10/01/13 20:26:07 UYpcdMeM0
関よしみ(漫画家)
サイコホラーを主な作風とするホラー漫画家。
ほのぼのとしたファミリー漫画のような絵柄にそぐわない、
何気ない日常が急速に壊れていく様を執拗に描写するストーリーが特徴。
登場する人物は、ことごとく死ぬか狂うか絶望に追いやられるかのいずれかであることが多く、
一片の救いすら残されていない作品もまれではないが、ストーリー展開が秀逸で、
漫画作品として読ませる内容であり、読者の心により深くトラウマを残すこととなっている。
歴代スレで頻繁に話題に上るのは、愛を信じない富豪が主催する10億円争奪ゲームに参加した、
中学生カップルの悲劇を描く「愛の墓標」、両親を失った少女が、引き取られた親戚宅で
この世の地獄を味わう「堕天使の子守唄」などがある
ミノタウロスの皿
1969年に「ビッグコミック」に掲載された、藤子・F・不二雄の漫画作品。
とある青年が不時着した惑星は、見た目は牛のような知的生命体「ズン類」が、
人間そっくりの家畜「ウス」を支配し、食用としている星だった。
主人公はウスの美少女、ミノアに恋をするが、ミノアは大祭の祝宴で食べられることが決まっており……
藤子氏の初の大人向け作品として名作との声も高いが、
肉としておいしく食べてもらうことこそが最高の喜びであると信じて疑わないウスと、
言葉は通じるのに意志の疎通が全くできないという内容や、ラストシーンなどが、
「ドラえもん」や「パーマン」と同一の作者であるということも相まって読者の心にトラウマを残した。
OVA版も存在し、こちらも幼少期に内容を知らずに視聴しトラウマになったという声あり。
藤子氏の他の大人向け作品では、ラーメン大好き小池さんにそっくりの主人公が
横暴の限りを尽くす(性的描写あり)「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」、
カニバリズム等を扱った「カンビュセスの籤」などもトラウマメーカーとして名高い。