10/05/01 00:17:35 6kune6nw0
>>723 >>722
その頃は、軸重2乗比例を仮定すれば、高速貨物は特急の6列車分の軌道損耗になるのかも知れない、
通過トン近似じゃ実態に合わない。実はもう実験データがあるのかも知れないって話をしてたんだよ。たしかSRCスレだったと思う。
RJ6月号記事は500系300km/hと0系200km/hの実運行比較の話だから、束が計画する320km/h運転や
航空機対抗を意識した360km/h運転は、バッチリ近似計算の範囲に入るんだ。
通トン理論(仮説)てのは東海道新幹線計画に当たり在来線の保線作業実績データを鉄道技研に持ち込んで、
200km/h運転での保線作業量の推定積算をして貰ったんだが、軸重毎、速度毎の詳細データなんか無かったから、
取り敢えずΣ撃力=ΣFVで積算する試案を出したら、通トン理論として神様の御託宣化してしまい、
使用条件が似通った在来線には適用できたが、速度が2倍、軸重が1.5倍、列車両数が倍の新幹線じゃ
全く予測値と狂ってしまい、メンテが追いつかずに半日運休を50回も繰り返して若返り工事をするハメになった。
通トン近似:軸重比^1×速度比^1×頻度比^1=1.5×2×2=6倍
4次近似:軸重比^4×速度比^2×頻度比^1=1.5^4×2^2×2=40.5倍
40.5/6=6.75倍!想定積算メンテ量より6.75倍ものメンテが必要だったのに、
通トン法でメンテ計画を立てたままだから当然パンクしたってことだ。
現場の研究部門を神様扱いしちゃイカンということだ。開業して実データが得られたらすぐ技研にフィードバックして
修正式を作ってもらってたら、いつまで続く泥濘ぞ!みたいな無茶苦茶な作業じゃなくて済んでいた。