10/05/03 06:32:27 MV5w8Xw00
>>147
長文ご苦労様です。
しかし、それはまったくのまやかしですね。
小さな政府論というのも論点のすり替えであり、国民にとってメリットとなるものでは
ありません。
郵政民営化を例に挙げていますが、利益の中から給与が支払われるのは、国営でも
民営でも同じです。つまりそれだけでは政府のスリム化にはならないんです。
それどころか、小泉の4分社化案は利益の大きな貯金、保険部門だけ完全に民営化し
その反面利益の上がりづらい郵便事業を実質国営化し税金を投入して維持するという
小さな政府とまったく相反するものです。
利益を共有することで税金の投入を免れるのなら、その方がずっとスリムな経営であると
いえるでしょう。
また、国鉄民営化も赤字の解消が大義名分とされていますが、実際には地方ローカル線は
切り捨てられ、第三セクターに移行され、地方自治体から補助金が投入されかろうじて
維持されているという例が多々あります。
また、JRのままでも駅舎の改装が地方自治体の負担であったり、車両を地方自治体が
購入したという例もありますね。