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どうなる巨額放送権料、中継中止は想定外だが…
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大相撲中継の放送権は、5年間の包括契約がNHKと日本相撲協会の間で締結されており、
現在の契約は2008年度から12年度までとなっている。
放送権料に関しては契約上の守秘義務に含まれ、具体的な金額は明らかにされていない。
関係者によると、年間6場所で計約30億円、1場所あたり約5億円に上り、
国民が負担する受信料でまかなわれる。
これまで大相撲は総合テレビ、衛星第2、ラジオ第1でそれぞれ数時間にわたって中継されてきたが、
名古屋場所は20分のダイジェストとなり、放送時間が大幅に短縮される。
ダイジェストとはいえ、NHKが放送権を行使することに変わりはないが、生中継中止は「契約上も想定されていないような特殊ケース」(NHK幹部)だ。
これまで通りの放送権料を満額払うかどうかについて、6日の記者会見で日向放送総局長は「通常とは違うため、
今後、相撲協会と話し合いをすることになる」と述べた。
(2010年7月7日07時20分 読売新聞)