09/01/02 23:04:31 LBhRVZmJO
>>742
奥津軽、つうか「津軽」は知名度という点では
他の山間駅(あまり聞かない言葉に思うが)よりダントツで高いだろう。
知名度がその土地にいろいろな恩恵をもたらす可能性はある。
知名度のないところには人の足も企業の目も向かわない。
…つか山間駅って具体的にどこの事か分からんが…広い意味では盛岡や福島もそうだろう。
いい例えと言えるかどうか分からないが、例えば
沖縄県の中学生(日本地理を一通り学ぶ年代)は
津軽という場所、地名は知っていても
(まあ国内最大のリンゴの生産地という社会の学習上の重要なテーマである事もあるが)
水沢江刺や一関という場所、地名はまず知らないだろう。
たったこれだけでも
【津軽を訪れたいと思うかもしれない客 > 一関を訪れたいと思う客】という簡単な推量ができる。
あとは人間の生物としての習性として
【中途半端な所には行かず、行けるところまで行く】
という習性、開拓願望、踏破願望がある。
(その最大級の現象がゲルマン人移動やロシア人東方進出、モンゴロイドのベーリング経由南米到達)
とりあえず奥津軽は本州の最果てという点で、人間の持つ踏破願望をくすぐる好位置をキープしている。
将来札幌まで新幹線が開通しても変わらない。
東京人が誰かに、「山形に旅行に行ってきた」というのと「津軽に旅行に行ってきた」というのとでは
相手に与えるインパクトは
ジャブとストレートの違い位の差がある。