09/12/23 23:49:28 GGVAXb3T0
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廃止区間は、将来の復活に望みをかける住民の声を反映し、駅舎とともに
レールも残された。だが、現実は、区間復活はおろか将来の全線(野町―
鶴来)廃止すら懸念されているのだ。
今月、白山市鶴来地区で開かれた「石川線利用促進会議」の初会合は、
全線廃止を回避し、石川線の活性化を検討する一歩となるはずだった。
しかし、住民側は、それまでの市の対応に再び不満をぶつけるという変わ
らぬ構図で、失望した出席者もいた。全線の活性化を検討する場なのに、
出席者は鶴来地区関係者のみという矛盾に、沿線自治体の連携が難航
している現状もうかがえる。
「北鉄が全線廃止をつきつけて初めて、自治体や住民が足並みをそろえ
始めるのでは」。そう話す関係者もいた。そんな消極的な選択肢すら、現状
からは、最も現実的な未来に映る。