10/04/11 14:49:02 JEpP90f00
>>726の続き。1933年にノーベル物理学賞を受賞。
量子力学の確率解釈にはシュレーディンガーの猫などを提出して反対した。
戦時中からさらに広い領域に活動を進め、1944年『生命とは何か』によって
分子生物学への道を開く。1958年には『精神と物質』によって
人間の精神世界の解明にとりくんだ。科学の多くの領域に足跡を残した20世紀の巨人である。
乱暴な言い方をすれば、アインシュタインのように不確定性原理や確率解釈が登場した頃に
量子力学が受け入れられず嫌になってしまって、生命とは何か?とかに走ってしまった人だな。