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『開通効果』も期待しぼむ? 日暮里・舎人ライナー沿線
都内の地価が軒並み下落する中、荒川区と足立区西部を結ぶ
「日暮里・舎人ライナー」沿線は比較的に下落幅が小さかった。
地元は「開通効果」と受け止める一方、一年前の開通時に比べ
「沿線開発への期待はしぼんだ」との声も聞かれた。
「三、四年前のピーク時に比べれば減ったが、今年に入っても、
月に一度くらいのペースでマンションデベロッパーの担当者が顔を出す。
投資意欲が少なくなっている中、ほかに比べればまだいいということなのか」。
見沼代親水公園駅(足立区)近くで代々農家を営む大熊貴司さん(37)はそう話す。
地元不動産業者も「そこまで下がっている感じはまだない」と口をそろえる。
「(上昇していた地価が)落ち着いたという印象。様子見の段階」とある業者。
賃貸物件を主に扱う別の業者も「もともと家賃相場が低かったので、
今もまだ、家賃を値上げするオーナーが多い」と話す。
それでも、開通前後に建った沿線の高層マンションには
いまだに「モデルルーム公開」の案内があり、売れ残りも目立つ。
にぎわいを生み出す商業施設建設もこの不況で当分望めそうにないのが現状だ。