09/12/19 11:00:12 qbkpAODGO
「申し入れ」に譲歩し再要求
北陸新幹線問題で県
本県の泉田裕彦知事が前原誠司国土交通相に、北陸新幹線の上越駅(仮称)への全列車停車問題などを協議する場を設け、
問題解決を目指すとの覚書を結ぶよう要請していたことについて、県が、国交相の記名押印を必要とする覚書ではなく、
「申し入れ」という国に譲歩した形で協議の場の設置をあらためて求めていることが18日、複数の関係者の話で分かった。
申し入れは文書で18日に国へ打診。停車問題など具体的な課題の文言も削り「諸課題を将来に向かって解決するため、十分な協議をするよう」求めている。
泉田知事側はこれを機に問題解決を図りたい考えで、交渉は最終局面を迎えている。
申し入れに国側が応じれば、県が拒否している本年度の建設負担金の一部支払いに応じる方向。
さらに第三者機関・国地方係争処理委員会への工事認可「無効」の審査申し出を取り下げるとみられる。
2回目の委員会が開かれる21日までに決断するとの見方もある。
新潟日報2009年12月19日