09/10/21 04:49:44 BkJ2tT9+0
おそらく阪急さんはこれからもマルーンのカラーを続けられるでしょうね。接客設備や乗り心地とは直接
関係しないことですが、そのカラーをも1つの商品としてお捉えになっているでしょう。もっと言えば、
木目調の内装、ゴールデンオリーブの座席シートなどもセットにして単なる移動手段ではなく「空間」を
商品として提供されているからです。後者に関してはグループ会社も同じです。そのような質に関しては
先日も述べましたが、他社でも高まって来ていると思います。大阪市営地下鉄もそうです。昔の電車(の
内部)は見るからに“工業製品”だったと思います。単に見た目、目に触れる部分の美観の話だけではあり
ません。新幹線0系や国鉄特急の普通車も少なからずそうでした(特に初期車は)。国鉄の駅もです。
それに少なくとも関西に住んでおられる方なら、誰しも容易に阪急の電車と言えばマルーンの電車を
イメージできます。ところが首都圏では私鉄車両の特に側面を見ても、どこの会社の車両かよく判り
ません。交通部門以外でも競合が激しい京阪神では、それぞれの社が自己主張するのは当然でしょう。
地下鉄やJRは(元)公営ですが、それらは色がないのが逆に特徴として捉えられているかも知れません。