10/01/07 21:07:18 7Ku0g9zT0
「・・・あんた小さいころその質問いつもしとったね・・・何で今またそんなこと聞くん?」
俺がその質問を小さいころしていたって?
「・・・何回も何回もあんたがしつこいくらい聞いてきて私が『わからんっ!』言うたら何日か後あんた何て言うたか覚えとる?」
「・・・」
「『魚に右って書いて・・・へび・・・て読むんや』て言うたんよ」
「・・・」
「そうあんたに言われた後、母さんに『そんな字あるん?』て聞いたら『そんな字ない、間違いや』て言われたわ。」
「・・・いや全然覚えてないんだけど・・・」
「母さんにそう言われて私あんたに聞いたんよ、誰にそんな嘘を教わったかって」
「・・・」
「何か知らん女の子に教えてもらったってあんた言いよったわ・・・ん?・・・もしかしたら?・・・あんた!・・・へび・・・女の子・・・」
その後の姉の言葉は覚えていない。
俺は絶望的な気分になり窓ガラスの手のひらの跡に目をやった。
でもそこには手のひらの跡はもう消えていた。