09/02/06 01:42:38 6g/dv9fv0
>>764
俺が小6の時颯爽と現れたあの黄色い201系…だったのか。
西船橋で友達と当てもなくずっと待ってたな。
運転士のおっちゃんに「今中野方面行ってるから乗ってきな」と101系を指差した。
俺達は言われるままに先頭部に乗り込んだ。
発車前には運転室にまで入れてくれた。良き国鉄時代。
「飛ばすからメーター見てな」言われたままに被り付く俺達2人。
旧式のスピードメーターがぎこちなく段階的に上がっていった。
西船橋始発の各駅停車は下総中山駅到着ギリギリで100キロオーバーを達成。
絶対に止まれないと思ったが綺麗に停車。
こんなノリでしばらく一緒にドライブして秋葉原に着く頃、
ジェスチャーで「ここで降りな」の合図。
降りるとおっちゃんが運転席の窓を開け、持っていたダイヤをくれた。
これ貰っちゃっておっちゃん大丈夫なのか?と思った。
「もうじき下りに来るから待ってな、じゃもう行くわ!」
正直このままおっちゃんの101系に乗っていたい気もした。
反対ホームで少し待つと待望のブラックフェイスがやってきた。
見てくれと乗り心地、今まで嗅いだ事のない種類の新車の匂いに未来を感じた。
ピカピカで快適な車内にひたすら興奮しきりで帰ったけど
思い返すと101系の記憶が強烈すぎた、あの時の201系…さようなら。