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天浜線再生へ法定協設立 シャトル便運行検討
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天竜浜名湖鉄道の再生を目指す浜松市など沿線自治体などによる新たな法定協議会
「天竜浜名湖線市町会議」が発足し、6日、浜松市役所で設立総会を開いた。
国土交通省の事業認定を受け、8月末までに新たな利用促進策や旅客需要に応じた
シャトル便の運行計画などを盛り込んだ総合的な再生計画を策定することを決めた。
新協議会は浜松、掛川、袋井、磐田、湖西、森の5市1町の首長と県、天竜浜名湖鉄道
関係者で組織。地元の学校や地域団体、企業の代表もオブザーバーとして参加する。
会長には鈴木康友浜松市長、副会長に戸塚進也掛川市長、山村善敬県企画部長を選んだ。
鈴木浜松市長は「平成19年度の利用客は前年度比7%減と厳しい状況が続き、
抜本的な改革が求められている。新しい取り組みによって利用者を増やし、経営の効率化に
努めたい」とあいさつ。出席役員からは「連携計画は遠州鉄道、名古屋鉄道との
協力態勢も視野に入れた内容にしてほしい」などの意見が出た。
連携計画は国交省の「地域公共交通活性化・再生総合事業計画」に基づき、23年度までの
3年間を実施期間とする。利用客の多い区間のシャトル便の運行のほか、湖西市内の新駅構想
(アスモ前駅―知波田駅間)、トロッコ列車の復活など誘客事業、サポータークラブの
結成などを検討する。
このほか、鉄道と道路を走行できる「DMV(デュアル・モード・ビークル)」などの
運行形態も検討する。