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JR 来年度22億赤字見通しnhk
JR四国は、国が高速道路の無料化に向けた社会実験などを実施する影響で運賃収入が大幅に落ち込み来年度は
22億円の赤字になるとする見通しを明らかにしました。
これは19日の記者会見で松田清宏社長が明らかにしたものです。それによりますとことし6月をメドに高速道路の
無料化に向けた社会実験が四国でも松山自動車道と高知自動車道の一部で実施されることになっているほか、
そのほかの区間でも新たな割引制度の導入が検討されています。
この影響で、JR四国は来年度の運賃収入が今年度の見込みより14億円少ない213億円にとどまり、22億円の
赤字になると見込んでいます。
こうした厳しい収支の見通しを受けて、JR四国では、松田社長などの役員報酬を5%減らすことを決め、ことし6月に
予定されている株主総会で承認された新たな役員の体制から実施したいとしています。
また松田社長は、社会実験が実施された後の利用状況しだいでは、さらに列車の車両数の削減やワンマン化などに
踏み切る考えを示しました。
さらに松田社長は、四国における鉄道のあり方について考える検討会の立ち上げに向けて準備を進めていることを
明らかにしました。検討会は経済界を中心に鉄道事業者と国や自治体、それに学識経験者などが参加し、ことし5月の
大型連休前後に初会合を開く方向で調整が進められているということです。
松田社長は「今後も黒字の見通しが立ちにくい中で、JR四国が公共交通機関としての役割をどの範囲まで果たす
べきなのか議論を深めてほしい」と話しています。
121のワンマン改造もするのかな?