10/05/30 18:49:26 enNN9zxw0
>>448
物事のカテゴリ分けを必ずやり、尚且つ情報を持ってるって人は誘導と嘘の区別がつく。
それ以外は誘導に引っかかるだけだよ。
情報不足な場合、人は自分の理解しやすい方向か、持論に近いほうに解釈するからね。
そして誘導に引っかかった人が、誘導された方向が間違いだと知ったときに嘘だという印象を
持つわけなんだけど、だからって嘘だと思って官僚に反論したって理屈負けするんだよ。
誘導は正しい情報に基いているのだから、官僚の出す情報が間違いだと思ってると今度は
嘘吐きか電波の発する間違った情報に基くしかなくなっちゃう。よって必ず間違う。
一つ例示すれば日本での「国民一人あたりの借金」ってやつ。これ見て財政破綻論を唱える人は
全員財務官僚の誘導に引っかかってるのよ。財政研究会もバカなんで引っかかって、国民が
誤解するのを促進しまくってやんの。
で、人は自分の理解しやすい方向か、持論に近いほうに解釈しがちだよね?それがなにがしかの
常識に基いてれば物凄く強固だ。だから、2chで「ドーマーの定理に基けば条件付きで建設国債は正義」
とか、「今の状況ではデフレギャップ解決のためには財政出動しかない」とか、「貯金しすぎるから
経済が破綻してみんな不幸になる」とか「銀行は不況の時に貯金されると国債を買うしかない」とかの
事実を解説されたって聞き入れる人が少ないワケ。
いや国債は借金だ、大変だ、常識で考えろ、経済破綻に備えて貯金だ、馬力はトンデモだって。
物事のカテゴリ分けをやって情報揃えて判断するなんてのは、普通の人ならやる能力はあんのよ。
でもそれにかける時間が無い。時間が無いからマスコミ頼りになるんだけど、そのマスコミが
財政研究会がごとく官僚の誘導に引っかかってるでしょ?
だからみんな引っかかってるのは、まぁしょうがないんじゃないの?とは思う。
丁寧に解説されて、それでも受け入れないのは、まぁ御好きにすれば?ってとこで。
ルクセンブルグの「国民一人あたりの借金」と、ルクセンブルグの第一次・第二次産業の貧弱ぶりを
どう説明するのか多少興味は無いでもないけど。
ちなみに詐欺師は間違った情報を使って騙すので、官僚より騙しのテクとしては下よ。