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<知事>
目的は、地域の方々の和をどう取り戻すかということです。もちろん、沼津の高架の目的は、
渋滞をいかに解消するかということですが、その渋滞を解消するための高架というやり方が、
JR貨物の現在の場所を移さないと、そこで高架の工事に入れないということで、代替地を
求められて。そして、そこの土地を収用しない限り、JR貨物が移れないと。それで、その土地を
めぐって、「譲っていい」という人と、「譲らない」という人で、「譲らない」という人が50人弱で
全体の3割を占めており、現在、地域の人が、賛成派だ反対派だということで、割れているのですね。
非常に困ったことだと思っておりまして、本当に地域の方にとって気の毒なことだということで、
実は、私は何回も足を運んでおりまして、そうした足を運んだ先の一つがJR貨物だった訳です。
JR貨物は現場の事務所にも行きました。向こうの方々に提起した問題について、「新しい
土地が狭い。しかし合理化を図りたい。」という会社の意向で、「狭い土地でもかまわない
から行くことになった。早く移してくれなければ困る。」ということをお聞きしました。私の方は、
「狭いところにわざわざ無理に行かなくても、そのままいらしてもかまわない訳ですね。」という
ことを言ったら、「やはり移りたい。」ということを言われて、「言っていることが一貫していませんね。
だいたい、JR貨物は、今、運んでいる荷物の量が、昔と比べて相当落ちているのではない
ですか。昔と同じだけの敷地が要るのですか。」ということを言いました。「皆、地域の人が
困っている。困っている中で高みの見物だけしているようでは困りますよ。あなた方も地域の
中で仕事をしているのですから。」ということで、1回目の会合はそう
いう話でした。向こうの現場で。そうしたら、ある時、向こうの方から、執行役員の方を含めて
4人ほど、県庁にお越しになられました。冒頭、「来る必要はなかった。だけど知事が、JR貨物の
沼津における輸送量が、昔ほどではないのではないかと言われて帰られたので、今日は、これま
での輸送量を示す数字を持ってきたので、よく御覧ください。」と言われたので、その数字を拝
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