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三陸鉄道来年度も黒字見込み
第3セクターの「三陸鉄道」の取締役会が29日開かれ、新駅開業による利用客の増加などで1800万円あまりの
黒字を見込んだ来年度の経営計画が承認されました。
取締役会では会長を務める達増知事が「三陸鉄道は人口減少などの影響で厳しい経営が続いているが、県として、
しっかり支えていきたい」と述べました。
このあと、非公開で話し合いが行われ、今年度の収支見込みが報告されたほか、来年度の経営計画などが承認
されたということです。
三陸鉄道によりますと、今年度は、学生の利用客が減ったり、インフルエンザの流行や2月の津波の影響で団体客
が減ったりしたため、利用客が当初の見込みを下回って90万人を割りこむ見通しです。
このため運賃収入は計画を2800万円あまり下回る見込みですが、国などがローカル線維持のために出している
補助金を活用するなどして、今年度の収支は最終的には1055万円の黒字になる見通しだということです。
一方、来年度の経営計画では、10月に予定されている宮古市山口地区の新駅の開業で利用客の増加を
見込んでいるほか今年度減った団体客が例年並みに戻ると見込んでいます。
これによって、来年度の計画では、運賃収入は今年度より3300万円増え、最終的に、1864万円の黒字を
見込んでいます。
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