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波多江駅 車いす 介助なしでホームへ 新駅舎 28日オープン
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福岡市のベッドタウンとして急速に都市化している糸島市東部にある
JR波多江駅に、エレベーターを整備するなどバリアフリー化した
新駅舎が完成し、28日に供用開始される。ホームに行くまで3回階段を
利用する必要があった点が改善され、乳幼児連れの母親や障害者、
高齢者らが階段を使わなくてもエレベーターでホームまで行けるようになる。
同駅は2000年のJR筑肥線複線化に伴い、保線管理事務所の建物を
駅舎に改装して利用するようになった。ただ改装のために構造が複雑化し、
2階にある改札口までいったん階段を上って改札した後、さらに1カ所
階段をへて、最後に、地上のホームへと下りる階段を通るようになっていた。
同駅周辺はマンションが林立し、同駅の乗降客は市内ではJR筑前前原駅に
次ぐ多さの1日5千人超。乳母車と一緒の母親も増え、車いすの人を
駅員2人がかりで抱えて階段を上り下りしなければならない状況も見られ、
住民からバリアフリー化を求める声が旧前原市に寄せられていた。
同市はこうした声を受けて、国土交通省とJR九州に整備を要望し、3者で
費用を分担して事業に乗り出すことにした。 08年度にホームに
エレベーターを設置した後、今回完成した新駅舎の建設に09年度に駅北口で
着手。鉄骨2階建てで、2階の改札口へ通じるエレベーター、車いすでも
利用できる多機能トイレ、手すりなどを備える。総事業費は約2億円。
同市都市計画課は「今回の整備で車いす利用者も介助なしでホームに行き来
できるようになった。すべての人に優しい駅になる」と話していた。