10/04/28 03:52:10 1OyanieM0
愛とは何かを、人類は「まだ知らない」。
それゆえに、人は、「自分の思うところの愛」が、
「他の人が思うところの愛」よりもまさっている、と考える。
こうした「知ってるつもりの愛」を媒介にして、闘いが始まる。
愛とは何かを「知るに至っていない」のに、知っているかのように
愛を語るならば、愛は一人歩きをし始めて、凶暴なものに変節することがある。
わたしたちは、その光景を、歴史の中に、そして現在も日々、生活の中で見ているのだが、
そのことに気づく人は少ない。