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梅田の客、難波へシフト 阪神電鉄なんば線、効果鮮明
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景気後退や新型インフルエンザの影響で関西の鉄道路線が軒並み苦戦を強いられるなか、今年3月に開業した
阪神電気鉄道なんば線効果で阪神線だけが輸送人員を増やしたことがわかった。
神戸と奈良を乗り換えなしで行き来できるため、中長距離利用を中心に客を増やし、これまで梅田を経由していた
人の流れを変えつつある。
阪神なんば線の4~9月の利用客数は1千万人以上となり、旅客収入は当初計画より17%増の約17億円だった。
なんば線によって長距離の利用客数が増えたことなどもあり、阪神線全体の輸送人員も6.2%増に押し上げた。
駅の利用客数も、なんば線でつながった阪神・三宮と近鉄・大阪難波、近鉄奈良の各駅で増える一方、梅田駅は大幅に
減少。阪神沿線の人が奈良方面に出かけたり、近鉄沿線の人が甲子園に行ったりする際、梅田経由の本線利用から、
阪神なんば線への利用に移った結果とみられる。
梅田となんばを結ぶ御堂筋線を抱える大阪市交通局によると、地下鉄全体では4月以降、客数・収入ともに1日平均
0.5%減った。阪急梅田駅の乗降客数も4.7%減となり、阪急電鉄は「阪神なんば線の影響も一因」(広報)としている。