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【不要!】●新幹線 奥津軽駅●【無駄!】 - 暇つぶし2ch118:名無し野電車区
08/05/23 19:28:11 hNafsyxE0
津軽弁の詩人、高木恭造の有名な詩

【陽(し)コ当だね村】 1922年 津軽半島袰月(ほろずき)村 (現在、奥津軽駅がある今別村)にて

 この村サ一度だて陽コあだたごとあるガジャ
家の土台コアみんな潮虫ネ噛(カ)れでまてナ
 後ァ塞ぐがた高ゲ山ネかて潰されで海サのめくるえンたでバナ
 見ナガ あの向の陽コあだてる松前の山コ
 あの綺麗だだ光コア一度だて
 俺等の村さあだだごとァあるガジャ
 みんな貧ボ臭せくてナ
 若者等ァみんな他処サ逃げでまて
 頭サ若布コ生えだえンた爺婆ばりウジャウジャてナ(後略)

<標準語訳>
【太陽の当たらない村】

 この村には一度だって、陽が当たったことあるかな
 家の土台はみんな潮虫に食われてしまってナ、
 後ろをふさぐ高い山に潰されて、海につまづいてしまいそうだ
 見ろよ、あの向こうの陽があたっている松前の山
 あの綺麗な光は一度だって
 俺達の村に当たったことあるかな
 みんな貧乏臭くてナ
 若者達はみんな、他の土地に逃げて行ってしまって
 頭にワカメが生えたような爺婆ばかりウジャウジャいる(後略)

60年後、この村に世界最長の海底トンネルが開通し、
100年後には新幹線が止まり、東京と約3時間で繋がるようになる。



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