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-手製レールガンで新幹線を"狙撃"、市民団体-（侮日新聞 2019・08・06）
本日午後2時10分頃、上野-大宮間を走行中の札幌行き新幹線「E7系はつかり号」が、乗客からの「車内に銃弾のようなものが撃ち込まれた」との通報により非常停車した。
列車内を車掌が調べた結果、8号車の天井部に直径8センチ程の穴が開いていることが確認され、同時に床からパチンコ玉と思われる鉄球が発見された。
これにより、東北・上越新幹線では2時間30分にわたって列車が不通となった。
ほぼ同時刻に、北区の市街地で不審な機材を持ち歩いていた数名を巡回中の警官が職務質問し、「新幹線を撃った」との自供により威力業務妨害の疑いで緊急逮捕。
市民団体「東北新幹線の騒音公害を考える会」を名乗る同団体は、「我々の再三の要求を退けJRは新幹線を速度向上させ、騒音被害を許しがたいものとしたため実力行使もやむを得ず」と自供した。
犯行に使用したと見られるものは、廃部品を集めて製作した手製のレールガン。
電磁石に強い電力を送り込んで、磁力により鉄製の弾を発射するいわゆる「コイルガン」であるとみられており、検証の結果アルミニウム合金製の新幹線の車体を十分撃ち抜ける威力であることが確認された。
JR東日本鉄道事業本部のB氏は「新幹線の車体を撃ちぬけるほどの威力を持つ弾丸がお客様に対して被害を及ぼさなかったことは不幸中の幸いだ。
それよりも260キロで走る新幹線を射撃できる程の射撃能力を犯人が持っていたことが信じがたい」とコメント。
東北新幹線は2年程前から都内でも最高速度を260キロに向上させたが、それに対して市民団体が激しく反発。
JR東日本に対して「今すぐ速度を落とさなければ実力行使もありうる」との手紙が届いたことも数度に渡り起こったともいう。