10/01/06 02:45:04 uMpcFE8K0
さて、幼稚園時代、自分の通っていた幼稚園は学期毎にお遊戯会があり、
たぶん他の幼稚園保育園とは比べものにならないくらい規模が大きく賑やかなものでした。
補足すると、大きなお寺の横に幼稚園があり裏手はお墓でした。
で、毎回お遊戯会の最後に園児みんなで歌われてた「ちこたん」。伝統になってたみたいです。
もう予想がつく方もいると思いますが、自分が年長さんの時のお遊戯会でこの曲を歌った数日後、交通事故で1人園児が亡くなりました。
べつに曲のせいではないと思いますが、当時「ちこたん」の歌詞の過激さが園児にはよろしくないのではと論争されていた時でしたから、
無関心であったまわりの保護者もこの件で「ちこたん」が原因なのではないかと騒ぎ始め、次のお遊戯会から歌われなくなりました。
怖い曲の代表例として「暗い日曜日」等があり、そういう黒ミサ的なものは「ちこたん」にないと思いますが、園児ゆえ曲練習を何回もやってくうちに歌詞が脳裏に焼きつき、
フと道路に飛び出してしまったんでしょうか。
ただ、たまにコンビニとかで売ってる都市伝説(怖い話特集)の曲編で「ちこたん」が取りあげられているので、身近に不幸を体験した自分としては嫌な曲だなと思いました。
それだけです。
ちなみに幼稚園時代の記憶は、折り紙の授業が頻繁にあったのが嫌だったことと、「桃色のキリン(ってタイトルかどうかは忘れた)」で主役の子供役を可愛い女の子と一緒に演じたことくらいしかなく、
「ちこたん」の件の話も半年くらい前に親と軽く都市伝説について喋っていた時に教えてもらいました。
でも確かにあのメロディーを聴くと、みんなで歌っている姿を薄らと思い出しますし、半分わけもわからず葬式に参加したことも、なんとなくですが覚えています。
怖い話なのであまり「本当」と言い張りたくないのですが、本当に実話なので。
読んでくださった方に感謝。では。