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千葉県知事選:森田健作氏、イメージ戦略奏功
政党色を出さない戦略に徹した森田健作氏(59)を千葉県民はリーダーに選んだ。
政策の訴えよりも、圧倒的な知名度を生かし、自身の名前を連呼する、イメージを前面に押し出す戦略が奏功した。
森田氏は「これから、千葉県日本一を目指してがんばります」と語ったが、マニフェストは抽象的で、
どのように県政のかじ取りをするか手腕が問われる。
街頭演説では「森田はやります」と連呼。常に5分ほどで終え、「今握手に行きます」と有権者に駆け寄り、
携帯カメラに一緒に納まった。政策はほとんど訴えない半面、「千葉には潜在能力がある」「中央に意見を
言いましょうよ」と前向きなイメージを強調した。
告示直前まで自民党県議のパーティーに連日出席し、組織固めを図った。しかし、告示後は遊説を見守る県議の
名前も一切出さず、無党派を演出した。
ただ、イメージ優先で、マニフェストに財源の裏付けや具体的な数値目標を示さない森田氏に、批判的な有権者もいる。
投票を終えた千葉市中央区の男性会社員(49)は「熱血だけではダメだ。マニフェストに目標も掲げず、
訴えが抽象的で共感できない」と厳しい評価も。別の男性会社員(26)は「偏見かもしれないが、タレント知事は
違和感があって受け入れられない」と話した。
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