08/10/02 00:13:48 WptDpCj/0
駅は都市の顔といわれている。日本全国、どこの都市も大小はあるものの、シンボルといえるビルなり、拠点施設があり、存在感を主張している。これまでの豊橋は、地方都市らしくおとなしい景観のまちだった。
それが変わりはじめた。
中心商店街の広小路には3棟の高層マンションが建ち、都心居住が進められている。一方、駅前には1カ月前にグランドオープンしたココラフロントのサーラタワー(地上16階)がそびえ立つ。
都市の役割の1つに、駅頭に立った人がそのまち(都市)を肌で感じる景観があるように思う。初めて豊橋を訪れた人、何年ぶりかに帰郷した人は、豊橋駅前で、このまちなり、ふるさとを感じる。
その第1印象は目に入る光景で決まる。
豊橋ステーションビルには、専門店街のカルミアとホテルアソシア豊橋がある。複合商業施設のココラフロントは、サーラタワー、ガーデンサイト(地上6階)で構成され、ホテルアークリッシュ豊橋はじめ、飲食、サービス業のテナントが入り、駅前のにぎわいを演出している。
さらに都心部では、7月にこども未来館(豊橋市松葉町)も開館し、多くの来場者を集めている。
豊橋は東三河の玄関らしい施設を整えた。これからは個々の施設にいかに多くの市民を集客するか。
それには出会いの場となるソフト(イベントなど)が必要となろう。にぎわいは人が集まるところから始まる。
ある拠点が市民共通の人気スポットとなれば、そこから生まれる活気は計り知れないといえよう。
ハードが整備された今、それをどう生かし、まちににぎわいを作り出すか。市民の活用にかかっている。