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小学校3年小学校ん時、山菜採りの最中に、山道で熊の親子と遭遇した時は死ぬかと思った。しかも5メートルくらいの至近距離。
心臓がドクドクと高鳴りし、身動きが取れなかった。でも、熊さん達もビックリしたらしく、剥製みたいに動かない。
すると、それを少し離れた場所から見て仰天した祖父が、猟で使う山刀を振り回しながら、意味不明の奇声をあげて突撃して来た。
驚いた熊達は一目散に退散して、私は襲われる事無く助かった。
「あんなに本気で突撃したのは、戦争の時以来だ。米兵に比べたら、熊さんなんて怖くないわ」と笑っていたが、家に帰っても祖父の膝がガクガク震えていた。
祖父は二年前に他界したが、あの時の勇姿は一生忘れないし、今も心から感謝している。