10/06/05 13:56:31 BIey6ztA0
第3セクター36社、黒字は5社のみ。
第3セクター鉄道等協議会は1日、加盟36社の経営状況をまとめた。
経常赤字に陥ったのは31社で、損失は総額32億4000万円に上った。
黒字は5社にとどまった。輸送人員は21社で前年度より減少。
同協議会は「赤字相当分を利用者に転嫁できる状況にもなく、会社に
よっては存廃が議論されるなど下り坂の状態が続いている」と危機感を
強めている。
各社別の経営成績(赤字)は、
① 北近畿タンゴ鉄道(京都府・兵庫県)▲5億6500万円
② 秋田内陸縦貫鉄道(秋田県)▲2億6200万円
③ 天竜浜名湖鉄道(静岡県)▲2億5500万円
の順。一方、黒字は
① 北越急行(新潟県)12億8200万円
② 智頭急行(兵庫・岡山・鳥取県)5億8600万円
③ 愛知環状鉄道(愛知県)1億6000万円
※愛知環状鉄道は沿線の企業誘致に成功して前年の赤字3億円から黒字転換した。
(共同通信)