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歌人・在原行平の歌碑完成 須磨海浜公園
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源氏物語の主人公・光源氏のモデルとも言われる歌人在原行平の歌碑が須磨海浜公園(須磨区)に完成し28日、除幕式が開かれた。
まちづくりの新たなシンボルと期待され、住民ら約100人が参加。
地元の能楽観世流師匠笠田稔さんの謡曲などで誕生を祝った。
昨年3月の須磨海浜公園駅の開業に併せ、地域の活性化を図ろうと建立が決まった。
地元で郷土史に造詣が深かった友國恭子さんが同7月に亡くなり、その遺志を継ぐ形で「『在原行平ゆかりの地』の碑を建立する会」(澤田善郎会長)が同10月に発足。
署名活動をし、約200万円の寄付を集めた。
碑は高さ2・6メートル、重さ約9トンの六甲山の赤御影石を使用。
「わくらばに 問ふ人あらば 須磨の浦に 藻塩たれつつ わぶと答へよ」「立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む」-の2首が刻まれており、5月中旬に着工した。
友國さんの遺影を手にした長男治隆さん(59)は「一回忌となる母は、行平ゆかりの地、須磨を誇りに思っていた」。
山下浩副会長(69)は「須磨の歴史のロマンを後世に伝えたい」と話していた。