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青森駅ビル構想に協力／JR東社長
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JR東日本の清野智社長は三日の定例会見で、青森市が構想している青森駅ビルの新築について
「どのような機能を持たせるのか、お互いにまじめに議論していきたい」と述べ、
積極的に協力していく姿勢を示した。
清野社長は、駅ビル構想の調査に県も参加する意向であることを明らかにした上で、
青森市が新年度に実施する調査事業に対し「一緒に調査するという協力はこれからもしていきたい」
と強調した。
具体的支援内容については「（駅ビルに）どのような機能を持たせるのか、
建て替えになったときの費用はどうなるのかという話も出てくる」と語り、
今後の話し合い次第との認識を示した。
また、「われわれとすれば、青森市がコンパクトシティ（構想）に
一生懸命取り組んでいることにできる限り協力したいと思っている。
その中で市が青森駅をどうお考えになるかだ」と述べた。
清野社長の発言について、佐々木誠造青森市長は「JR東日本が全社的に（駅ビル構想に）取り組んでいることの表れであり、
市の街づくりの全体像を理解した上で前向きに参画してくれるということだ」と評価し
「市としてもしっかりと調査・検討したい」と語った。
青森市は駅ビルに市民向けの窓口業務など行政サービス機能を移転させる方針で、
二〇一〇年十二月の東北新幹線新青森駅開業から数年内の完成を想定している。
2009年3月4日(水)東奥日報