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>>184に続く平行世界もの
◎国鉄/JR沖縄021系電車
製造年 1986-90 車種 クモハ021(Mc) クハ020(T'c) 特記 三相交流600V側方接触式集電
○概説
1986年秋の国鉄最後の全国規模のダイヤ改正で国鉄沖縄本線が地方交通線として開業。規格は軌間1067mmの在来線。
経路は、海洋博公園~運天港~名護~許田~沖縄自動車道沿い~石川~具志川田場~コザ~沖縄県総合運動公園~沖縄自動車道沿い~
~琉球大~宜野湾嘉数~浦添牧港~国道58号沿い~那覇旭橋~那覇空港。なお、モノレールとは旭橋と空港で連絡。
運天港と鹿児島駅桟橋を結ぶ国鉄の鉄道連絡船を介して内地とレールが繋がる。
米軍基地の存在とそれによる民間建造物の密集で鉄道用地が確保困難な為、国鉄としては異例の道路直上高架と地下線の比率が高い。
加えて起伏の富んだ地形なので急勾配が多い厳しい線形となり、動力車に高い粘着性能を要求されるので交流電化。
台風銀座で高架に隣接する建物からの飛来物の付着から米軍ヘリの引っ掛けまでと架線事故を避ける為に、従来の単相交流20KVの架線集電方式では無く、
三相交流600V60Hz側面接触式を採用。線路に平行して地上から車両床下の位置に三本の給電線を張り、床下に装備した集電装置で電気を得る。
即ち、ゆりかも等のAGTに酷似。
当路線用に021系が製造された。
設計と意匠は同時期の213系に準拠し、接客装備も転換クロスシート。Tc'に洋式トイレ。
走行システムは713系ベースのサイリスタ位相制御、回生ブレーキ。Mcの床下に集電層装置を装備し、屋根にパンタ無し。
従来の国電車両形式の規則では三桁目は七か八だが、電化方式の特異性を強調する為に敢えて零とし次の21世紀にも因んだ。
McT'cが基本編成で、自動解結装の為の電気連結器を備え需要に応じて二両単位で増結。
側面(側方)接触式の制約で最高速度は100km/h。
従来の単相交流20KVに比べて600Vと低電圧で三相なので、従来の交流電車に比べて機器が簡素化されて安価だが、
変電所の数は増えてしまいインフラは従来よりもコスト増。
就役後、青春18切符シーズンでは鉄道連絡船接続列車は最大六両で運行される。
87年4月の国鉄分割民営化で沖縄本島路線と連絡船と共にJR沖縄に承継される。会社シンボルカラーは寒緋桜に因みピンク。
現在も活躍中。