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2010年5月2日(日)
レールバスに体験乗車/旧七戸駅
1997年に運転休止し、2002年に廃止された南部縦貫鉄道(七戸-野辺地間)の
レールバスを走らせ、体験乗車できる「レールバスとあそぼう2010」が2日、
七戸町の旧七戸駅で始まった。大勢の鉄道ファンや家族連れが詰め掛け、
約50年前に製造された車両は、今年も元気に駅構内を走った。イベントは3日まで。
会場には朝から乗車待ちの長い列ができ、客を乗せた丸い形のかわいらしい姿の
レールバスは、軽く警笛を鳴らしてホームを離れ、約800メートルを走行した。
レールバスを撮影に訪れた人も多く、全日本写真連盟七戸支部長を務める同町の
佐藤亘さん(80)は「昭和37(1962)年に開通した時、地元にとって念願の鉄道で
大変な期待感があった。40年後に廃止されたが、今年は新幹線がやって来る。
愛着があるレールバスと新幹線は好対照。12月が待ち遠しい」と感慨深げだった。
年々高まるレールバス人気に、イベントを主催する南部縦貫レールバス愛好会の
星野正博代表(42)=東京都=は「多くの方に訪れていただきありがたいが、
人が増えてもゆったりした今のままのペースでイベントを続けたい」と話している。