09/11/08 22:57:34 NoObO55z0
>>521
113/115系の増圧ブレーキは、改造の手間を省くために指令系統は弄らずに台車において空制だけを強化するものだった。
その結果、電制を使用するM車はT車に比べてブレーキ力が低くなり、4M2T編成では制動時に2~5両目が1両目に依存する形になって
1両目と2両目の連結部分が押し上げられ、乗り心地が悪いだけでなく最悪の場合脱線する恐れがあった。
(自転車のブレーキを前輪からかけてはいけない理由と同じ。当然6両目も後から引っ張っているわけだが、物理法則的に前の車両への依存の方がずっと大きい)
てこ比の変更はこれを改善するためのものだから、2M0T編成では逆に不要なはずなのだが。ピクトリアルの誤記ではないかと。
嵯峨野線でも連結によって4M2Tになることがあるが、T車の後にM車が4両続くことはないのでさほど問題にはならない。