08/09/07 11:37:46 eO9yPK3k0
酉のお布施方針によって運行・入線に制限があることが一点。
それを後押しする行政の縄張り主義と排他性。
国内でも希有なほど村社会が顕在される地域性。
この辺り(日本海側・山陰地方)だけが突出している訳でもないが
この地方には潜在的な問題点が数多くあって、それが鉄道にも
多大な影を落としている事は否めない。
その一方で、宮津~豊岡~鳥取 を結ぶ道路計画を進めるなど
環日本海的な構想を持ち出したりもする。
ただ、完全な行政主導であることは間違いなくマクロ的な地域振興や
当の地域住民がビジョンや構想を温めてはいない。
事なかれ主義・我田引水・自己中心・無関心・他人(近隣)の成功を妬む
等々の独特な地域性がある限り、地域結集・横断型な交通網の振興など
あり得ない。 余談だが、とある企業の依頼で各種調査を担当した際の
調査結果が上記内容で、事業化は当然ながら見送られた。
個人的には、違和感と失望を感じた地域だった。全国的に見ても希有なほど。
まぁ、鉄とその筋に限らず総合的な広域交通網としては鳥取空港も含まれる
のだが、鳥取空港と豊岡~宮津(舞鶴)~若狭が交通網として分断されている。
バス網は勿論、道路網自体も分断状態。京阪神からのアクセスのみ、しかも
大阪(京都)をハブとする放射線アクセスしかない現状で、それだけを拡充
しても意味はない。
ミクロ的には酉のお布施方針が一因だがマクロ的には当の地域自体に問題がある。