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西宮市、直接買い取りへ 再開発ビルの一部フロア
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西宮市は4日、JR西宮駅前の再開発ビル「フレンテ西宮」で、核テナントのコープデイズが一部撤退した後の2、3階フロアを8億円で直接購入する方針に転換したことを、同日開かれた市会市民文教常任委員会で明らかにした。
財政基金を取り崩して賄うという。
市は3月、外郭団体「都市整備公社」が8億円で購入した床を賃借、新たな核テナントに貸す枠組みでコープ側と正式合意した。
不動産取得税や手数料など計約9億2000万円は市が損失補償し、金融機関から20年の長期融資を受ける計画だった。
だが横浜地裁が2006年、川崎市が第三セクターに行った損失補償を違法とする判決を出すなど、損失補償が法的に「グレーゾーン」であることを懸念。
さらに直接購入すれば税金などの諸経費約8600万円や、20年間の金利総額約3億3200万円が不要になることなどを考慮し、5月20、26日に開かれた会議で方針変更を決めた。
コープ側にも口頭で説明し、了承されたという。
市は「財政的に厳しい中、一時的に大きな支出になるが、長期的にみれば最善と判断した」と説明。
5月29日に新たな核テナントの公募を始めており、仮契約を結んだ後、6月市会で補正予算案が可決されれば本契約を締結する。
10月の営業開始を見込んでいる。