10/06/12 19:59:18 4VrAtqac0
>>915
ペンフィールド博士が死の直前、自分の研究は全てを解明したつもりだったが、実は何一つ分かった事は無いと気がついた。と言って亡くなった。
このエピソードはその後、色々な人たちに誤解され、簡潔に言うとオカルトへの不可知性を示したと解釈される事がある。
しかし、ペンフィールドが言いたかった事は死後の世界も臨死体験も全て脳の中の出来事ではあるが、何故そのような未経験の記憶が側頭葉に在るのか?
という疑問は結局解決出来なかったという告白である。
古くはシェリーの「フランケンシュタインまたは現代のプロメテウス」 最近では映画の「ニルヴァーナ」なんかが、このテーマで興味がつきない。
存在論的または認識論的に考察するのも面白い。が、私たちは構造主義、ポストモダニズムの時代も通過して来た。
この時点において、声明、反復、論理的飛躍は減点対象になるように思えてならない。