死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?236at OCCULT
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?236 - 暇つぶし2ch2:ロザリー ◆PiGJDrhfQc
10/01/29 17:13:31 IEeQX+KqO
お~

3:本当にあった怖い名無し
10/01/29 18:33:25 tif37Bd90
おおおおおおおおwwwwwwwwwwwww

4:ロザリー ◆PiGJDrhfQc
10/01/29 18:38:17 IEeQX+KqO
シャレコワシャレコワ

5:本当にあった怖い名無し
10/01/29 22:17:52 gADae/VV0
もうこっちに書いてしまってもいいのだろうか?
それとも、まだ235が1000まで行ってないから、そっちに書くべき?

6:本当にあった怖い名無し
10/01/29 22:36:59 QNeG+vwqO
ワシャコレワシャコレ

7:本当にあった怖い名無し
10/01/29 23:24:04 roElh7x90
私(女)が中学二年生の時、実家の田舎に里帰りした時です。
家はかなり古くトイレは外にありました。勿論、便所は汲み取り式です。
それである夜、私は尿意に目が覚めてトイレに行きたくなりました。トイレは外にあるので余り行きたくなかったのですが、漏れそうだったので行くことにしました。
トイレは暗くかなり怖かったので早くでたいと思いました。
用を足してると便器の横でなにかが動いたように見えました。
するとそれは私の足から太ももにきました。それはよく見るとミミズが細くなったような奴でした。あまり大きくはありませんでした。
私は当然はやく祓いたいと思いましたが用を足しているので体制を崩せませんでした。
やっと終わって、祓らおうと思った時、それは跳ねて私の股の中に入ってくように見えました。
私は一瞬驚きましたがどこも痛くも痒くもなかったので、きっと逃げたのだろうと思いトイレを後にしました。

次の日の夜中またトイレにいって用を足そうとした瞬間、急に股が激痛してきました。
私は声も出さずにただ痛みが収まるのを待ってました。30秒くらいしてから痛みが収まってきました。
その時、股からあのミミズみたいなのが出てきました。驚くのもつかの間、今度は黒い小さな粒々が白い粘液ともに出てきました。やがて普通のおしっこが出てきました。
怖くなった私は両親に話して少し早めに実家を出て病院で観てもらいました。
しかし特に異常はありませんでした。
結局それからなにもありませんでした。
あの虫と黒い粒々はなんだったのでしょうか。私としては、あれは卵じゃないかと思います。

8:ロザリー ◆PiGJDrhfQc
10/01/30 00:34:31 INpLKpyiO
>>7
キモコワだね

9:本当にあった怖い名無し
10/01/30 00:42:27 VPeZqJew0
>>7
くせになるね。

10:本当にあった怖い名無し
10/01/30 04:51:00 o8C6cCHAO
>>7それ何て言う触手プレイ?

11:本当にあった怖い名無し
10/01/30 10:58:25 Kv5GF36ui
とりま前スレの1000おめ!

12:本当にあった怖い名無し
10/01/30 11:04:55 BNH5xCHd0
一乙

13:本当にあった怖い名無し
10/01/30 13:54:57 7MpmhVaEO
>>7
まんちょ見せい!(・∀・)

14:本当にあった怖い名無し
10/01/30 14:43:16 4flSu8MF0
比較的よくありがちなスレッドの一生

1、スレッドが立つ。
2、技術のある人間がネタを提供して盛り上げる。
   感動を求めて人が集まってくる。
3、オリジナルネタを書ける人間が乗ってきてさらに盛り上げる。最盛期。

4、盛り上がりに乗じて何も書けない魯鈍と白痴が寄ってきてスポイルする。
   彼らの無駄な愛着が逆効果を及ぼし、スレッドのレベルが著しく低下。
5、飽きて大勢が去っていき、行き場の無い魯鈍と白痴が残される。
   低レベルな自慢・偏見の陳列、煽りあい、無駄な罵倒、
   いわゆる「2ちゃんねる用語」を多用したお寒いレス等々が並ぶ。
6、煽りと罵倒しか出来ない魯鈍まで魯鈍同士の空疎な煽りあいに飽きて去る。
7、何も提供できない白痴が過去の栄光の日々を夢見て空ageを繰り返す。
   脳死状態。


いま5


15:本当にあった怖い名無し
10/01/30 14:47:58 xiIaxcrSO
昨日の話です

長年水商売をやってるんですが
朝洗濯をすませ携帯アプリに夢中になってたらもう夕方になってました
それから仕事は9時からなので少し仮眠しようかなと思いアラームをつけ眠りにつきました
といっても準備する時間まで一時間しかなくあっという間にアラームが鳴り響きます
私は後20分だけ・・とアラームを設定しなおし再び眠りにつきました
それはその20分間に起きた出来事です

16:本当にあった怖い名無し
10/01/30 14:50:42 xiIaxcrSO
眠ったものの
夢の中でそういえばママから早めに来てと言われてたことを思い出しすぐ起きようとしました
しかし体が動きません
私はなんとか起き上がろうとしました
するとグランという脳が揺れたような感覚とともに体が宙で一回転しました
夢の中ながらにああこれは夢だと確信しつつも
なぜだか必死に電気をつけようと宙でもがき
リモコンを捜しました
その時は電気さえつければきっと起きれるはずと思ってたのです
けれど思うように体が言うことを聞きません
するとある男の人がでてきました
その人は毎晩のように通勤中声をかけてくるいわゆるスカウトと呼ばれる男の人です
いい加減しつこく
店を移る気ないのに私は正直うんざりしてました
ましてや夢にまで出てくるなんて
するとその人が起こしてあげようか
と話しかけてきました








17:本当にあった怖い名無し
10/01/30 14:51:00 bmQOSGTii
>>15
はい、怖いねー。
楽しかったよ、ばいばい

18:本当にあった怖い名無し
10/01/30 14:52:14 HHDECPOwO
私は二度寝してしまい、次の日まで爆睡。当然仕事は解雇され、恐ろしい事に今無職です…

19:本当にあった怖い名無し
10/01/30 14:53:36 xiIaxcrSO
えっと思ってたら突然宙の私の髪をつかみあげ
無理矢理手マンしてきましたwww
こんな奴に・・欲求不満かっと自分で自分をつっこんだところで目がさめました
www
なにはともあれ起きれたので仕事に向かったのですが
行く途中例の男の人に会いました
私は少し気まずいなと思いながら通り過ぎようとしたんですが
彼は言いました

|∧,,∧
| ・ω・)
|⊂ ノ 
|ωJ
起きれた?

本当の話です
なにがなんだかわかりません



20:本当にあった怖い名無し
10/01/30 14:53:43 ++gpVQhxO
>>11
どうもー

21:本当にあった怖い名無し
10/01/30 15:32:02 26UIIubm0
ちょっとワロス

22:本当にあった怖い名無し
10/01/30 16:46:31 Jyge4KqYO
>>14

一時期6まで行ったよな。

23:本当にあった怖い名無し
10/01/30 16:55:25 7MpmhVaEO
>>19
で、実際は濡れてたの?

24:本当にあった怖い名無し
10/01/30 17:59:24 QrHZQjCe0

       このスレは

         r 、
            {  r
          }  し 'ヽ
      ,r‐''"   _, -'゙
       ヽ- 、  (
        ノ .r‐、`ヽ、,,__,...
      f"´_,ノ.  ヽ、 /
       ̄ ,r―- 、r、´
         ri.1l´フ,r'¨l 1
.        l.|,ノ_ '゙フ | |
.         |.「ri_].Lト, | |
.        |.l{_,.-‐'''" | |
         じ   ヽ┘.|
             `ー'_

    の提供でお送りします

25:本当にあった怖い名無し
10/01/30 21:08:36 N0p0K9kE0
ちゅまんね~


は~いつぎ~~

26:本当にあった怖い名無し
10/01/30 22:46:27 5OsraR240
次俺の番・・・・?


27:本当にあった怖い名無し
10/01/30 22:58:24 Yu+PRvxt0
AAが無きゃわりと好きだったんだけどなー

28:本当にあった怖い名無し
10/01/31 00:02:26 vtu/WEn6i
 その仏壇は部屋の中央、入り口正面の壁際にあった。
 衣装ダンスを二周りほど大きくしたその黒い箱の両脇には、デスクが二つ箱に向けて置かれていた。
 これらは総務1課長、2課長の席である。
 彼らの部下達は、仏壇に向けて机を並べていた。つまり課長席とは90度向きが異なる。そして1課、2課の間は通路になっているため、部屋を開けるとまっすぐに仏壇を見据えることになる。あるいは見据えられることになる。
 仏壇は格別に色の濃い黒檀で、表面に精巧な彫り物が施されているが、金具は取っ手と蝶番以外何もなく。全くの黒一色である。
 そしてその扉は閉ざされている。常に閉ざされている。

 この部屋の部署に配属された者は最初にこう言われる。
「決して触れるな。決して聞くな。決して語るな」
 こうしてこの部屋には線香も花も供えられない仏壇があるのだった。

 島崎も異動するなりそう言われ、最初こそ面食らったものの、慣れてしまえばどうということもなかった。課長の席の向きが変だが、課長に書類を見せている間にこの課で一番かわいい(だから一番前の席なんだろう、課長め)三波さんが隣に見れてかえっていいくらいだ。
 雑務に追われ、たまには同僚と飲んで、ごくごくたまには合コンもして、そして最後には寂しく一人ワンルームマンションに帰る日々だった。
 雑務と言いながら時には至急に対処しなければならない仕事もあり、そういう仕事が溜まって残業になることもある。
 「お先、明日までな」と課長に言われて、島崎がひとりぼっちになったのは9時を回ったころだった。
 「これ、徹夜じゃねぇの」
 他人事みたいに言ってみて、却ってひとりげんなりする。そんなのやってられない。

(続く)

29:28
10/01/31 00:04:05 vtu/WEn6i
(続き)

 11時になる頃、一段落というよりも仕事に飽きて、ゆっくり伸びをした時、例の仏壇が見えた。
 会社に仏壇?
 日常の喧騒が消え去り、闇夜をわずかに電灯が照らすのみの今初めて気付く。なんだってこんな異常な事を今まで見過ごして来たのだろうか。自分自身の思考の不可解さに首の周りが気持ち悪く感じられた。
 そっと席を立つ。
 仏壇の前に立つ。自分の背より高いそれは、ひどく精神的に圧迫してくる。
 軽く、ゆっくりと、触れてみる。
 しばらくそのまま動かない。何もない。当たり前だ。
 今度はじっくり撫でてみる。ひんやりと冷たい。そう言えば細かい彫刻に埃が積もっていない。誰かが掃除しているのか?あんがいあの掃除のおばちゃんだったり。
「決して触れるな。決して聞くな。決して語るな」
 そらぞらしく抑揚を込めて呟いてみる。
「だいたい目障りなんだよな。部屋のど真ん中にありやがって」
 両手が取っ手の鉄の輪に触れる。
 開かずの仏壇。中身には全く興味が沸かなかったが、今まで開いたところを見たことがない仏壇を今日、こんな日に開けてみるのは面白いと思った。
 しかし見た目が随分古めかしい。開けないんじゃなくて、もう開けられないんじゃないのか?
 すっと手を引く。と簡単に開いた。
 中には・・・何もない。いや、ひとつだけある。位牌だ。
 もうここまで来ると何も怖くない。手に取って見てみる。何も書いていない。
 無記名の位牌が壇上に1つ。隅から隅まで眺めたが、巨大な空間にあるものはそれだけだった。
 なんとなく白けた島崎は扉を閉め、仕事に戻った。徹夜にはならず最終電車で帰れた。

(続く)

30:28
10/01/31 00:06:07 fXy0MD5bi
(続き)

 翌日島崎は異動を言い渡された。
 昨日の仕事を意気揚々と渡したところでのカウンターパンチだ。しかも北海道の聞いたこともないような名前の支店だ。
「か、課長、俺が何を?」
「それは君が一番分かっているんじゃないの?」
 今日中に荷物をまとめるようにと冷たく言われて追い払われた。
 三波さんを見るといつもの笑顔で返してくれただけだった。
 独身者だからといってあんまりだ。組合か?裁判か?机に向って怒りを煮詰めこんでいると、知らない宛名のメールが来た。
「3F東端の喫煙室」
 それだけの内容だった。
 しかし何か頭の隅にまとわりついてくるような気がした。
 3Fの喫煙室。
 島崎は煙草を吸わないので、煙まみれの異常な部屋にげんなりした。
 なんとなく席に座っていると向こうが声をかけてきた。
 伊藤と書かれた社員章をぶら下げたその男に促されて部屋を出ると、煙のいくらかも外にあふれ出た。それを通りがかりの女子社員が煙たそうにはたいていく。
「喫煙者は今では最悪の悪役だよ」
 伊藤はそういって口だけで笑った。かけているメガネは分厚すぎるのか、レンズに直接目を描いたジョークグッズのように見える。
 連れられた小部屋には、テレビやビデオデッキらしきものから編集機器まであるようで、まるでテレビの編集室みたいだ。うちの会社とは畑違いもいいところだが。
 その部屋の真ん中のクッションのよくきいた席に伊藤は座り、島崎にはパイプの丸イスを勧めた。
 ひどい無精ひげを掻きながら話し始めた。
「君もこのままでは納得いかないだろう。まず俺だが、単なる観察者だ。つばめの巣作り、アサガオの成長、超新星を観察する奴もいるらしいな。この辺りでは明るすぎて無理だろうが」
「いらついていて気長に付き合ってられないんだが」
「まあ待ちなって、話には順序ってのがある」

(続く)

31:28
10/01/31 00:09:51 fXy0MD5bi
(続き)
 
 伊藤がリモコンの1つを操作する。
 するといくつも積み重ねられたテレビの1つが点灯する。映っているのは、
「あんたの部署だ」
 確かにその通り、天井の片隅から部屋全体を映している。そして例の仏壇が見える。しかし社員の姿が見当たらない。いや、一人だけ机に向って仕事をしている社員がいる。その席はそう、島崎本人の席である。
 テレビ内の島崎は大きく伸びをして、席を立った。
 そしてゆっくり仏壇に近づいていく。
 これは昨日の夜の映像だ。
 やはり今朝の異動は仏壇が関係しているのか?しかしなぜ?
「もう1つも見てみよう」
 伊藤が別のリモコンを操作すると、今映っているものの左側のテレビが点灯する。
 こちらは真正面に仏壇が映っている。このアングルだと部屋の出入り口の真上にカメラがあることになる。そんなところにカメラがあったか?島崎は見た記憶はない。いや、確か空調のフィンがあったはずだ。その中に?
 やがて左側のテレビにも島崎が映り、仏壇の前で立ち止まった。
 そして仏壇の扉がゆっくり開かれる。
「ここからだ」
 伊藤が左側の画面を指差す。
 すると、仏壇の内部から黒い靄のようなものがあふれ出してきた。
 それは重みがあるかのように床に溜まり、島崎の足のところで両脇に分かれてさらに先へと流れだす。
 画面を見ていた島崎が驚いて右側のテレビを見る。
 こちらではそんな黒い靄など見えず、ただ緊張感もなく仏壇を覗き込んでいる島崎が見えるだけである。
 もう一度左側を見ると、二つの流れになった黒い靄は、先端が合流するところだった。1つになった流れはしばらく続き、突如三つ又に流れが変わる。
「ああ」
 思わず島崎が呻いた。
 三つ又になった流れはそれぞれ、右手、頭、左手の形になったのだ。根元の二つの流れはちょうど足に見える。島崎がそれに気付いた時、靄の動きが変わった。
右手に当たる部分が床に手を付き、そこから靄全体が前に進んだのだった。腹ばいのまま手足を前後させ前に進んでいく。その動きはヤモリか何かのように見えた。
 
(続く) 

32:28
10/01/31 00:11:35 fXy0MD5bi
(続き)

「こっちのカメラは特注でね。人間に見えない波長の光も捉えるんだ。まあ、それだけじゃなくて特別なチューニングを施しているけどね。ま、人には見えないものが見える」
 島崎には伊藤の言葉がほとんど頭に入ってこなかった。仏壇からはさらに黒い靄が流れ出している。2体目だ。
 全く同じ経過を辿って画面から消えていく黒い人型の靄。そして3体目が姿を表していた。
 永遠に続く悪夢のように思えた現象は、画面内の島崎が仏壇の扉を閉めた事であっけなく終わりを遂げた。
「都合3匹」
 伊藤がそう言いながらテレビを消した。そして机の上に置いてあった書類を三枚島崎の方へ投げかける。
 会社向けの訃報だ。全然知らない部署の奴ばかりだ。
「死亡時刻と死因と死亡場所、死亡状況を見てみな」
 ・上野純平 加工食品事業部開発部主任 11時30分 窒息死 第3実験室 他の開発部員と製品開発作業中に突然昏睡状態に、救急隊員の到着時には既に死亡。
 ・高原幸太郎 ゲノム作物事業部副事業部長 11時42分 動脈瘤破裂 事業部長室 事業部の重役会議で発言中に即死。
 ・川辺喜一 瑞鶴警備派遣 11時35分頃 脳挫傷 巡回中に行方不明。他の警備員が捜索の結果、コンクリート製柱に頭部からぶつけた状態で発見。
 島崎は眩暈がしてきた。
 確かに時計を見ていたから覚えている。仏壇を開けたのは11時過ぎ。仏壇から這い出した黒いモノは3体、死人が3人。偶然で片付けるわけには・・・
「あいつらが憑き殺したんだ」
 伊藤はあっさりと言う。
「つまり、俺のせいだっていうのか?」
 伊藤が3つ目のリモコンを手に取った。
 また1つテレビが点灯する。そこに映っているのはゲノム作物事業部の事業部長室だ。
 事業部長を中心に年配の社員達が集まっている。副事業部長の高原がグラフや表の表示されたスクリーンを前に話をしている。
 そこに例の黒い靄が、猿のように腰を曲げて二本足で歩いて現れる。当然誰も気が付かない。
 黒い人型は高原に近づくと、ゆっくりと手を高原の胸に差し入れた。
 途端に高原が胸を押さえて倒れる。他の連中が慌てて高原に駆け寄る。
 そこで伊藤は画面を止めた。

(続く)

33:本当にあった怖い名無し
10/01/31 00:15:30 7CU4ECYDO
クララ

34:28
10/01/31 00:15:35 fXy0MD5bi
(続き)

 まさか、本当に?島崎はゆっくりと伊藤を見る。「知らなかった」で済まされる事なのか?
 伊藤は眉と肩を上げてみせた。
「ま、事故だわな。代々そういう扱いにしている」
 内心ホッとした自分が情けなくなる。
「左遷で済むだけマシって訳か。しかし、線香を上げに行く時間もないのか?」
 異動先へは明日朝に発たねばならない。
「当たり前だ。仏壇と怪死は決して結びつけられてはならない。そう決まっている。お前さんも今見た事は忘れるか、墓まで持って行くかしてくれないと困る。俺が」
「今まで何度こんなことが?」
「俺がここに配属になって5年。その間、同じ事をやらかした間抜け・・・失礼、は8人だな。人間誰しも開けるなと言われたら開けたくなるわな。しかし、あれをあそこから動かす訳にはいかない」
「動かすとどうなる?」
「余計ひどい事になる。3年前にあんたの上司の前の前の奴が『撤去する!』と叫んでな。そうやって腕を振り上げた状態で死んだんだそうだ。その後、息子に娘さん嫁さん父さん母さん、半年間で全員死んだそうだ」
「ひどいな」
「ひどいだろ?それを見続ける俺の身にもなってみろよ。こんな仕事を5年もさせやがって、ひどい会社だぜ、まったく」
 そう言うと不貞腐れたようにイスにもたれ掛かる。
「大体この特注カメラを何で取り付けてると思う?何かあったら偉いサンだけ逃げようって魂胆だったのさ。だから重役室にはこのカメラが付いている。
ひどい会社だぜ。ただ、オペレーターが報告しなけりゃそれも分からない。ま、偶然早く帰っていて報告できなかったってことも、あるんじゃないの?」
 伊藤がキキキと笑った。
 島崎は未だ頭の中が混乱していて伊藤の言葉が頭に入ってこない。だから伊藤が、自分自身今回の一件を防げる立場にあったのを棚に上げ、タブーを犯した本人に
どうにもならないこんなものを見せ付けて楽しんでいる悪趣味に気付けなかった。
「ま、死ぬわけじゃなし、異動先でも頑張んな」
 伊藤に肩を叩かれて意識が戻る。
「あ、ああ、ありがとう、教えてくれて」
 ふらふらとした足取りで部屋を後にする島崎。

(続く)

35:本当にあった怖い名無し
10/01/31 00:16:33 7CU4ECYDO
ハイ次

36:28
10/01/31 00:16:50 fXy0MD5bi
(続く)

「死ぬわけじゃなし、か」
 島崎が部屋を出た後で伊藤はそう呟き、リモコンを手に取った。
 高原の死を写した画面が再生される。
 倒れた高原に駆け寄って跪く社員達と反対に、黒い人型がゆっくりと背筋を伸ばした。
 そしてやはりゆっくりと周囲を見回し、来た時と同じように部屋を出て行った。
「事の張本人が無事で済む訳ないだろ?せいぜい周りに迷惑をかけないように、誰もいない営業所に飛ばすわけさ。ひどい会社だぜ、まったく」
 そう言いながら伊藤は陰険な笑みを浮かべキキキと呟いた。

(終)

37:28
10/01/31 00:17:36 fXy0MD5bi
昔書いたものが出て来たのでうpしてみました

38:本当にあった怖い名無し
10/01/31 00:18:53 PagmP8Sh0
終わった?じゃあ次

39:本当にあった怖い名無し
10/01/31 00:19:25 7CU4ECYDO
ペーター

40:28
10/01/31 00:21:00 fXy0MD5bi
あ、題名が抜けてました
「仏壇守(ぶつだんもり)」
です。
連投スマソ

41:本当にあった怖い名無し
10/01/31 01:01:06 fzkBQD/G0
>>40
乙でした。

42:本当にあった怖い名無し
10/01/31 01:07:40 yGGQ4y6L0
う゛ぇーう゛ぇー

43:本当にあった怖い名無し
10/01/31 01:46:02 WkMZEIFKO
面白いな。
「はい次」っていってる奴って自分で書いたことあるのかな?
才能ない上に調和を乱す奴は黙ってROMってればいいのに。
ニートと引きこもりは時間を持て余しちゃってるから邪魔したくてしょうがないんだろうけど(笑)

44:本当にあった怖い名無し
10/01/31 02:34:49 W0XXNcPx0
はい次。

45:本当にあった怖い名無し
10/01/31 03:04:17 l/LoGjstO
漏れの怖い話し。
おにんにん気持ちイイお(≧∇≦)
はい、怖い話し書いたから次からははい次連発するお

46:本当にあった怖い名無し
10/01/31 03:21:53 8jLds8zGO
きっしょ

47:本当にあった怖い名無し
10/01/31 07:55:26 qwiBdgUU0
おはようございます。

二年前に職場の機械に中指を
巻き込まれて、第二関節から
潰れて切れたのね。

痛いを通り越すってみんな体験
した事あまりないと思うけど
口では言い表しにくい、びりびりした感じ。

潰れてしまったんで、くっつける事は
出来なかったんだが
半年ほどで断面も塞がり、短い中指が完成したわけw

痛みも無くなった一年目、
たまぁ~に、無いはずの指先に激痛w
これにはマジで焦った。
ネットで調べたら、医学的に解明されてるらしい。

まぁ、それで安心していたわけだが
最近、祖父が急死する1時間前に
無いはずの中指に、強い力で握られた
感触を未だ怖くて忘れられん。

みんなに伝わるか分からんが
思わず怖くて書き込んでみる。

48:本当にあった怖い名無し
10/01/31 08:20:27 +AGrRifgi
>>47
無くなった手脚が痛むのは幻肢痛だよね

幻肢痛はともかく、お爺様が亡くなる前に握られる感覚って
不謹慎かもしれないが面白いな、初めて聞いた
ともかく、乙です


49:本当にあった怖い名無し
10/01/31 08:47:50 tmgBU4iW0
>>28
小説っぽいノリの話は恐怖感が半減することがあるんだが面白かった


50:本当にあった怖い名無し
10/01/31 09:10:18 y25e4nlS0
>>28
好評な感じなんで見てみたらイケて~る
これ創作なんだよね、次回も勝手に期待

51:本当にあった怖い名無し
10/01/31 10:57:19 WkMZEIFKO
>>45

お前が北海道の札幌市にいる事まではわかった。

52:本当にあった怖い名無し
10/01/31 12:58:20 l/LoGjstO
>>51
何言ってるぽ?
ぽれっちはメンタムでお馴染みの沖縄住民だぽ。
おっと、いかん沖縄訛りが抜けないぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ~ぽぽ(・∀・)

53:本当にあった怖い名無し
10/01/31 13:12:20 WkMZEIFKO
>>52

いや北海道札幌市でしょ?

54:本当にあった怖い名無し
10/01/31 13:14:25 l/LoGjstO
>>53
ぽれっちは生まれも育ちも沖縄だ!ぽ(# ゚Д゚)

55:本当にあった怖い名無し
10/01/31 13:28:43 fXy0MD5bi
「ピントが合わない」

11月7日土曜日、紅葉がきれいと評判らしい、◯◯公園へ出かけた。
メンバーはいつものとおり、SさんとK。
Sさんと会社の最寄り駅で待ち合わせ、そこから電車でニ駅。現地でKと合流する。
人は思ったよりも少なく、まずはひと通り回っていい場所を探し、ビニールシートを敷いて持ち寄った弁当を広げた。
早速大口を開けておにぎりにかぶりつくSさんに、シャッターチャンスと見た俺が自前のコンパクトデジタルカメラを向ける。
「ちょ、ちょっとやめてよ、今のはなし、なしよ」
カメラを奪おうとするSさんをガードしながら、液晶に画像を表示させる。
「ありゃ、手ぶれだ」
画面の左半分に、Sさんのご尊顔がブレブレになって写っていた。
「いや、違う。後ろの枝にピントが合ってる。手ぶれじゃい、ピンボケだよ」
横から覗き込んでいたKが言う。
さすがはカメラマニアというところか。
Sさんにはそれ以上の撮影を拒否された。
仕方がないからKなんかを撮りながら楽しく昼食を過ごす。

(続く)

56:55
10/01/31 13:31:05 fXy0MD5bi
(続き)

午後も見て回ろうとなった時、さっきのミスショットがどうにも残念に思えて、カメラを構えて
「Sさん、いい?」
と言ってみた。
「いいけど?」となんとなくポーズを取ったSさんに、カメラを向ける。
Sさんがファインダーの中央に来るように構えて、今度は慎重にシャッターを半押しする。
しかしピントが合わない。いつもならすぐに現れる緑のカーソルが表示されず、レンズの駆動音がいつまでも止まない。ピントを合わせようと行ったり来たりしているようだ。
また横からKが顔を出して来た。
「何やってるの?」
「いやわかんない」
Sさんもきょとんとした顔でこっちを見ている。
「やれやれ、これだから安物はいけませんなぁ」
そう言いながらKは、首からぶら下げているデジタル一眼レフカメラを構える。
ははーん、こいつSさんにいいとこ見せたいんだな。俺にはどうにも見当外れに思えたが、黙って一歩下がってやった。

(続く)

57:55
10/01/31 13:32:53 fXy0MD5bi
(続き)

KはそのままSさんにカメラを向けたものの、なかなかカメラから顔を外そうとしない。そのうちレンズを手で回し始め、一歩進んだり二歩下がったり、あさっての方向にカメラを向ける。
挙句すぐ横にいる俺の方へカメラを向けたところで、さすがに声をかける。
「おい、いい加減にしろよ」
Kが真っ青な顔をして俺に顔を近づけてくる。
「おかしい、Sさんだけピントが合わない」
「なんだよ、お前のカメラも大した事ないな」
「そうじゃない、周りの樹やお前の顔にはピントが合う。Sさんだけ、オートフォーカスでもマニュアルでも、どうやってもピントが合わない。レンズとミラーとプリズムを通した像、純粋に光学的な像のピントが合わないんだ」
「なんなんだよ、それ。そんな事あり得るのかよ」
「分からない。こんな話聞いた事もない。ああ、くそこれ見ろよ」
Kがカメラの液晶を指し示す。
そこには美しく紅葉した樹木を背景に、Sさんの全身像が写っていた。ただしSさんだけが、左右に素早く動いたようにブレていた。よく見るとブレの大きいところと小さいところが交互に細かく繰り返されて、横縞のようになっている。
「まさかさっきのも・・・」
俺は自分のカメラに、さっきのミスショットを表示させる。
単純にピンボケだと思ったSさんの顔は、予想どおり禍々しい横縞に覆われていた。
「そうか、Sさんにピントを合わせられないから、自動で後ろの樹に合わせたのか」
Kが一人うなずく。
「どうしたのよ?」
いつの間にか側にいたSさんに声をかけられて、慌てて俺たちはカメラを隠した。
「なによ見せてよ」
Sさんがカメラに手を伸ばすが、Kは懸命にそれを拒む。
「何かあるのね。見せて。見せて欲しいの」
急に迫力の増したSさんに、Kもしぶしぶとカメラの液晶を見せた。
「・・・!!」
さすがに絶句したSさん。俯くと絞り出すような声で言った。
「消して、消してお願い!」
結局このまま解散となった。
帰り道、俺一人で彼女を送る間、ひと言も声をかける事ができなかった。

(続く)

58:55
10/01/31 13:34:13 fXy0MD5bi
(続き)



ここまでが今朝、俺がパソコンの中から見つけたドキュメントファイルの内容だった。
このファイルは、俺が書き溜めている小説を保存するフォルダに、11月8日2:07の作成日で置いてあった。
全く身に覚えのない内容だった。
今、11月8日、日曜日。午前十時を少し回ったところだ。
昨日は確かに紅葉を見に行った。大学時代からの親友、加藤の撮影趣味に付き合って。しかし行ったのはこの二人だけでだ。ドキュメントにあるKが加藤だとして、Sさんとは誰だ?
携帯電話を取り出すと、加藤に電話をかけてみる。
しかし不在通知。
電話を切ると連絡先一覧を見てみる。
イニシャルがSの人、女性の名前で登録している人。皆全て顔を思い浮かべることができた。そしてここにあるSさんではないと確信が持てた。
携帯のメールも見てみるが、憶えのないものはなかった。
次にコンパクトデジカメの保存画像を表示してみる。昨日撮影した紅葉の写真が続き、昼食を食べる加藤の写真なんかもあった。
しかしSさんらしい女性の写真は一枚もなかった。
念のためファイル名を確認するが、自動的に付けられた連続した数字のファイル名は、順番に見ても途中で欠けてはおらず、ファイルを消去した痕跡はなかった。

(続く)

59:55
10/01/31 13:35:30 fXy0MD5bi
(続き)

ここまでして少し冷静になってみた。
このドキュメントは昨日の出来事を元にしたフィクションだろう。
よる遅くに作って、すぐに寝たから忘れたんだろう。あるいは酒でも飲んで書いたのかもしれない。普段飲まないだけにどんな酔い方をするか予測がつかない。
俺は思わず苦笑し、ドキュメントファイルを閉じた。

と、そこにパソコンのメールが届いた。
送り主は加藤だった。
また例によって昨日の撮影の成果を送ってよこしたんだろう。
大抵ファイルサイズが大きく、数も多いのでいい迷惑だった。
メールを開けると、メッセージが一行だけ。
『これ、何だと思う?』
画像ファイルが三枚添付してある。
嫌な気分になりながら開けると、果たして、紅葉を背景にして中央にブレたヒトガタが写っていた。
他の二枚も構図が若干違うだけで同じようにブレた何かを写していた。
よく見ると細かい横縞が入っている、先のドキュメントの内容と一致する光景だった。
あのドキュメントの内容は事実だというのか?

(続く)

60:55
10/01/31 13:36:51 fXy0MD5bi
(続き)

だとすれば、最大の疑問が。
Sさんとは誰なのだ?
そこでふと閃いた。
メールソフトに並んでいる保存フォルダ。その中のdeleteフォルダを表示させる。
過去に削除したメールの一覧が表示される。ほとんどがメーリングリスト、ダイレクトメールの類いだ。
『◯◯特価セール・・・』
『××からのお知らせ・・・』
『今日の△△・・・』
念のために一つひとつメールの内容も確認していったが、過去三ヶ月の範囲で期待したものは見つからなかった。
ここでdeleteフォルダの下にspamフォルダがあるのに気づく。
このパソコンでメールを読み込む時は、セキュリティソフトの機能で、スパムメールを自動的にspamフォルダに隔離することを思いだした。
spamフォルダを開いて先程と同じように内容を確認していく。
そのうちの一つ、題名と送り主が文字化けしているメールを広げると、以下のようなメッセージが。
『地図のアドレス送るよ。印刷よろ さとみ』
メッセージに貼られたリンクを広げると、地図のサイトが立ち上がる。そこに置かれたアンカーは、まさに昨日行った公園を指し示していた。

(続く)

61:55
10/01/31 13:38:11 fXy0MD5bi
(続き)

よし、見つけた!
思わず拳に力が入る。
過去三ヶ月で「さとみ」からのメールは二十通程度だった。
彼女は俺の会社の同期で同じ部署、よく一緒に遊ぶメンバーに入っているようだった。違う会社の加藤にも俺が引き合わせたみたいで、加藤に同時送信したメールもあった。
「さとみ」の恋愛相談も受けており、全く知らない女性の悩みに、俺が答えているのを読むのは不思議な感覚だった。
もはやSさんがさとみさんであることは間違いなかった。
そして恐ろしいことに彼女は消えてしまっている。
俺や加藤の記憶、携帯やデジカメのデータから。
しかし彼女は痕跡を残すことに成功した。それが彼女の意思によるものかは分からないが。
携帯やデジカメは消したデータが残らないので完全に消えたのだろうか。
一応念のためにデジカメをパソコンに接続した。
新しいフォルダが出来ているかもと思ったが、見つからなかった。
ついでなので、デジカメ内の画像データをパソコン内のいつも入れる保存先にコピーした。
するとファイル名が変わった。
連続した数字のファイル名だったはずが、途中で何度も数字を飛ばし、結果的に最後のファイル名は携帯のものより4多い数字になった。
欠番が四つもできたのだ。
これは削除された画像ファイルと考えてよかった。
しかし全く腑に落ちなかった。何故パソコンにコピーしただけでファイル名が戻ったのか?

(続く)

62:本当にあった怖い名無し
10/01/31 13:39:56 Y8nWSxyd0
糞つまらねえ上に長いな。
支援してやるからとっとと終わらせてくれや

63:55
10/01/31 13:40:25 fXy0MD5bi
(続き)

もう一度考えてみる。
最初、パソコンの中から昨日の出来事を記したドキュメントファイルを見つける。
携帯、デジカメには痕跡なし。
加藤がメールで痕跡の残る画像を送ってくる。
メールのspamフォルダからさとみさんとのメールの痕跡を見つける。
デジカメのデータをパソコンにコピーすると、画像が削除された痕跡が見つかる。
・・・すべての痕跡は俺のパソコンから見つかっている。
俺はもう一度加藤に電話をする。
「おーさっきは悪い、コンビニ行ってた」
「ああ、それより、さっき俺のパソコンの方にメール送ったよな?」
「メール?送ってないよ。今日はまだパソコンも立ち上げてないし」
「え?昨日撮った画像はどうした?」
「ああ、昨日のうちにチェックしたぜ。きれいなもんだ。さすが俺だな」
「変なもの写ってなかったか?」
「変なもの?今のお前以上に変なものか」
「ああ、まあいいわ。なぁ、さとみさんて知ってるか?」
「誰だそれ?大丈夫か?お前本当に変だぞ」
「ああ、いや大丈夫。悪かったな」
じゃあな、と言ってなんとか電話を切る。
これでほぼ間違いない。
さとみさんの痕跡は、俺のパソコンの中にだけ残っている。
だが何故?
そこにパソコンへメールが届く。

(続く)

64:本当にあった怖い名無し
10/01/31 13:42:24 TAsR9CuK0
乙支援

65:55
10/01/31 13:42:33 fXy0MD5bi
(続き)

題名、空欄。送り主、さとみ。
メールを開くとメッセージは何もない。
動画ファイルが一つ添付されている。
そのファイルを広げる。
最初真っ暗な画面。
やがて中央に縦に長い白いもやが現れる。
輪郭がはっきりして来て、それが人だと分かる。
しかしそれは左右にブレていて、ブレは細い縞状に連なっていた。
それの右手がゆっくりと前に突き出される。
『ミツケテ クレタネ 。 ネエ コッチ キテクレルヨネ?』
彼女はそういうと確かにニッコリと笑った。

ああ全てを思い出した。さとみさんだ。さとみさんは確かに実在した。
そして思い出す。
おととい金曜日の夜十時ごろ、会社の給湯室でさとみさんとコーヒーを飲んでいた時。
「なんとか今日で区切り付けられそうだね」
「まーな、でも来週から違う奴がきつくなってくるし、本当消えてしまいたいよ」
「消えたいの?」
とさとみさんが顔を覗き込んでくる。
「じゃあ、一緒に消えちゃおうか?」
いたずらっぽい眼をしてくる
「いやーやっぱやめとく。いっぺんに二人も消えたらマネージャーがショック死するぜ」
「確かに」
背を向けてコーヒーを飲む。
「ねぇ、タカハシくんて覚えてる?同じ部署にいた」
「タカハシ?いったっけそんな人」
仕事で頭が一杯だったから気にしなかったが、あの時すでに始まっていたんだ。

(続く)

66:本当にあった怖い名無し
10/01/31 13:43:21 Y8nWSxyd0
まだかよ…

67:55
10/01/31 13:43:32 fXy0MD5bi
(続き)

俺はそっとコンパクトデジカメを手に取ると、腕いっぱい伸ばしてレンズをこちらに向ける。
そしてシャッターを半押しする。
デジカメがピントを合わせようとするが、レンズの駆動音は鳴り止むことがなかった。

(終)

68:55
10/01/31 13:44:10 fXy0MD5bi
終わりです。

長文スマソ

69:本当にあった怖い名無し
10/01/31 13:44:39 Y8nWSxyd0
おつー

70:本当にあった怖い名無し
10/01/31 14:27:43 h1/mrjV30
「高架下」
 バイトに行くのにバイクで走ってた。
小雨が降る夜だったんだけど、バイトの時間には少し早くてちょっと煙草でも吸おうと高架下でバイクからおりたんだ。
で、軽く一服してたわけなんだが、ふとあることに気がついた。いつも走っている道とは別に道があったんだ。
「へ~、こんなところに道があったんだ」と10数年間気づかなかった地元の道ってことで興味が出てきた。
「これ…、どこの道に出るんだろ」と、バイトまで時間があるから走ってみることにした。国道と田んぼに挟まれた道が続いている。「ほんと、どこにでるんだろ?」と走っていた。
すると、バイクのライトが電信柱の横にある何かを照らした。「なんだ???」スピードを落とす。
……どうやら人みたいだ。横は田んぼだし、農家の人だろうと思ったんだ。その時は…。


71:本当にあった怖い名無し
10/01/31 14:48:11 Ht+9JlsvO
別の人か?
これも、良作ぽいな。

72:本当にあった怖い名無し
10/01/31 15:45:14 h1/mrjV30
 スピードを落としたまま、その人に近づく。電信柱にもたれてる。動かない。何をしているのだろう。短い時間でそれくらいのことを考え、そしてその横を通り過ぎた。で、ちらっとその人を見た。
 「!!!!!!」
 バイクのアクセルを一気に回す、この場にいたくない!そう思った。
「何だあれは!?人じゃない!!!」
 そう、人は人だがあんな体制で生きていられるわけが無い。体は直立なんだけど、頭が…、頭が肩のほうに首が90度折れ曲がって電信柱に頭を当ててもたれかかっていたんだ。
一瞬だったけど、無表情なおじいさんともおばあさんともとれる顔、とにかく老人だったと思う。
心臓の鼓動が早い。呼吸が乱れる。ほんとうに驚いた。あそこまではっきりと視えてしまうとは…。
 さっさとバイトに行こう。そう思うはいいが戻る気にはなれない。だから、知らない道を突っ切るしかない。そう、知らない道を…。


73:ミザリー
10/01/31 15:51:11 l/LoGjstO
>>68
つまんない。
二度と書くなよ、池袋がm

74:本当にあった怖い名無し
10/01/31 16:00:14 h1/mrjV30
「くっそ~、霊感があるとは自覚してたけどあれだけはっきり視えるのかよ~!最悪だ~!」とか、独り言を言いながら、まだ走ってた。
バイトまで時間はあるとはいえ、知らない道を走っているわけで、どこに出るかもわからないし、まぁ、別の意味で”でて”しまったわけなんだけど…。
 と、しばらく走っていると、向かって左側に高架下が見えた。しめた!!そこをくぐって別ルートで元の道に戻れるかもしれない、と思い高架下に向かった。
まぁ、雨も降っているし、気持ちを落ち着かせたいっていうのがあって、高架下で一服することにした。雨が少し強くなっているな…。
そこには雨音と風の音、上で車が通り過ぎる音だけが鳴り響いていた。音が反響してちょっと怖い。しかもカッパを着て走っていたとはいえ寒くなってきた。
まぁ、あんな体験した後だし。とか一人で苦笑いをしたりして…。そこで、音楽を聴きながら行こう!とiPodと取り出した。
そして、音楽を聴きながらヘルメットをかぶりバイクのエンジンをかけた。この高架下を通り抜けるために…。


75:本当にあった怖い名無し
10/01/31 16:01:46 y8erNCo20
書くときはメモ帳とかに下書きしてから一気に投稿しような

76:本当にあった怖い名無し
10/01/31 16:02:05 Be7/KdDZO
ハイジ って自分も書きたいんですが、タイミングがわかりません。
適切な使い方を教えて下さい。

77:本当にあった怖い名無し
10/01/31 16:03:51 l/LoGjstO
>>76
分かった。
ハイジ、コウツカウンダヨ、ペター…

78:本当にあった怖い名無し
10/01/31 16:14:43 h1/mrjV30

「ん~?なんだぁ~?」おかしい。違和感。
進もうと思う方向がこんなにも暗いか、っていうぐらい暗い。
ライトで先を照らすが約5メートル以上先がはっきりみえない。
この、通ろうとしてる高架下がどんなのか説明をしていなかったわけだが、トンネルに近い。3,4メートル上を道路が通っている。この道路の道幅からして、突っ切るのに10メートルあるかないか。ほとんどトンネル状態。
で、まぁ、先がみえないわけで。高架下もといトンネル抜けた先に、民家や店・工場などの光が灯っているのがうっすらでも見えてもおかしくないはず…。
「今、夜とはいえ暗すぎやしないか?」と思いつつ早くバイトに向かうべくアクセルをゆっくりと回していった。


79:本当にあった怖い名無し
10/01/31 17:00:41 Q69x59+O0
>>78
【重要ルール】
 ・長文を投稿する時はメモ帳等で全部書き終えてから一気に投稿しましょう。


80:本当にあった怖い名無し
10/01/31 17:02:57 h1/mrjV30
ごめんなさい;; 思い出して急に書きたくなっちゃって。では、一気に逝きます!!

 バイクをおそるおそる発進させ、進む。
 「?」
 「??」
 「???」
 …ない、出口がない??
もう数分走っている。しかもバイクで。おかしい。やっぱりおかしい。さっきあんな事があったから何かまずいことになってるんじゃ…!?と焦っていた。
そう、その予感は的中した。
『…ぺたっ』
 「ん?」
 『ぺたっ…、ぺたっ…』
 何か、はだしで廊下をあるいているような、そんな音が聞こえる。いや、まて、今自分は音楽を大音量で聴いてるはずじゃ?
 音楽は聞こえている、でも、足音も聞こえる。どういうことだ?出口が無いから気が気じゃないっていうのに更に追い討ち。かなりパニック状態に陥っていたんだと思う。
 「あ~~~~!うわ~~~~~~~!」叫びまくり。
 でも、足音は消えない。直接頭に響くような、そんな音。
『ぺたっ、ぺたっ、ぺたっ!!!』
 足音はスピードを上げてきているようだ。近づいてきている気がする。でも、振り向けるわけが無い。
バイクのメーターを見ると60km/hは余裕に越えている。
「やばい、やばい、やばい!!!」
本能がそう告げる。でも足音のスピードがさらに上がっていく。
 『ぺたっ、ぺたっ…ぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺた!!!』
 もう、すぐ後ろだっ!!死ぬっ!!と思った瞬間。
  シーン…
 音がやんだ。耳元では大音量で音楽がなっている。「助かった~…」と安堵した。

81:本当にあった怖い名無し
10/01/31 17:03:37 h1/mrjV30
 その瞬間
 『バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!』
 ヘルメット(フルフェイス)をものすごい勢いでたたく音が。衝撃は無いがものすごい音だけが頭に響く。絶対に後ろにいる!それがヘルメットを叩いている。
 『バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!』
 「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
もうフルスロットルで走り、叫ぶしかなかった。いや、声になっていなかったかもしれない。後ろなんて振り向けるわけが無い。ミラーなんてその時へし折ったのだから。

…数10分走っただろうか、恐怖の絶頂に達したか!?というくらいにフッ!!と急に周りの景色が変わった。
「出れた…のか?」
前には田んぼが広がっている。ぼんやりと民家だろうか、ずっと先に光がみえる。
助かった!!そう思い一目散に元の道に戻ろうとバイクを走らせた。そして、元いた道まで戻り、そこで携帯を開いた。
そう、安心した瞬間、数10分走ったことでバイトに遅れるのでは!?、と急に冷静になったんだ。で、時間はというと…。
「え?…脇道に入ってから2分ちょっとしかたっていない…??」
あの先のみえない高架下は?足音は?ヘルメットを叩かれた音は?鮮明に覚えている。
でもこれはどういうことだ。自分だけ時間の流れが遅かったのか?あの恐怖体験は?もう、何もかもがわからなかった。
異次元に迷い込んでしまったような…、狐につままれたような感覚のまま、異様な寒さに、恐怖に体を震わせバイトへ向かった。

 とある夜の話は以上です。


82:本当にあった怖い名無し
10/01/31 17:04:46 h1/mrjV30
 ―後日―
 友人にその話をしたところ、その高架下を見に行こうじゃないか!と、まぁ、当然の流れなのだけど、行くことになった。もちろん明るいうちに。
 そして…
 「そうそう、こっちの道に入ったんだけどー」
 といった瞬間、友人は「はぁ?」って顔になった。自分はというと「はぁ!?」って。意味がわからなかったのだ。
 道が無い。というか、フェンスが立っている。その先は、ボロボロのあまり舗装されていなそうな道?が続いていた。
 確認のためといって、フェンスを越えずっとその道を行ったが、あの老人のもたれかかった電信柱は見当たらない。しまいには、その問題の高架下が見つからない。
 結局その日友人には馬鹿にされ散々な一日だった…。

 でもね、その数日後、近くの高架下で死体が見つかったんだ。自殺だと思われるものが。
 車の排気ガスを車内に、ってやつらしかった。しかも、その車一ヶ月近く放置されていたんだ。日陰になっていたとはいえ、くそ暑い夏の中一ヶ月。どうなっていたかも想像したくない。
でも、今考えるとこの人が見つけて欲しくて、自分に訴えかけていたのでは?と思った。でも、あんなことされると…ねぇ?無理じゃぁないと思いませんか?
〈終わり〉


83:本当にあった怖い名無し
10/01/31 17:09:20 XHfY6XNR0
はあ?いや、、まじではあ?

84:本当にあった怖い名無し
10/01/31 17:26:29 Ah1U1lbLO
すごい投稿をみつけてしまった

85:本当にあった怖い名無し
10/01/31 17:27:52 Q69x59+O0
>>82
時間かけまくって、レスを無駄に消費しまくって、そのオチか…
まぁ、乙とだけ言っておくよ


86:本当にあった怖い名無し
10/01/31 17:32:51 Be7/KdDZO
ハイジ

87:本当にあった怖い名無し
10/01/31 18:16:26 fXy0MD5bi
父方の田舎で聞いた話。
明治時代、ここからさらに山奥にA村という寒村があった。ひどく貧しく年中食べ物に不自由していたという。
そのため間引きや姨捨も頻繁にあったようだ。
ところがある年、その村だけが大豊作に沸いているという噂が流れた。
味や大きさも立派な農作物が山ほど取れ、麓の街で売りさばい結構な稼ぎになっているそうだ。
それを妬んだ同じくらい貧しい隣村の若者が、農作物を盗もうと真夜中A村に潜り込んだ。
そして畑を見つけると、噂どおり立派な大根を引っこ抜いた。
「ぎゃあああああああああああああ」
凄まじい叫び声が、その大根から聞こえた。
この話を聞き及んだ近隣の村々は寄り集まり、総出でA村に押しかけた。
A村の畑を検分すると、畝のところどころに不自然な盛り土がしてあるのが分かった。
ここに至ってA村の村長は観念した。
A村ではある呪(まじな)いでもって、大豊作を興させたのだという。
それは、嬰児を生きながら畑に植えて、養分とするものだった。
しかしこうして露見したからには効果はなくなる。それどころか呪(のろ)いが返ってきて村は終わりだ。
そう言って村長は泣き崩れた。
事実、三年と経たないうちにA村の連中は死に絶えたという。
しかし近隣の村々でA村を悪しざまに言える者はいなかった。
そもそもなぜあれほどの数の嬰児がA村にいたのか?この近隣の村々では、嬰児を間引きする時にはA村に送り、処理の代行、つまり押し付けるのが慣習となっていたのだ。

88:本当にあった怖い名無し
10/01/31 18:26:11 5JmfwWJy0
>>87
TUMANNEEEEEEEEEEEEEEEE
もう死んでいいよ。
首吊ってバイバ~イ

89:本当にあった怖い名無し
10/01/31 18:48:54 WkMZEIFKO
ハイジ厨ってなんだかんだで作品が投稿されてから増殖するな。
どんだけ暇人なんだよ(笑)

90:本当にあった怖い名無し
10/01/31 18:56:42 Hh/9lzDDO
カノジョ。けど重い。ノロケじゃない。
もう、悲劇のヒロインに浸りきっててイタい。俺の発病後、カノジョは仕事をやめ、俺の看病がしたいと言い出す。
身内が近くにいないので、助かるけど仕事辞めんの?実家だから大丈夫。とのことで看病スタート。
始まってみたら、ガソリン代だ新しい洋服が欲しいが金がないだ言い出す。俺の貯金を使い始める。俺の残高毎月減って行く。
ネットで俺の病気を調べて来ては、主治医と話してくる!とか言って古い事例持ち出してきてとんちんかんな質問したりしてる。主治医には毎回平謝り。
カノジョには病状変われば説明してくれるしって言っても聞かない。
実際俺のは死亡率が高い病気ではあるんだが、今のところ治療は順調なのに、同じ病気で闘病途中で亡くなった人のブログとかをプリントアウトしてきては読ませようとする。残された人の気持ちがわかると言って泣く。
主治医からも、カノジョの様子はおかしい。君が精神的にまいる前になんとかしたほうがいい。なんだったら精神科を紹介する。と言われている。
その話をカノジョにしたらガン切れして暴れ出し、俺の輸血中の点滴の管引っこ抜くわなんだで部屋中血まみれ。なんぞこれ。
とりあえずカノジョの母親に相談して、カノジョが追いつめられてるみたいなのでゆっくり休んでもらって欲しいと伝えた。
次の日、ムスメが心配だっていうから代わりに来たのよー、とカノジョの代わりにカノジョの母親が来て4時間居座る。
俺、病気じゃなくてこの親子にやられる。気がする。こんなのが6ヶ月続いてる。

91:本当にあった怖い名無し
10/01/31 19:09:04 YluR3YDQO
まぁこんな書き込みしてるって事はまだまんざらでもないし、追い詰められて本当に後がない…って心境ではないんだろうな。
本当に最後の文のように思うのなら、既に何かしらの行動を起こすべきだろう。
一刻も早く、彼女や母親の事とか全部引っくるめて、信頼できる人や主治医や機関に相談すべき。


92:本当にあった怖い名無し
10/01/31 19:10:38 TT28Q5JrO
>>90
す、スマン

わろたw

93:本当にあった怖い名無し
10/01/31 19:43:59 ViK2G9vX0
>>90
うん、その母娘に殺される前に逃げた方がいいよ
その悲劇のヒロインの立場に酔いしれたいだけの彼女にしてみれば、恋人が病死したら最高に盛り上がる展開だからね…

94:本当にあった怖い名無し
10/01/31 19:48:14 WkMZEIFKO
>>90

全快したら殺されるな(笑)

95:本当にあった怖い名無し
10/01/31 19:56:23 qnQLgw8Z0
>>90
懐かしいコピペだな。まだ生きてんのかな?

96:本当にあった怖い名無し
10/01/31 20:45:41 fXy0MD5bi
父方の叔父に聞いた話。
父達の実家は山奥にある、文字どおりの田舎の村なので、ある程度大きくなった子供にとっては退屈な場所だった。
特に不良気取りの少年達には。
叔父が中学一年だったある日の放課後、同じ学校の三年生の杉田とその手下に捕まった。
杉田は制服を「ツッパリ」風に改造して学校内で幅をきかせている、正直関わりたくない奴ナンバーワンだった。
杉田達は叔父ともう二人捕まった生徒を連れ、裏山への道へ入って行った。
その先には古い墓場があり、十基ほどの墓と六体の地蔵が据えられていた。
なんだかすごく悪い予感がした。
杉田は手下から金属バットを受け取ると、捕まった一人に差し出した。
「あいつ気に食わねぇ」
と杉田は地蔵の一体を指差し。
「首ぶっ飛ばせ」
とだけ言った。
言われた少年は半泣きになり、
「すみません、勘弁してくださいよ」
と頭をペコペコ下げた。
それを見て手下どもが笑う。
捕まってる叔父ともう一人も真っ青になっていた。
杉田は何も言わず、じぃっと少年にガンをたれる。
地蔵も怖いが杉田も怖い。叔父もそう思ったという。
少年はよろよろと地蔵の前まで行くと、バットを構えた。
「やれ、やれ」
手下どもがヤジる。
意を結した少年がフルスイングする。
カーン
地蔵の首が藪の中へ飛んで行った。
「あーあ、やっちまったやっちまった。呪われるぞー」
手下のヤジについに少年がポロポロ涙を流す。
それ見て杉田が満足そうにニヤーっと笑う。
サドという奴だ。叔父は尚更杉田が怖くなった。

(続く)

97:96
10/01/31 20:47:44 fXy0MD5bi
(続き)

「次、あれ」
叔父の隣にいた少年に、杉田が金属バットを渡す。
今度の少年は迷う事なく地蔵に向かった。どのみち仕方ないのだ。
しっかり構えて、フルスイング。
ドッ
しかし金属バットは地蔵の肩に当たり、衝撃で台座から落ちた。
「なにやってんだよー」
手下どもがヤジる。
叔父が地面に転がる地蔵を見ると、頭から落ちた地蔵の首は折れていた。
「何やってんだよ」
杉田が打ち損なった少年の足にケリを入れる。
ウッとうめいた少年はそのまま地面に転がる。
「最後 、お前」
叔父の番だ。
「お前、野球部だよな?」
確かにその通りだった。とは言え今はただの下っ端だが。
「あれ行け」
これまでの地蔵の倍はある一体を指差した。台座の位置が他より低いので、頭に高さはそれほど変わらなかったが。
その地蔵を見た瞬間、叔父はイヤなかんじがした。
とんでもないことになる気がした。
「勘弁してください、勘弁してください」
杉田は無言でみぞおちにパンチを入れてきた。
それでも必死に踏ん張って。
「あれだけは、あれだけは勘弁してください」
「聞こえねぇ」

(続く)

98:96
10/01/31 20:48:38 fXy0MD5bi
(続き)

そう言う杉田の目はギラギラして、どんなことでもやりかねない怖さがあった。
諦めた叔父はゆっくり地蔵に近づいた。
間近で見ると、よりイヤなかんじが強まった。
「許してください、許してください」
口の中でつぶやきながら金属バットを振りかぶる。
飛ばす方向を見ると、視界の端に杉田がこっちを睨んでいるのが見える。
フルスイング。
ゴッ
瞬間、杉田の首が三回転して捩じ切れ、そのまま頭が前のめりに落ちた。
地蔵の首にはヒビ一つ入ってなかったという。

(終)

99:本当にあった怖い名無し
10/01/31 21:17:44 WomZtmp3O
地蔵GJ

100:本当にあった怖い名無し
10/01/31 21:52:42 9q7rBYBB0
>>98

まさしく天罰ですな

101:本当にあった怖い名無し
10/01/31 22:48:31 WkMZEIFKO
>>98

地蔵「三回まわって『ワン』って言えよ。」

102:本当にあった怖い名無し
10/01/31 23:40:18 DCHTJe4W0
猫が寝込んだ

103:本当にあった怖い名無し
10/01/31 23:49:26 CyoBdlRrO
>>101
アッー!

104:本当にあった怖い名無し
10/02/01 00:10:30 Qvu9SpjP0
つまんねえよ、類似のコピペがあるじゃんかよw
しかも劣化版だし・・・・・
もうね、コピペの改変ごときは通用しないっての。
もしコピペ改変でなかったら、スレタイが理解できない相当な知障だな

105:本当にあった怖い名無し
10/02/01 00:10:58 ZhFsBjeLO
地蔵「俺のバットがカッチカチだよ。」

106:本当にあった怖い名無し
10/02/01 00:45:23 pw5ogvnCi
>>104
その類似のコピペ教えて
比べてみたい

107:本当にあった怖い名無し
10/02/01 00:50:19 GQqv8hrE0
少し前の話。

突然、夜中に携帯に電話がかかってきた。見ると仲のいい友達。なんじゃろと
思って出ると、突然「死にたい」と言い出した。理由を聞いても、はっきりせ
ず対応しようがない。ついでに言うと、こっちも酒を飲んでおり、いい気分で
いたので多少苛立ちがあった。そのせいか、「死にたいなら死ぬがいいさ」と
あっさり言ってしまった。友人は、「そうか」と一言言って切ってしまった。

次の日、彼はごく普通に大学に来ていた。最後にあんなことをいったとはいえ
心配だった俺は彼に夜の出来事のことを問いただした。
「いや、俺お前に電話掛けてないけど?」
彼の答えはそれだった。ふざけんなと言いながら、着信履歴を見せると彼は笑
いながら
「そっちの携帯落としちまったから、今は2台目の携帯で連絡してるだろ?」
ともうひとつの携帯を見せた。そういえば、アドレス帳のこいつのデータは二
つ登録されていて、夜にかかってきたのはなくした方の携帯だった。

では、昨日かけてきた相手は誰だったのか?大丈夫なのかと、悶々としていた
ときすぐに答えは出てきた。

「おい!Bが電車に飛び込んで死んだってよ!」

ちなみに、Bの持ち物を調べてもらったところ、友人の携帯があったそうだ。

108:本当にあった怖い名無し
10/02/01 01:46:59 04Ven5EIO
>>107
自殺後押し罪でつね…
通報しまつた(>Σ<)

109:本当にあった怖い名無し
10/02/01 03:34:52 /oK/LN/90
>>107
ハァン

110:本当にあった怖い名無し
10/02/01 04:24:55 P6E+zL03O
小学5年生の頃の話
その日は林間学校でした。皆で作るご飯、お泊まり、とくれば後は肝試し
男3女3の六人グループで森の中を懐中電灯だけで散策して宿舎に戻る
といったありふれたヤツでした。その森は地元では自殺の名所と名高く、昼間でも足を踏み入れたくない場所です
よりによって私はしんがりをつとめるハメになりました。
途中で先生たちが潜んでいて、度々私たちを脅かして来ました。これが意外に怖かった
そしてゴール近くの目印である小川と小さな橋に差し掛かった頃、私はこの日一番の恐怖を味わいました。
何かにつられるように橋のそばにある大木を見上げると、明らかに首吊り死体と思われるモノが静かに揺れていました
前をいく友達は気付いていない様子。私はきっとアレも先生達がしかけたモノに違いない。と思い込んでその場を足早に後にしました
と、宿舎の明かりが見え始め、皆の緊張の糸が緩みきった頃に最後の脅かし役が近くのサトウキビ畑からヌルっと現れました
白い着物をきたソレはうつむいていて顔は見えませんでしたが、こっちへおいで、と手招きをしていました
今までとは質の違う脅かし方で妙に不気味でした。私達は、ワーキャー言う事もなくその場を走り去り宿舎に駆け込みました
最後のが一番怖かったね~と話ながら、先生たちに文句を言うと、先生たちの顔色が変わりました。そんな役いない。と
担がれてると思った私は先にゴールしていたグループや後から来たグループにも話をしましたが、誰も見ていない…
うすら寒くなってきた私は、じゃあ橋のそばの首吊りは?と先生達に聞きました
それがトドメになったように、先生たちは肝試しを中止しました
後日、ユタのおばさんが家に祈祷をしにきました。手招きの話をすると
それはこんな感じだった?と招き猫の要領で、手を動かしました
私がうなづくと、それは「こっちへおいで」じゃなくて、「こっちへ来るな」って意味だよ
と言っていました。


111:本当にあった怖い名無し
10/02/01 05:47:05 942wPfe10
>>110
ユタって事は沖縄か。

112:本当にあった怖い名無し
10/02/01 09:09:12 F6Lv7DaIO
砂糖きび畑だし沖縄かもよ(´・ω・`)


113:本当にあった怖い名無し
10/02/01 09:13:59 GZRbfH/30
ユダって事は南斗紅鶴拳だよ

114:本当にあった怖い名無し
10/02/01 10:03:20 GereS0e30
>>110
そういや、東洋と西洋とでは、手招きと追い払う時の手の動きが逆らしいね

115:本当にあった怖い名無し
10/02/01 12:25:35 +vjhc+NH0
>>113
レイには敵わないんですね

116:本当にあった怖い名無し
10/02/01 13:16:24 CGqKwCVq0
大岡君、>>115に座布団一枚あげなさい

117:本当にあった怖い名無し
10/02/01 14:14:01 WYvXfoAX0
>>2
きめえ

118:本当にあった怖い名無し
10/02/01 14:25:36 l0GHzmDg0
>>115
誰が上手い事言えと

119:本当にあった怖い名無し
10/02/01 18:16:49 942wPfe10
あれ?いつの間にか北斗の流れに?私はただ、ユタって確か沖縄の
祈祷とかする人だよなぁ、って思ってレスしただけだったんだが・・・
変な流れにしてしまってスマソ。

120:本当にあった怖い名無し
10/02/01 19:01:32 8QThMTfc0
うわらば!

121:本当にあった怖い名無し
10/02/01 19:26:47 xMlURaXp0
んで
キビ畑のはともかく、橋近くの大木に下がってたというソレは
幽霊だったんかい現物だったんかい?!

122:本当にあった怖い名無し
10/02/01 19:32:47 yFrz0FGu0
次次次いいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!

123:本当にあった怖い名無し
10/02/01 21:16:43 Hh6N5VSj0
おらおら!
怖い話を書けやゴルアァ!!

124:本当にあった怖い名無し
10/02/01 22:29:23 UHDePXBf0
てーれってー

125:本当にあった怖い名無し
10/02/02 00:54:15 7SBWDRkw0
馬鹿野女!!

126:本当にあった怖い名無し
10/02/02 01:59:34 T+pJz0MA0
三年の夏までは俺よりも頭悪いくらいだったのに、秋くらいに何故か覚醒。気持ち悪いくらい頭良くなった奴がいた
同じバスケ部だったんだけど、勉強だけじゃなくて、ある日を境に何かが乗り移ったみたいに上達していた。引退してたから意味は無いんだけど
本人も本気で気持ち悪がってて、「宇宙人に改造されたんじゃないか」と自分で言ってた

それで何を思ったのか三年の秋に、俺と一緒に行く予定だった県外の私立大学から地元の国立へ進路変更した
そこは結構な難関なのに一発合格。しかも特別待遇
そいつは「何か怖いなww」って言ってた

で、俺は予定通り県外へ出て、ここ一年ぐらいそいつとは連絡していなかった
それで先週、そいつの訃報が入った
一年前までは病気なんて全然しないような奴だったのに、死因は心不全
殆ど原因不明らしい

大学へ入ってからもそいつの覚醒っぷりは凄かったらしくて、何かいろんな賞とかとってたらしい
その賞金や、貯めてたらしいバイト代とかが全部遺されて、二十歳そこそこの癖に遺産相続やらまで行われた。何か知らんけど俺はバットとアンプをいただいた


127:本当にあった怖い名無し
10/02/02 02:05:46 T+pJz0MA0
そういうのが全部遺書みたいに纏められてて、何だか不気味だった
自殺じゃないのかって疑われてたようだけど、調べてもやっぱり自然死としか言いようがない、みたいなことを言われたらしい

俺の貯金は妹の学費に、とか、二十歳の大学生が書いて遺しておくか?
自然死なのに?

何か凄い怖い
あいつなんで死んだんだろう

128:本当にあった怖い名無し
10/02/02 02:37:01 6lECg6+l0
>>126
死亡時の詳しい状況は?


129:本当にあった怖い名無し
10/02/02 02:56:18 5HcfL3Hg0
>>128
ソファだか椅子だかに座って伏せてて、朝飯だ起きろって起こそうとしたら起きないみたいな感じ
全然苦しんだりはしてなかったらしい

130:本当にあった怖い名無し
10/02/02 03:18:41 E9tHw4Xh0
作り話つまんな過ぎて笑えない

131:本当にあった怖い名無し
10/02/02 03:49:27 Hz/1RPdj0


132:本当にあった怖い名無し
10/02/02 04:03:33 xFUOhIUfO
>126
全部ネタじゃないとしたらナニかと契約したんでしょうね

133:本当にあった怖い名無し
10/02/02 04:04:46 Hz/1RPdj0
つぎ

134:本当にあった怖い名無し
10/02/02 05:41:30 myiZCM4J0
>>126
うわー。
それ、最期の方には何が見えて何を感じてたのかって考えると、
想像するだに怖いし、同じくらいやるせないなあ…。

135:本当にあった怖い名無し
10/02/02 06:49:51 +JJcCGAP0
俺も大学卒業してから急に頭が悪くなったんだけど、
もしかして宇宙人に改造されたんじゃないかな。

136:本当にあった怖い名無し
10/02/02 08:44:28 w4OZwBjv0
以前付き合っていた彼女は、顔はイマイチだったがオッパイがデカくて
肉付きのイイタイプだった。男性経験は少ないがそのぶん積極的で、
進んで口に頬張ってくれるサービスもなかなかだった。

双方の都合により毎度ラブホだったので、日毎に場所を変えつつ、
ある日とあるお粗末なラブホに入った。ベッドのクッションがイカれて
ギシギシいうけどそれも一興、片脇の壁に巨大な鏡が埋め込まれていた。
戯言を言いつついつもどおり事を進めて、鏡に映る自分らの痴態を
見やると、彼女が鏡ごしにこちらを凝視していた。

そのあまりの無表情に驚いて現物を見下ろすと、いやいや、荒い息。
しかし視界の横では明らかにこちらを見ている彼女が写りこむ。
なにやら違う汗が噴いてきて、それでもやる事はしっかり終えた。

しばらく雑談したあと彼女が眠ったので、自分もしょんべんでもして寝るべと
トイレに立った。戻ってくると斜め前に鏡があってベッドが映ってるんだが、
シーツから首だけ出した彼女がやはりこちらをじっと見つめていた。
当の本人は天井向いて寝息というか軽いイビキをかいているってのに。
あの能面のような無表情は今でも瞼にこびりついてる。

とっくに別れてここ数年女日照り。しかし今でも鏡は苦手で、
錯覚とも言い難いいやーな出来事。

137:本当にあった怖い名無し
10/02/02 09:09:03 UMDHRhXi0
ハイジ

138:本当にあった怖い名無し
10/02/02 11:51:58 FRJVjqGQ0
>>127
心不全だろ
それ以上でもそれ以下でもない


139:本当にあった怖い名無し
10/02/02 12:08:30 jdam6EKQ0
>>136
リアルに想像してぞっとした
ニタリみたいな笑顔や怖がらせ顔より能面のほうが苦手だ

140:本当にあった怖い名無し
10/02/02 13:10:37 hekhjRds0
船が沈没して死んだやつの霊ってどこにいんのさ

141:本当にあった怖い名無し
10/02/02 14:31:08 uvEz8Dz20
>>126-127
こういう話好きだ
>>132も言ってるけど、悪魔的なものと契約して天才になった代わりに
命を持っていかれたのかね
現実的に考えたらクスリとか。覚醒って言葉を見たときに思いついたよ
自然死とあるから違うんだろうけど

142:本当にあった怖い名無し
10/02/02 17:04:57 rDrxT8Yb0
人に見られぬ努力をしたのに、死んだら悪魔的なものと契約してたとか言われて可哀相だな

143:本当にあった怖い名無し
10/02/02 18:18:14 dkLbgPrXi
小学5年生の健太君の愛犬はジャッキー。
雑種の中型犬だ。
このジャッキーはイタズラ好き。首輪を抜け出したり、散歩中に縄を振り切ったりでしょっちゅう脱走する。
そして他人の家の靴を盗み出してくる。大抵持ち主が分からないので、どうしたものかいつも戸惑う。

そんなある日、健太君がジャッキーを散歩に連れていくと、またも急に縄を引っ張り、健太君の手から縄が外れたと見るや一直線に駆けていった。
まあ、いつものように二、三日で帰ってくるだろうと健太君も諦めて帰ると、その日の夜中に犬小屋で気配が。
果たしてジャッキーが犬小屋の中で寛いでいる。
ジャッキーの前にはまたもや靴が。それもずいぶん小さい子向けの靴みたいだ。
ため息をつきながら健太君がその靴を手に取ると、ぬらっとした感触が。
「えっ?」
とジャッキーを見ると、ジャッキーの口もぬらぬら光っている。
健太君が靴を玄関灯にかざすと、
その靴は血にまみれていた。

翌日、近くの堤防で小学1年生の男児の遺体が見つかった。
自営業の男性がひき逃げを自首して来たのだ。
昨日夕方、堤防上の道路をバンで走っていて、男児をひいてしまい、目撃者のなかったのを幸いに、堤防の草むらに隠して逃げたということだった。
発見された男児の遺体は、一晩置いただけなのに、野犬に喰われてひどい有様だったそうだ。
この日から、健太君は小さな子供の集まる児童公園を、ジャッキーの散歩コースから外した。

144:本当にあった怖い名無し
10/02/02 20:02:55 s7rnzJ3a0
今日もスレ違いな事ばっか書き込まれているな。
相変わらずの糞書き共にあきれ果てるぜ。。。

145:本当にあった怖い名無し
10/02/02 20:11:29 dkLbgPrXi
>>144
お前、大岡?

146:本当にあった怖い名無し
10/02/02 20:48:52 4W+f903z0
俺が大岡だ

147:本当にあった怖い名無し
10/02/02 20:52:09 TIEAsYU50
>>143
いやこれ公園を散歩コースから外すだけではダメだろ
健太君が散歩するのを辞めるべきだよ小学5年生の力なんてたかがしれてる
次逃げ出して誰か襲ったらどうすんだ
親に頼んで散歩してもらうか保健所行きだろ



148:本当にあった怖い名無し
10/02/02 21:28:41 OznSNVb60
ニッポンの未来は ウォウウォウウォウウォウ
セッカイが羨む  イエイエイエイエイ

149:本当にあった怖い名無し
10/02/02 21:30:13 hVeAKzYe0
【大阪】 野良猫虐待死 四肢は不自然な方向に曲がり、ヒゲが焼かれ、鼻先にロウ、骨折7カ所
スレリンク(newsplus板)

普通にこういう話が怖いわ

150:本当にあった怖い名無し
10/02/02 22:08:54 d8GXqiJo0
>>149
『女友達の話』かと思った

151:本当にあった怖い名無し
10/02/02 22:34:04 aG4WdqDg0
>>148
ここは歴史と伝統のあるスレなんだけど。

152:本当にあった怖い名無し
10/02/02 23:07:14 xLK7wpdY0
大岡は私です

153:本当にあった怖い名無し
10/02/02 23:36:36 hVeAKzYe0
>>147
確かに保健所行きだな

154:本当にあった怖い名無し
10/02/03 00:15:33 s0+ZxHRs0
私が大岡だ

155:本当にあった怖い名無し
10/02/03 00:59:24 CG32Zchb0
>>151
ここ歴史と伝統のあるスレなんだけど

156:本当にあった怖い名無し
10/02/03 02:02:27 gTbToGCA0
今日、近所のスーパーで買い物したんだけど、レジのおばさんにお釣を貰った時に、手の甲にボールーペンでメモ書きしてたのが見えたんだ。
『キヨコ タタキ 心ゾウ パッケージ』
何これ?

157:本当にあった怖い名無し
10/02/03 02:54:51 +HMOsWQqP
バレンタインの用意をしていたんだね

158:本当にあった怖い名無し
10/02/03 03:04:03 zG/2jX4u0
>>55-68は>>28の人のだよね。リドルストーリー好きなんだね。
>>55もうちょっと怖い雰囲気があった方が好みだが、読みやすかったし面白かった。

159:本当にあった怖い名無し
10/02/03 06:45:27 gTbToGCA0
>>158
そうです。
>>28=>>55
です。途中でID変わってますが。

人知の及ばない部分がある話が好きですねえ

160:本当にあった怖い名無し
10/02/03 12:04:41 reVqqcE60
駄文です霊とかでも無いです

趣味でバス釣りをやっているんですがその時の体験です。
僕の地元はバス釣り人口が多くどの池も大体2~3人は入ってるっていう飽和状態でした、
下手くそ&ぼっち&人見知りの僕は人がいるのがすごく嫌で自分だけの池を探そうと
グーグルアースを使って未開発の野池(バスがいる時点で未開発ではないのですが)探しに
没頭していました。そして山深くに手頃な池を見つけさっそく次の日向かいました

コピーした地図を持って山の奥へ向かいました、初めの百メートル位で既にアスファルト舗装
は終わり道幅は狭い、左は斜面、右は山肌っていう危なっかしい山道で自分のSUV車では
Uターンして引き返す事も、数百メートルのクネクネした道をバックで戻るのも不可能でした。

しばらくすると少し開け廃材置き場?みたいなプレハブ小屋が見えてきました。ちょうどこの辺りなので
廃材置き場の脇に車を置かせていただき、徒歩で前進しました。狭い道から分岐したさらに狭いけもの道
が下に続いて奥には池が見えます、ようやく着いたとウキウキしていると何やら後ろから気配がしたのです


161:本当にあった怖い名無し
10/02/03 12:06:56 1h0HNzoP0
車の車種何?

162:本当にあった怖い名無し
10/02/03 12:09:51 reVqqcE60

振り返るとさっき車を停めた廃材置き場に中型位の犬が三匹。ジッとこっちを見ていました
気持ち悪さを感じましたが無視して下へ。気になり後ろを振り返りギョッとしました、
さっきの犬が同じ佇まいでジッと見ていました、明らかに距離が詰まっています。
僕は犬を飼ってはいますが野犬の恐ろしさなど知りません、犬は人間に従順・・・のはず
この期に及んでそんな楽天的な考えでまた池へ足を進めました、しかしやはり気になり後ろを振り返り
初めて自分の置かれた立場を理解しました。もう2m程の距離にまで来ていたんです。

もう動けませんでした、背を向ければ近づいてくるそう思ったからです。
犬の大人しさが逆に不気味さを醸しだしていました。それでもジリジリと犬達は間合いを詰めてきます
尻尾を振っていますが飼い主に餌を求め小刻みに振るそれではなく明らかに外的への威嚇でした

学生の頃誰もいない部室に連れて行かれて先輩から良く殴られたりしましたが、人間の場合殺される
事は無いだろう、という安心感があります、人間が一番怖いなんて言うけど言葉が通じます、しかし
相手は野生の生物です、誰もいない森の中です。人間など自然界の前では無力であるとか偉そうな事
言ってる人いますが、実感しました、本当に何もできません。中型犬なんて想像では負ける気もしませんよね
実際そこに立つと分かります、明らかにこちらが弱者なのです。

こちらも身構え打開策を考えます、足場の悪い坂を30m走り抜け車へ逃げるか
叫んで助けを求めるか、闘うかです。


163:本当にあった怖い名無し
10/02/03 12:18:54 EF3Rj6h20

すると前方から、なんと形容すればいいやら、
例えるなら地獄の番犬とでも言おう存在が突進してきました。
私は無我夢中で彼女を突き飛ばし、「斬るなら俺を斬れ!!!俺の命で済むなら・・・安い物ッ!!」と
無意識の内に叫んでいたそうです(彼女・談)
すると私の身体から光のモヤみたいなものが飛び出し、
うーん、これも形容しづらいんですけど、白き翼をたたえた騎士、とでもいうような形に成りました。
白の騎士は暗黒の騎士を光りの剣のようなもので断ち切り、私に向き直り
「真の勇気、しかと見届けた」と呟き、消えさりました。

5年経った今でも、はっきりと覚えています。
あれは私の守護精霊のようなモノだったのでしょうか?

164:本当にあった怖い名無し
10/02/03 13:34:59 reVqqcE60
>>161
ランクル80ですぅ

165:本当にあった怖い名無し
10/02/03 13:42:24 t0lGWZET0
>163
それなんてラノベ?

166:本当にあった怖い名無し
10/02/03 15:05:09 CbINqwMz0
>>162
どうやって助かったか続きを

167:本当にあった怖い名無し
10/02/03 15:55:37 1kQe/4UQ0
>>163
守護霊かっこよすぎだろWWW


168:本当にあった怖い名無し
10/02/03 16:00:51 ADusB7QKi
>>163から大岡作?


169:本当にあった怖い名無し
10/02/03 16:20:30 z+8/ZMzA0
何年前のコピペだよ。

170:本当にあった怖い名無し
10/02/03 17:54:54 vZddAHBm0
古参自慢する訳じゃないが
ここは歴史と伝統のあるスレなんだけど。

171:本当にあった怖い名無し
10/02/03 18:07:29 CG32Zchb0
>>170
「ここ歴史と伝統のあるスレなんだけど」な

172:本当にあった怖い名無し
10/02/03 21:06:58 ecrJPEhw0
雑談するな!!
はい、次!!!!!!!!!!!

173:本当にあった怖い名無し
10/02/03 23:08:43 HlZM5ZlL0
ここ歴史と伝統のあるスレなんだけど

174:本当にあった怖い名無し
10/02/03 23:34:52 fSLefGz+0
>>164
>>162の続きを

175:本当にあった怖い名無し
10/02/04 01:13:01 mUaYOveC0
学生時代の話です
友人Aの部屋に行くとガラス瓶が9つ置いてあった
1つの瓶には凄く大きなゴキブリが1匹、1つの瓶には大きなムカデが2匹、他の瓶には名前が知らない大きな虫が数匹ずつ入っていた
1匹ずつ入っている瓶には文字が書かれた紙が入っており、複数匹入ってる瓶には入っていない
瓶の中に入った紙には知り合いBの名前が書かれた紙もあった
その内に1つの瓶で共食いが始まり、「飼っているのなら共食いする前に餌を入れてやればいいのに」と言うと「共食いさせる為に餌をやらないんだ」とAが言った
1匹だけになるとAが誰かの名前を書いた紙を入れた
なぜ紙を入れるのかは聞いても教えてくれなかった

後日、Bが授業中や放課後に奇声を上げ妙な行動をとるようになった
「虫が入ってきた」と服を脱ぎ出したり、叫んだりするが虫はどこにも見当たらなかった
そのうち、Bは殺虫剤を持ってくるようになって周りに撒いたり、Bの周りに置くタイプの虫除けを置くようになった
Bは水から虫の卵が入ってくると言いご飯を食べず風呂も入らず、寝ると虫が食べに来ると言って眠らず窶れていった
その後、Bは学校を休み入院した

もしかしたらAの瓶に関係があるのではないかと思うと凄く怖い

176:本当にあった怖い名無し
10/02/04 01:26:17 T52kN3ga0
>>175
虫を共食いさせて行って最後に残った一匹って・・それもろ蟲毒じゃん。
立派な呪いの一つです。

177:本当にあった怖い名無し
10/02/04 01:41:29 RXqYz6jD0
書き込みます。
怖いかどうかわかんないけど、2年ほど前の話。
休日に公園で読書してたらそのまま眠り込んでしまい、起きたら暗くなってた。
焦って携帯で時間を確かめたら9時過ぎてた。
どうも6時間くらい寝てたらしい。
さすがに寝すぎたと慌てて公園を出て、車を停めてあった駐車場に向かった。
時間が時間だけに、だだっ広い駐車場内に人影は無く、停めてある車は俺のを含めて4台くらいだったと思う。
その駐車場からは丘が見えるんだけど、その上が墓地になってたりして、暗い時間帯になると薄気味悪いんだよね。
ちょっと怖くなった俺は、小走りで車の前まで行って扉の鍵を開ける。
ふと周囲を見渡すと、いつの間に現れたのか、20mほど離れた場所に人が立っていた。
さっきまで誰の気配もなかったのに、いつの間にかそいつは立っていた。
街灯の薄暗い光に照らされたそいつは男のようで、黒づくめのジャージかトレーナーのような服を着ており、顔には目だし帽か覆面のようなものを着け、目の部分だけが見えていた。
まるで忍者のような出で立ちのそいつは、ご丁寧に背中に棒状の物(忍者刀?)まで背負っていた。
その忍者男がじっと立って、こちらを見ているのだ。
なんとか悲鳴をあげずにいたものの、驚いて固まってしまった俺。
一瞬、そいつと見詰め合ってしまった。
忍者男は妙に黒目がちな目で俺を見ていた。
突然、忍者男がこちらに向かって走り出した!
「うわあぁぁぁ!?」
と情けない悲鳴を上げた俺は、必死で車の扉を開けて運転席に飛び乗った。
扉を閉めてロックすると、そいつの方を確かめる。
あの距離でダッシュしてきてるはずだから、もう運転席の前に来ていてもおかしくないはずである。
だか、何故か忍者男は、まだ先程の場所にいた。
どういう訳か、忍者男はその場で激しく足踏みしているだけで、走ってはいなかったのだ。
目を疑う俺の目の前で、男は激しくその場ダッシュを続けていた。
(続く)

178:本当にあった怖い名無し
10/02/04 01:42:32 RXqYz6jD0

(続き)
忍者男を確かめながらキーを入れ、車のエンジンをかける。
その瞬間、忍者男は俺の車に向かって走り出した!
今度はその場ダッシュではない、どんどん近づいてくる!
忍者男はあっという間に運転席の側まで来ると、運転席の窓を軍手を着けた手で叩き始めた。
パタパタパタパタパタパタ・・・
忍者男が妙なソフトタッチで、窓を叩く音が車内に響く。
「うわあああぁぁぁぁ!!」
悲鳴を上げながら、俺は車を急発進させて逃げ出した。
駐車場の出入り口まで来てからバックミラーで確かめると、忍者男はさっきの場所に立ったまま、こちらをジッと見ていた。
家に帰り着くと、その日はすぐに寝ちゃった。
次の日、車を確かめると、窓にびっしりと手形が・・・というような事は無かった。
ただ、何故かわかんないんだけど、助手席の足元に一塊のお米が置いてあった。
俺は一人暮らしだから車使うのは俺だけだし、誰も車内に米を持ち込むヤツなんていないのに。
それも米粒が、なんか絵の具みたいなのを塗ってあるみたいで、全部黄色く染まってるんだよね。
気持ち悪くって、お米はすぐに捨てて車内を綺麗に掃除した後、お守りをもらって来て、その後は車内に置くようにした。
忍者男とお米が関係あるのかもわかんないし、霊的なものとかじゃないとは思うんだけど、その時はとにかく薄気味悪かったから。
結局、忍者男が何者なのか、強盗の類か、異常者なのか、それとも霊的なものなのか、わかんないんだけどね。
聞いてて怖くないかもしれんが、俺はしばらく怖かったです

179:本当にあった怖い名無し
10/02/04 03:20:08 rQHAWMqr0
新築したのをきっかけに実家に戻った。
俺の部屋は仏間の後ろになった。
ある日夜中にふと目が覚めて、枕元の斜め上に何か気配を感じた。
空中に着物を着た婆さんが背中を向けて正座している。
誰だこの婆さん?と思った瞬間、婆さんの胸から上がにゅうっと伸びて
俺の顔を覗き込んだ。
見ず知らずの婆さんだった。
金縛り状態だったが、声にならない声で「失せろ!」と怒鳴ったら消えた。

翌日、今度は寒くてまた夜中に目が覚めた。
掛け布団が空中に浮いてた。
しかもふわふわと斜め前に移動している。
やはり金縛り状態だったが「ふざけんな!」と念じたら布団が帰ってきた。

仏壇の真後ろにベッドを置いて寝るのはやめたほうがいい。
たぶん霊道、赤の他人の霊の通り道だ。
まじでうざい。眠れない。
しまいにゃ病弱になって寿命が縮む。
ほんとむかつく。


180:本当にあった怖い名無し
10/02/04 04:32:45 y7qhlX4q0
今年の正月に実家帰ってて、
2階にある元自分の部屋で姉とふたりTV見てたんだけど、
晩飯前に風呂入ろうと思い、1階に下りた。
風呂をあがって洗面所を出ると、風呂場横の部屋(仏壇が置いてある部屋)から姉の気配がした。
ドアは閉まったままだったが聞こえるだろうと思って
「風呂あがったで」というと「うん~」と返事がきた。

さっぱりして台所に行くと、晩飯の仕度をしてる母が
「あんな小さい声でお姉ちゃん聞こえた?」と聞いてきた。
母は姉が1階に居ることを知らないから、そういうのも無理はないなと思い、
「あ~うん大丈夫」と答えた。
しばらく台所でTVを見ていたが、姉が風呂に入る気配がしないのでおかしいと思って、
風呂場の方に行ってみた。やはり居ない。すぐ隣の部屋を覗いてみた。
いない。
不思議に思って2階にあがってみると、
さっきと変わらず姉が床にのびてTVを見ている。
「あれ?今、1階の風呂場横の部屋にいたよね?」と聞くと、
「え・・・?」と聞かれた。

その日は俺、姉、母の3人だったので、ちょっと怖かったです


181:本当にあった怖い名無し
10/02/04 04:44:38 4kUGlOHK0
本当に怖い体験(霊体験も、霊じゃない怖い拉致未遂とか)に遭った事ある人は、
こういうのはなで笑うっていうか、冷笑しちゃうなぁ。
「(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)」が
表示されてるようなのは、そこを押してまで読まないなぁ。
もっと短いのにして?

182:本当にあった怖い名無し
10/02/04 04:48:38 4kUGlOHK0
×こういうのはなで笑う
○こういうの、鼻で笑う

183:本当にあった怖い名無し
10/02/04 05:41:43 T52kN3ga0
>>182
専ブラで見れば?そんなの表示されなくなるよ。

ま、こんなアドバイスをすると時たま「2chごときで専ブラとかやるの馬鹿じゃないの」的な
レスがくるが。

184:本当にあった怖い名無し
10/02/04 08:35:49 i/IgOcV20
モッコリクイズする?

185:本当にあった怖い名無し
10/02/04 12:22:06 LpLoh88/0
>>178
昔なんかで読んだけど、忍者って色を塗った米を目印代わりにしてたらしいな。
道標として地面にまいたりとかさ。
色も何色もあって仲間内で色ごとに意味を決めておいて情報伝達の手段としても用いていたそうだ。

その忍者男にとって黄色が何を意味するのかは解らないが、他の仲間のために目印を残したか、もしくは>>178に対するメッセージだったのかもな。

186:本当にあった怖い名無し
10/02/04 15:22:08 nvSIM1bP0
忍者の霊だったのか。。。怖いな

187:本当にあった怖い名無し
10/02/04 16:59:01 BE1P0fec0
ニンともカンとも

188:本当にあった怖い名無し
10/02/04 18:22:15 kocQUcdQ0
大岡早く来てくれーッ!

189:本当にあった怖い名無し
10/02/04 19:06:59 elaQ75JY0
忍者は背中に刀を背負わないって山田先生がいってた

190:本当にあった怖い名無し
10/02/04 20:26:20 AHAfeAwU0
>>189
背中に背負った刀はよほど長い腕の持ち主か、逆に短い刀でなければ抜くことが出来ない。
ライオン○ごっこをしてその事実に気がついたときはとてもショックでした。

191:引越し1/1
10/02/04 20:31:28 MwsWot810
仕事で上京して出社初日が終わり、
引越しの荷物が片付け終わらないアパートに帰ってきた。
家族はもちろん、彼女にも合鍵はまだわたしていない。
ネクタイを緩めながらリビングの電気をつけると
ふと壁に目がいった。

赤い口紅らしきもので お か え り な さ い 


なにかの本で見た話。


192:本当にあった怖い名無し
10/02/04 20:34:11 NTnFAC6D0
つまらん!
相変わらずつまんねえんだよ!!
お前らには、死ぬ程っていう意味をわかってんのかよ、糞どもが!!!

193:本当にあった怖い名無し
10/02/04 22:16:26 W9gj/wcx0
>>192
わかるぞ
お前は死ぬ程つまらん奴

194:本当にあった怖い名無し
10/02/04 22:52:06 N3IUO0HV0
>>193
雑談不要

はい次

195:本当にあった怖い名無し
10/02/04 23:06:56 XNYfjg560
>>192
>>194
が不要
黙って待ってろ

196:本当にあった怖い名無し
10/02/04 23:09:54 g3ZpqS2t0
          _,,,..,,,,_
        ./ ,' 3 `ヽーっ
        l   ⊃ ⌒_つ
         `'ー---‐'''''


197:本当にあった怖い名無し
10/02/04 23:14:19 GMFwmc/v0
>>296
小便もらした

198:本当にあった怖い名無し
10/02/04 23:28:17 g3ZpqS2t0
  _,,..,,,,_
∩/ ,' 3 `ヽ_
∪l   ⊃ ⌒ヽ
  `'ー---‐'')  ))
       ヽ //
       ((
          _,,,..,,,,_
        ./ ,' 3 `ヽーっ
        l   ⊃ ⌒_つ
         `'ー---‐'''''

199:本当にあった怖い名無し
10/02/04 23:29:45 pHELqGUM0
24時以降の深夜組の話が一番つまんない
前日分をチェックする毎に駄作が投下されてるんで呆れ果てるわ
もう、二度と投下してほしくないね

200:本当にあった怖い名無し
10/02/04 23:40:16 g3ZpqS2t0
                             |
                             |
      ∩___∩             |
      | ノ  _,  ,_ ヽ        ((  |
     /  ●   ● |         (=)
     |    ( _●_)  ミ _ (⌒)   J  ))
    彡、   |∪|  ノ
⊂⌒ヽ /    ヽノ  ヽ /⌒つ
  \ ヽ  /         ヽ /
   \_,,ノ      |、_ノ

201:本当にあった怖い名無し
10/02/04 23:50:40 by/kt61D0
子供の頃、俺の家の隣には母子家庭の親子が住んでいた。
子供は俺と同い年の女の子で、とても可愛いい娘だった。母親も美人で、とても優しい人だった。
お母さんの身体が弱かったのであまり裕福ではなかったけれど、二人はとても仲が良くて、幸せそうな親子に見えた。
俺と女の子は、家が隣同士だったこともあって、凄く仲が良かった。周りの友達から冷やかされたりもしたけれど、気にはならなかった。
俺はその子のことが好きだった。
子供心に、ずっとそんな平穏な日々が続いていくのだと思っていたけど、それは突然終わりを告げた。
小学校4年の時に、その子の母親が再婚したことがきっかけだった。
再婚相手は暴力団風の男で、定職にも就いていないようだった。昼間からブラブラしていて、おまけに酒癖が悪く、夜中に大声を上げて暴れる音が、俺の家にまで聞こえてきた。
その子の母親が、顔を腫らしている姿を良く見かけるようになり、女の子のほうも、手足に痣を作ることが絶えなくなった。
女の子の表情は日に日に暗くなって行き、心配する俺に「あの男がいるから、なるべく遅くなるまで家に帰りたくない」と言った。
俺は少しでもその子の力になりたくて、毎日、日が暮れるまで彼女に付き合って、外で一緒に遊んだ。
ある日の帰り道、彼女が「K君(俺の名前)、私のこと好き?」と聞いてきた。
俺は突然のことで驚きながらも、「うん、好きだ」と正直に答えた。
彼女は「じゃあもし私が何か困ってた時は助けに来てくれる?」と聞いた。
俺が「うん。絶対助けに行く」と言うと、彼女は嬉しそうな表情を見せて、俺の両手を黙ってギュッと握った。
彼女たち一家が姿を消したのは、その2日後のことだった。
近所の人の噂では、あの男のした多額の借金のせいで夜逃げしたらしい、ということだった。
俺は必死で彼女の行方を探そうとしたが、当時小学生だった俺の力では、何の手がかりを掴むこともできなかった。

202:つづき
10/02/04 23:53:04 by/kt61D0
彼女からの手紙が届いたのは、それから1ヵ月後のことだった。
「K君お元気ですか?
母のお仕事を手伝ったりしていると
やけに時間がたつのが早く思えます。
くるしいこともあるけれど
たいせつな思い出をかてに、なんとか
すごしています。
ケガや病気をしないよう、けんこう
に気をつけてがんばってください。
きっといつの日か会えるのを楽しみにしています。
手紙また書きますね」
消印は大阪のもので、何処でどのような暮らしをしているかは書いていなかった。
また、彼女からの手紙も、その後2度と届くことはなかった。
俺はそれからも何とか彼女の居場所を突き止めようと試みたが、それがうまくいくことはなく、次第に彼女のことも頭から薄れていった。

それから10年近くたった2日前のことだった。部屋の整理をしていたら、彼女からの手紙が出てきたのだ。
懐かしさと、小さな胸の痛みを感じながら、何年か振りに手紙を読み返していると、文面から妙な違和感を覚えた。そしてその正体に気が付いた時愕然とした。
小学生だった当時は気がつかなかったが、各行の1文字目と2文字目が微妙に離れているのだ。
彼女の行方は、今もようとして知れない。


203:本当にあった怖い名無し
10/02/05 00:09:02 dLa6rysj0
不謹慎だけどもう一捻り欲しいな

204:本当にあった怖い名無し
10/02/05 00:11:47 Ft6JZG/R0
>>202
斜め読みの意味がいまいちな表現で退屈する。
それ以前に内容がスレチだし、何の為にこのスレに来たのか
理解に苦しむ駄作。
作者自体が無駄な人間なんだろうな。

205:本当にあった怖い名無し
10/02/05 00:13:39 wy9rJpaM0
>>202
評価★☆☆☆☆
首吊って逝ってよし

206:本当にあった怖い名無し
10/02/05 01:48:27 r8XGEzsg0
>>201-202
タテ読みのSOSより小学生に似つかわしくない手紙が興ざめだな。
もしかして古いコピペ?

207:本当にあった怖い名無し
10/02/05 01:57:03 8TN0DseJ0
>>202
年齢設定少し上げた方が良かったな
小学生は自分のことが好きかなんて聞かないし
聞かれたとしても好きだとは答えない



208:本当にあった怖い名無し
10/02/05 02:40:02 X0kzPhPe0
答えるもん><

209:本当にあった怖い名無し
10/02/05 03:07:52 2mdNfntX0
>>296
マジか!?

210:本当にあった怖い名無し
10/02/05 03:15:14 ros28Be60
>>206-207
無力な小学生って設定の方が怖くないか。なんかいろいろと想像しちゃうし
中学生くらいだと自力で何とかできそうだしな
ちなみに元ネタは健全な小学生向けGBAの野球ゲーム「パワポケダッシュ」のバッドエンディングだな
手紙の内容もほぼまんま。最後の一文だけ変えてあるけど


211:本当にあった怖い名無し
10/02/05 04:06:01 96GQUcAx0


212:本当にあった怖い名無し
10/02/05 04:45:07 96GQUcAx0
私は小学低学年のころから霊感というか霊を見ることが多いのです(過去50回以上は見ています)
といっても直接見たことは数回しかなく、鏡・ガラス・水の反射で見えることがほとんどです

これは昨日の深夜3時頃のことです
何時ものようにPCで仕事をしていたのですが左側にある予備のPCのOFF状態のモニターに顔が移っていることに気付きました
最初は自分の顔だと思い気にもせずに3分くらい仕事に没頭していたのですが
その顔が突然、クルっと横を向いたんです(私は目を動かしただけで横を向いてません)
ギョッとしてよく見ると自分の顔ではなくて髪の長い女性の横顔でした(私はショートなので明らかに髪の長さが違います)
私の上半身に被るような感じで私以外の女性の肩から上が映っていたのです
髪は肩程度で顔はグレー、目の部分が真っ黒、顔が不自然に斜めに傾いていたのが印象的でした
次の瞬間女性が後ろ向き(私から見れば正面)になり同時に頭痛に襲われ意識が朦朧となりました
今までは一時的に憑依されても自力で振り払えたので今回も大丈夫だろうとお経を唱えたのですが頭痛は治まりません
さらに顔面をかきむしられ首や耳の辺りも強く握られ「うぅぅぅぅ」という喘ぐような声が耳元で・・・
その瞬間に私は気を失いました
気付いたのは明け方5時過ぎくらい、頭痛は治まっていたけど首を捻ったのか首から肩にかけて痛みがありました
顔を洗いに洗面所へ行ってみると顔・首・耳のあたりが真っ赤に腫れていて首の周りにはハッキリと手形が付いていました
喉に何か詰まっているような気がして唾を吐いたらかなりの量の鮮血が混じっていて同時に喉と首に激痛が・・・

PCに映った女性の顔は横顔だけでしかもグレーだったので断言はできませんが思い当たる事はあります
先月高校時代のクラスメート(交通事故で即死)の葬儀に出席したのですが、その時遺族の人から事故の衝撃で首が折れていたと聞いています
その子とは卒業後は同窓会で合うだけの付き合いでしたが
葬儀で見た遺影の髪の長さ・形が昨日PCに映った女性とそっくりだったのです

まだ首の痛みは完治してないけどなんとかこの投稿を書き上げて投稿させていただきました

213:本当にあった怖い名無し
10/02/05 09:38:03 fspjnYTF0
>>212
こえぇぇ
212と仲が悪かったわけでもないのにそんなことを・・・?
他にも過去の恐ろしい経験があるならまた書いて欲しいな

214:本当にあった怖い名無し
10/02/05 10:29:38 N7CV4H980
        ,
      /ヽ、 ,, -ー―- 、
      (.::::::ー'' ......::::::::::::::::::::::.` 、
     < ..........:::::.::::::::::::::::::::::::::::::....i
      | ゝ..::::::/ ヽ.::::::::, 、:::::::::::::::::i
      .| |,ヽ_(   ) ノ―ヽ ::::::::::::::::i
      || 、      、   \:::::::::::i     見られたことを確認してからいたずらするなんて
      |  ⌒ ノ    ⌒   |::::::::::ヽ    変なところで律儀な幽霊ちゃんですねwww
      |    ヽ         |/ヽ:::::::ゝ、
      .| ●  -―-   ●  ノ:::ノ-ー ┐_
  _  _ ヽ     ヽ- ノ      ヽノ'    |
    /   ヽ、      , ' ノiiiiiiil     |
    |    liii` ー  ''     'iiiiiiiiil     | __
  __|    liiiiiiiii\、  _,,ノiiiiiiiiiiiil     し

215:本当にあった怖い名無し
10/02/05 10:47:20 ig9XFFjw0
>>212
意識を失うほどの頭痛ってかなりヤバイと思うよ
ひょっとして脳の病気かもしれないから病院行った方がいいよ


216:本当にあった怖い名無し
10/02/05 11:47:57 fpXsPYR00
>>199
禿同
多分同じ奴が書いてるんだろうな

217:本当にあった怖い名無し
10/02/05 14:29:28 Ua/dAr9z0
基本的に全て駄作
例外的に良作がある

218:本当にあった怖い名無し
10/02/05 16:21:33 y/zH/Mrz0
キリッ

219:本当にあった怖い名無し
10/02/05 17:19:42 Z0CClqxf0
>>217
比較的にだが最近悪くない気がするなぁ

220:ばぶちゃん
10/02/05 17:50:43 e7FKdOk00
ばぶちゃんのちょっとココアたいむ 1回目
ココアを飲みながらたのしんでください

昔でいうサラリーマンの典型的な風貌はメガネにスーツにオールバックでした
子供が夜に一人で出歩いていると、どこからともなく現れるのがそんな人物でした
運悪く出くわすと子供の目の前に立ち塞がり、メガネを外すのです
そのメガネを外した素顔を見る子供は必ずこう言うんだそうです
「眼がねー!」
なんとその人には眼がありませんでした
子供たちの間ではその人物をメガネーと呼んでいるそうです

おしまい

221:本当にあった怖い名無し
10/02/05 17:54:25 LFadGF7n0
なんと恐ろしい…

222:本当にあった怖い名無し
10/02/05 20:56:48 uOScRojC0
今日も
はい次!

223:本当にあった怖い名無し
10/02/05 21:29:31 3WOsH3Hl0
>>222
何が今日もだよ
ウザいし消えろ

224:本当にあった怖い名無し
10/02/05 22:37:31 X0kzPhPe0
>>220
第二回にも期待。

225:本当にあった怖い名無し
10/02/05 23:41:26 BDToKyDV0
>>222
消えろ

226:本当にあった怖い名無し
10/02/06 00:11:52 MwdaMPLs0
>>222
失せろ

227:本当にあった怖い名無し
10/02/06 00:13:39 /l/BZs8w0
>>222
爆ぜろ

228:本当にあった怖い名無し
10/02/06 00:20:14 uEG4ESc/0
本日も

は い 次 !

229:本当にあった怖い名無し
10/02/06 01:12:35 69fndn4q0
この前朝起きたら左利きになってた
その後1週間後には右利きに戻ったけど

終わり

短文失礼

230:本当にあった怖い名無し
10/02/06 01:36:12 xskx08i50
何の創作能力もなく、文章もろくに書けないような奴に限って偉そうに批判してるだけなんだよなー

そんな連中の為にせっせと長文こしらえて投下してる奴らはドMなのか?

231:本当にあった怖い名無し
10/02/06 01:57:06 F8segKVq0
だが そんな彼らの批判を恐れぬ勇気ある投下!
僕は敬意を表する!

232:本当にあった怖い名無し
10/02/06 02:51:34 ot8DWfUI0
本当に実話で恐い話は気軽に投下できない。
何が起きるかわからない。投下できない。

233:本当にあった怖い名無し
10/02/06 03:37:15 lOffPhZY0
的はずれで大雑把ん批判してる奴って、過去ここで叩かれた奴かもしれんと思ってる

234:本当にあった怖い名無し
10/02/06 05:29:29 WOtrqvdH0
 これは大学の友人Tから聞いた話。
 今年の夏、Tは家族と一緒に、香川の山奥にある父方の実家に帰省した。
 香川は雨が少なく昔からため池が多いが、父の実家もため池に挟まれた道を通った奥、坂道を登り切った先にあった。
 実家に向って左側のため池は、他と比べていくらか大きく、真ん中に四畳半くらいの小さな島があった。そして島の上には石碑があった。
 石碑は村を救った雨乞い師の墓だと聞かされていた。
 江戸時代のある年、何ヶ月も雨が降らず、作物にやる水どころか自分たちが飲む水すら乏しくなった時、流れの法師が村を訪れた。
 村人たちの哀願を受けて、その法師が祈祷を行うと、数日のうちに村を雨が降り注いだという。

 帰省してから数日後、昼間に寝過ぎたTは夜の村の散歩に出かけた。 
 心配する祖母に適当な事を言い、懐中電灯片手に村を巡った。
 さすがに田舎の村は街灯が少なく、懐中電灯がないと足下が危なっかしかったが、風が涼しくなかなか心地よい散歩となった。
 行きに来たとおりにため池に挟まれた道を通っていると、ふと左側に異変を感じた。
 池の真ん中の島に石碑が建っている。
 その上に人影が見える。
 行きしに石碑を懐中電灯で照らした時にはそんなものはなかった。
 ふいと、その人影がこちらを向いた。
「貴様は、あの家の者か?」
 とあごで実家の方を指す。
 距離があるにも関わらず、すぐ側から囁かれたように声が響き、思わずTはうなずく。
「そうか」
 人影が何度もうなずいた。
 懐中電灯を向けていないのに、人影の輪郭ははっきり捉えられた。あるいは人影自身が発光しているのかもしれない。
 その姿は山伏に似ていたが、頭の小さな帽子以外に装飾らしいものは何一つなく、衣類の色は茶系統に見えた。
 雨乞い師の霊?
 盆でもあるし、そういう事もあるかとTが思っていると、不意に雨乞い師がこちらを向いた。

(続く)

235:234
10/02/06 05:30:45 WOtrqvdH0
(続き)

 目が合った瞬間、10mは離れているはずの雨乞い師の手がTの喉を捉えた。
 そのまま一気に引き寄せられ、雨乞い師の眼前に突き出されたTは、初めてその顔を間近に見た。
 憤怒の形相、そして顔中を這い回るみみず腫れ。右まぶたの半分、鼻の頂、両耳の一部、頬の皮、至る部分が欠損していた。
「長かった、のう、長かった」
 Tは雨乞い師の腕を両手で掴み、なんとか振りほどこうとするがびくともしなかった。
 次の瞬間目眩がしたかと思うと、背中に激痛が走る。
 いつの間にかため池の畔にある竹藪に体を突っ込んでいた。
 急いで逃げようとするTの足を雨乞い師の手が掴み、またため池の中央まで引きずられた
「おう、よく見れば面影があるわ。この村に生まれたのが運の尽きよのう」
 言葉は静かだったが、顔や体の血管は激しく脈動し、充血した白目の中にある瞳は人とは違うものだった。
「ちょっと待って、ちょっと待ってくれ、分からない、分からない」
 Tがなんとか言葉を絞り出すのも聞かず、Tを掴んだ腕を一回転させると、道路に向って放り投げた。
 道路下のコンクリートブロックに左肩から激突し、今まで感じたことのない激痛をTを襲った。
「ぎぎぎぎやややや」
 その左腕を掴んだ雨乞い師は、嬲るようにため池の上空で振り回した。
「ふひゃはひゃははは、痛いか、痛いか、俺は楽しいぞ」
 力任せに上方に放り投げる。
 頂点で浮遊感を感じたTが下を見ると、真下は道路のアスファルトだった。
「いいいいいいい」
 絶望的に叫ぶTを雨乞い師は腹を抱えて笑う。
 アスファルトに落下したTの右足は逆方向に折れ曲がり、頭も打ったようでクラクラと吐き気がする。
「やめて下さい、お願いします」
 右手で拝むTの髪の毛を掴むと、雨乞い師は自分の眼前にTを持って来る。
「やめて下さい、やめて下さい、やめて下さい」
 雨乞い師は、ゆっくりとTの顔を眺めると、なおも拝むTの指を掴み、なんなく折り曲げる。
「ぎぃぃぃぃ」
「ひゃははは、いい声だ。こうでなくては」
 さらにもう一本をへし折る。

(続く)

236:234
10/02/06 05:32:08 WOtrqvdH0
(続き)

 目の前で反り返った二本の指を見て、Tが絶望的な悲鳴をあげる。
「ぃぃぃぃぃぃ」
「おい、折れかかっているぞ」
 そう言うと、Tの口の中に指を突っ込み、歯茎ごと引っこ抜く勢いで奥歯を一本抜き取った。
「おや、ひとつ間違えた。ひひひひひひ」
 今度は掌ごと口の中に突っ込み、
「面倒だ、まとめて引っこ抜くか」
 と顎ごと引っこ抜こうと力を入れる。
 気を失いかけていたTが新たな激痛に身をよじる。
「ぁぁぁぁぁぁぁぁ」
 その時
 タン、ベチャ
 雨乞い師の力が緩んだのに気づいたTが見ると、雨乞い師の脇腹が大きくえぐれて血を吹き出していた。
「あ?」
 タン、ベチャ
 今度は右太ももが破裂し、血肉を飛び散らせた。
 雨乞い師の手から力が抜け、Tは小島の上に放り出された。
「貴様らぁぁぁぁぁ」
 咆吼する雨乞い師が周囲を見渡す。その顔が、
 タン
 破裂して頭蓋骨をへばり付けた頭皮がべろりと右側に垂れ下がった。
 さすがに力を失った雨乞い師が石碑から落ちる。
 Tが周囲を見渡すと、ため池を取り囲むようにたいまつの群れがあった。その中には銃口から煙を出す猟銃を構えている人影もあった。
 何艘もの小舟が小島に取り付き、鎌や鍬、日本刀を持った村人たちが乗り込んできた。
「往生せい、往生せい、往生せい」
 そう言いながら村人たちは手にした得物を雨乞い師に振り下ろした。

(続く)

237:234
10/02/06 05:33:37 WOtrqvdH0
(続き)

 驚くべきことに、雨乞い師はまだその動きを止めてはおらず、振り下ろされた鎌や鍬を掴み取ろうとしている。
「指、指、細く(こまく)、細く」
 ぐっちゃ、ぐっちゃ、聞くに堪えない音が続くなか、Tは意識を失った。

 翌日手術が終わって祖母から聞いた、昔話の続き。
 村の窮地を救った雨乞い師は、そのまま村に居続けた。
 米を食らい、牛を殺し、女を掠った。
 あまりに狼藉が続き、日照り以上に疲弊した村人たちはある決心をした。
 その日、村人たちは雨乞い師を庄屋の家に招きいれ、大いにもてなし、酒を飲ませた。
 泥酔して寝込んだその隙を狙って、心得のある者が匕首で雨乞い師の首を落とした。
 これで全て終わったと思ったその瞬間。
 雨乞い師の眼がカッと開き、視線の先にいた庄屋に飛びかかり、喉を噛み切って殺してしまった。
 その後はひどい有様だったという。正体をなくし数に任せて斬りかかる村人たちと、すでにこの世の者ではない雨乞い師。
 結局何人も死者を出しながら雨乞い師を解体した村人たちは、雨乞い師の肉片をまとめて壺に入れ、塚を作った上で水を流し込んでため池にした。
 しかしそれだけでは収まらなかった。
 六十年後、そんな事も忘れかけていた夏の夜、雨乞い師は再び姿を現した。今度はひたすら復讐のために。
 以後、六十年周期で現れる雨乞い師を、村人たちはその都度解体し、再び封じ込めたのだった。
 そして今年がその六十年周期の年だった。
 しかしここまで話を聞いて、Tは疑問に思ったという。
 雨乞い師を最初に殺害した理由だ。
 本当に雨乞い師の狼藉が原因だったのだろうか。それでここまでの恨みを残したのだろうか。

(続く)


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