10/06/01 00:42:13 DwBaCEtI0
「あなた霊感無いんですか!!!!????」
多分、僕の発言に微妙に見当違いがあったのだろう。
はい、ありません。でも魔術師です。と答えた。
すると、「実践魔術は初めてですか?(答える間もなく)何故魔術師を名乗ったんですか?
霊感が無いのに何故魔術師を自称したのですか? 常識があるじゃないですか。
まず霊感を身につけてからというルールがあるじゃないですか!」
と18センチのまま一気にかましながら、持ってきたグリモワールを手放さずにこう言った。
「これをお貸しすることは出来ません。マナーに反する人はお帰りください」
唖然とした。「だって家に実践魔術講座を持っているから、魔術師名乗っちゃいけないなんて書いてないから名乗りました。
じゃあ、今から霊感鍛えまくりますよ。それでも駄目なんですか?」と訊ねたら、また同じことを言われた。
秋端氏を見たら、氏は「あちゃー」という顔で奥でもじもじしている。
そっか、わかった。次は黒野さんだ。3秒ほど無表情で見詰めたら、反応があった。
「お客さんは酒を呑みますか? 利き酒って知ってますか?
利き酒が出来るようになる前にソムリエを自称しますか? そういうことです。そんな神経の人に名乗ってもらっては困るのです」
ここでまたウジュパさんがかまし始める。
「うちは結社の看板も出さずに必死にやっているのですよ。霊感無しの有象無象にかき回されちゃ、やっていけないんですよ。
霊感が無かったらまともに霊的深奥を味わえないじゃないですか?
そんな人に魔術師を名乗られたらもう終わりなんですよ、はぁーはぁーはぁっ」