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復興区画整理完了へ 西宮北口駅北東地区
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阪神・淡路大震災後の復興まちづくりとして西宮市の「西宮北口駅北東地区」(三一・二ヘクタール)で進められていた土地区画整理事業は三十一日、換地処分の公告が行われ、事業が完了する。
都市計画決定から十三年半余り。
公共施行の復興土地区画整理事業十八区画のうち未完了なのは淡路市富島と神戸市の新長田駅北の二地区だけとなる。
同地区は北口町、高木西町などからなり、以前は木造住宅などが密集していた。
震災では八割以上の約六百三十棟が全半壊、八軒が焼失し、五十七人が亡くなった。
市は一九九五年三月に都市計画を決定。
減歩率は24・5%で、幅約二十メートルの市道や、芝生や防災機能を備えた公園(約一ヘクタール)を整備した。
当初は九九年の完了を予定したが、一部住民との交渉が難航。
昨年六月、ようやく仮換地指定率が100%に達していた。
今年九月末現在の同地区の人口は三千八百八十八人で、震災前の96%まで回復。
西宮北口駅南側には大型商業施設の開業も控える。
市都市総括室は「手続き上とはいえ大きな区切り。
北口地区全体で、都心と良好な住宅地が形成されつつある」としている。