10/01/19 21:57:14 j0EH038m0
鋼の錬金術師
主人公が遊び相手になってあげた女の子が、実父の手により犬と合体させられてしまう。
虚ろな目で途切れ途切れに言葉を話し、人間としての知能はすっかり薄れて退化している。
その状態で、普通の女の子だったころに主人公に対していつも言っていた「お兄ちゃん」「あそぼ」という言葉をぶつぶつつぶやく。
結局「合成されて生み出されたものは自然の形じゃない」と宗教家のおっさんに殺されてしまう。
主人公はそれ以来「お兄ちゃん」「あそぼ」という言葉がトラウマワードになって、その言葉を聞くと鬱々とするようになる。
主人公は、何千何万レベルの人々の魂をよりあわせてつくられた怪物と戦うことになる。
怪物は統合された一つの意識で主人公に襲いかかろうとするものの、
怪物の体に宿っている一つ一つの魂たちにも意識があり、殺さないでと泣き叫んでくるので主人公は上手く手を出せない。
しかし切羽詰まった状況なので、主人公はその怪物の体に宿る魂たちを殺してしまう。
しかし、怪物に囚われた魂たちは殺されることでようやく安息を得た者もおり、消滅しながら「ありがとう」と主人公に囁いていく者もいた。
主人公はそれ以来「ありがとう」という言葉がトラウマワードになって、その言葉を聞くと鬱々とするようになる。
どの言葉も日常用語すぎるけど読んでるこっちもトラウマワードにしてしまった