検討していることが十七日、分かった。カリフォルニア路線には、日本勢は川崎重工業や
住友商事などが連合チームとして参入を表明。運行のノウハウを持つ鉄道会社が連合に
加わることで “オールジャパン体制”が強固になるとみられ、今後の売り込みに弾みが
つきそうだ。
オバマ米大統領が昨年四月表明した高速鉄道整備計画は十一路線、総延長一万三千七百
キロに達するが、JR東の具体的な路線への参入検討が明らかになったのは初めて。
欧州や、中国など海外勢も参入し、受注に向け激しい競争が繰り広げられている。
カリフォルニア路線はサンフランシスコとサンディエゴを結ぶ総延長約千三百キロ。
このうちサンフランシスコ-ロサンゼルス間(約七百キロ)の第一期計画については、
年内にも入札が始まるとみられている。開業時期は二〇二〇年の見込み。
カリフォルニア路線の日本の連合チームには、ほかに三菱商事、三菱重工業、日立製作所、
日本車両製造などが名を連ねる。
JR東は中国の高速鉄道に対し、川崎重工業などを通じ、技術支援している。米国での
高速鉄道計画においても、同様の形態での参入を図る可能性がある。
米国の高速鉄道整備計画をめぐっては、フロリダ路線にJR東海が、シカゴ路線には
川崎重工業がそれぞれ関心を示している。
当初、国土交通省や関係業界は海外勢とだけでなく、国内企業同士で競合することを
懸念していたが、日本勢としては分散が図られることになりそうだ。
ソース
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)