09/06/05 00:41:35 Gp5VEzYkO
沼津を境界駅とすると三島駅はJR東日本エリアとなるが、その場合、次ような不都合が生じる。
①函南や三島は沼津を生活圏としているため、函南三島⇔原・片浜といった需要は時間を問わず
存在し、この需要に対応するためには、東京から富士方面への直通電車の常時運行が必要となるが、
そんなローカル輸送のために、起点東京から富士へ長編成の直通を入れるのは明らかに輸送過剰。
小田原・熱海~富士といった区間列車を運行すればよいという意見もあるだろうが、
運行体系を大幅に変えてまでわざわざそんな区間列車を運行するのは非効率的であるうえ、
新たに短編成車両の投入も必要となる。
②管内他地域の朝ラッシュは東向きであるのに対し、三島や函南の在来線朝ラッシュは沼津の流れが
中心であるため、この需要に対応するには朝7・8時台に三島から沼津へ行く電車の本数を十分
確保する必要があるが、そんなローカル輸送のために、わざわざ朝ラッシュ時間帯に西に向けて長編成の電車を
多数走らせるのは運用上極めて非効率的。
そもそも三島から沼津方面へのラッシュに間に合わせるためには起点東京をかなり早い時間に出発
する必要があり、それだとほとんどの区間でガラガラの空気輸送となってしまう。
区間列車云々については①と同様。
③そこそこある三島から静岡への需要に対応するためには、直通電車を運行する必要があるが、
そんなローカル輸送のために起点東京から静岡への直通電車を走らせるのは極めて非効率的であり、
朝ラッシュ時では東京を4、5時台に出ない限り、7、8時台に静岡に着くことはできない。
区間列車云々については①と同様。
したがって、現状の熱海分断は極めて妥当。
貧乏なお上りさんの都合ばかりを重視してはいけない。