10/01/04 18:58:27 wi+OiGAL0
次に、距離単価の各社比較。
長距離運賃の単価が10円前後の東武は安すぎるのかというのを調べてみる。彼がよく書く、
距離単価10円を基本に考えてみる。東武の距離単価が11円→10円台になるのは70~
80キロまでの区間で860円(10.75円)。この区間で比較すると、西武の750円(距離単価9.38円)、
小田急の800円(9.88円)のほうが安い。有料優等がない私鉄を含めれば、阪急の600円(7.5円)
が最も安い。
表にすると次のような感じ
○70~80キロでの比較
阪急 600円 (距離単価7.5円)
西武 750円 (距離単価9.38円)
小田急 800円 (距離単価9.88円)
東武 860円 (距離単価10.75円)
私鉄で100キロ以上の区間があるのは近鉄しかデータを持ってないけど、近鉄は高いので
比較対象外。じゃあ、もっとも短い距離で距離単価が11円→10円台になるのはどこかを
調べてみると、阪急の33キロ未満の310円(距離単価9.39円)と小田急の33キロ未満360円(10.91円)。
西武も36未満で\390(10.83円)になる。この距離は、阪急・小田急・西武ともに無料優等で
乗りとおせる距離。
つまり、有料優等がない阪急はもっと格安だし、有料優等がある西武、小田急のほうが
距離単価が安い。
よって東武の長距離普通運賃が不当に安すぎるわけでもない。