10/01/03 22:29:25 tXTz8gk50
突然、学校に来なくなった友達がいたのね。
結構仲良かったんだけど、どうしても不登校の理由を教えてくれないの。
お父さんやお母さんにすら言わずに引き篭もってるらしくって、3日めぐらいにメールしてみたんだ。
返事は割りとすぐにきた。
私:こん^^ 生きてるかー?w
なんか知らんけど学校こいよー
友人:生きてるよww
学校ね…当分いけないかも ごめんね
私:ね、誰にも言わないからさ。私にだけ理由教えてくれない?
友人:今ね、妹が庭で歌歌ってるけどなんか歌詞めちゃくちゃw
(はぐらかされた?と思いつつも話を合わせる私)
私:ああ、妹いたんだっけー。
友人:うん。大声で間違った歌詞で歌うなっつーのw
「もーもたろせん もんたろせいー」
私:なにそれwいきなり違うw
友人:「おにしにつけたー おびかんごー」
私:いみふwww
友人:「ひさつー れたしに くださいたー」
私:元がなんの歌か分からない人とか出てきそうだw
そんな、取りとめもない内容のメールのやりとりをしながら、
ま、元気そうだし安心したわけよ。
451:本当にあった怖い名無し
10/01/03 22:50:45 nBEKKaPR0
小学6年の頃、Aという知的障害を持った同級生が居た。
こいつはほとんどの授業を養護学級で受けてたんだけど、
ときどき俺たちの教室で一緒に給食を食うことがあった。
Aは常に鼻水やヨダレを垂れ流し、ニヤニヤと笑ってる奴だった。
俺は子供ながらに、そんなAが薄気味悪くてしょうがなかった。
Aが給食を食いに来たときは、みんな腫れ物にでも触るような、
先生までもが異様な緊張感を持っていた。
何故なら、一度クラスの問題児Bが、
先生が給食の最中にトイレへ立った隙に、Aの口に無理やりコッペパンを押し込み、
Aは顔を真っ赤にしてむせ返りながら激しく嘔吐、それだけならまだよかったんだけど、
吐き出したゲロの中に、明らかにゴキブリと思われるものや、ミミズ、カナブン、
頭がもげて胴体だけになった虫が数匹混じっていた。
教室は女子の悲鳴と男子の叫び声で大パニックになった。
先生が駆けつけ、Bはその場で先生に殴られ号泣、
Aは口と鼻からドロドロの胃液をぶら下げたまま、
「あかあさぁぁああーーーーーん!!!!」と、何度も泣き叫んでいた。
そしてその日の午後、Aの母親がクラスへ乗り込んできて、
俺たちの目の前で先生のことを無茶苦茶に罵倒した。
Aの母親は、まるで鬼婆のような見た目だった。
細く鋭い三白眼の目、白髪の混じったボサボサの髪をくくりもせず、
虫食いのある毛玉だらけのセーターと、糸がほつれた短パンを履いていて、
前歯の何本かが真っ黒になっていた。
見た目に圧倒されて何を言っていたのかあまり覚えてないけど、
「お前なんか教師をする資格ない!今すぐ辞めろ!教育委員会に訴える!」
そんなことを叫んでいた。
452:本当にあった怖い名無し
10/01/03 22:57:18 nBEKKaPR0
先生は顔面蒼白のまま、言われ放題なのを我慢していた。
教室の空気は完全に凍りつき、Aの母親が帰ったあと、
何人かの生徒は具合が悪くなり早退し、
先生までもが体調不良で早退していった。
後日、先生とBと、Bの母親で連れ立って、Aのもとへ謝罪しに行ったらしい。
それからほどなくして、Bは転校してクラスから居なくなった。
このことがあってから、Aが給食を食べにくる時は、
クラス全体が異様な緊張感で包まれるようになった。
そしてある日、俺の目の前でAが給食を食うことになった。
机を挟んで向かい合わせに座ったAは、いつものニヤけ顔で飯を食い、
牛乳を手にとって飲もうとした瞬間、俺と目が合い動きを止めた。
牛乳瓶をもったまま目を大きく見開き、口をパクパクさせながら何か言おうとしてる。
ただでさえAのことを嫌っていた俺は、その顔を見て無性に腹が立ってきた。
「何だよ・・・何見てんだよ」
あの鬼婆のような母親のことを思い出すと、強くは出られなかった。
ただ、言い方は悪いけど、まるで障害児に馬鹿にされてるような気がして悔しく思い、
せめてもの反撃じゃないけど、Aのことを精一杯睨み付けてやった。
すると、瞬きひとつしない見開かれたAの目に、見る間に涙が溜まっていき、
口からは租借しかけの飯がヨダレに混ざって流れ落ちてきた。
そしてAは、俺から一瞬たりとも目をそらさないまま急に叫びだした。
「こわい!こわい!おかあさああーーん!この人の後ろこわい!!!」
みんなの視線が一気に俺とAに注がれ、静まり返った教室にAの叫び声だけが響いた。
先生も一瞬何が起こったのかわからなかったようだけど、
すぐにAのところへ駆け寄ってきて「どうしたA!何があった!」
って言いながら、Aの背中を必死でさすっていた。
その間もAは俺から一切視線をそらさず泣き叫び続けた。
あまりのことに怖くなった俺は、席を立って仲の良かったCの所へ
ふらふらと歩み寄った。
453:本当にあった怖い名無し
10/01/03 23:25:45 nBEKKaPR0
何なんだよあいつ・・・」俺はそうつぶやくのが精一杯だった。
先生は青ざめた顔で、すぐさまAの母親に携帯で連絡した。
しかし、今回に関しては誰にも落ち度がないので、
Aの母親も説明を聞いて、黙ってAを引き取って帰っていった。
でも、Aの母親は帰り際に言ったんだよ。
汚物でも見るような目で俺を見据えながら
「かわいそうに・・・・#%$&」って。
かわいそうに、その後に何を言ったのかは聞き取れなかった。
俺はいったいそれが何を意味するのか全く理解できなかった。
しかし、不快感と恐怖にやられてか、やはり俺も気分が悪くなり、
その日は早退することにした。
早退することをCに告げると、
Cも一緒に早退して、家まで送ってくれることになった。
このときのCの優しさには、心から感謝したことを覚えている。
しかし、帰り道でのCとの会話は、まったく穏やかなものにならなかった。
C「あのさ・・・あんまり言いたくないんだけど、Aが叫んでた時、あいつどこ見てた?」
俺「どこって、ずっと俺と目合わせてたじゃん。マジで気持ち悪かったぁ・・・」
C「俺も最初はS(俺)のことを見てると思ったんだけど、あいつ、何かSの耳のあたりを見てなかった?」
俺「えっ、いや・・・確か俺とずっと目があってたけど・・・」
C「そっかぁ、それならいいけど・・・あいつ後ろ怖いとか言ってたし、気になってさ」
確かにAは、この人の後ろ怖いと叫んでいた。
突然の出来事にそこまで気が回らなかったけど、思い返すと不自然に感じた。
C「あとさ、あいつのあの般若みたいな顔した母親、帰り際にSに言ったじゃん。
かわいそうに、道連れにしてやれって」
俺「えっ、道連れって・・・どういう意味だろ・・・」
C「何か怖いよな・・・」
俺は急に怖くなって、Cにぴったりとくっつくようにして家まで帰った。
454:本当にあった怖い名無し
10/01/03 23:58:52 nBEKKaPR0
翌日俺は、急に高熱が出て学校を休んだ。
昼になり、ベッドでおかゆを食べながらテレビを見てると、
怪訝な顔をした母が、携帯を片手に部屋に入ってきた。
母「ちょっとS、昨日のA君のお母さんから電話がかかってきたんだけど、
どうしてもSに変わってくれって言ってるの。どうする?
嫌だったらいいのよ。お母さん断ってあげるから」
熱のせいで体もだるく、到底あの鬼婆と話すような気力はないと思ったけど、
もし電話に出なかったことで逆恨みされ、家族にまで何されたら怖いと思い、
いやいやながらも電話に出ることにした。
俺「もしも・・・」
「もしもし、Aの母親ですけど、S君ね?」
酒焼けのような汚い声だったけど、先生に罵声を浴びせた時と違って、
優しい喋りかたで、俺は緊張はいくらか解きほぐされた。
「昨日はAがごめんなさいね。実はあの子、見えるのよ」
俺「えっ・・・見えるって・・・」
「昨日Aに聞いたらね、S君の肩のところに、真っ黒な顔をした女の人が、
頭や口から血を流しながら笑ってたんだって・・・」
Aの母親の神妙な話し振りに、俺はどんどん血の気が引いていくのを感じた。
455:本当にあった怖い名無し
10/01/04 00:02:29 dxxMRL1a0
長文を投稿する時はメモ帳等で全部書き終えてから一気に投稿しましょう。
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456:本当にあった怖い名無し
10/01/04 00:02:34 YmrZonMx0
「でもね、大丈夫。だってほら、人ってどうせいつかは死ぬんだし、
あんたもそうやって五体満足で生まれてきて、Aに比べれば随分楽しい思いもしただろう」
俺「えっ・・・」
「お前らみたいに自分がどれだけ恵まれてるかも知らずに、
人の不幸も理解できない馬鹿親に育てられてるクズは、化物にでも何にでも呪われて死ね!
それがお似合いなんだよ!!!あははは!さぞ怖い思いするだろうねえ!
前のBって奴は、転校した先で畑のトラクターに轢かれて死んだらしいぞ!あははは!!」
携帯をもつ手が冗談みたいに激しくガタガタと震えて、
異変を察した母が携帯を取り上げた。
母「ちょっと、どうしたのS!もしもし、A君のお母さん!?もしもし!!!」
すでに電話は切れていたらしい。
457:本当にあった怖い名無し
10/01/04 00:17:28 YmrZonMx0
それから一週間、俺は熱がまったく下がらず、
病院に入院することになった。病名は肺炎だといわれたけど、
そうじゃないのはすぐにわかった。新しい薬を点滴されるようになってから、
吐き気や頭痛がとまらなくなった。数日後、髪の毛がごっそり抜け落ちた時、
俺は、これはテレビで何度も目にした白血病の症状とまったく同じだとすぐに気づいた。
Aの母親に言われたことは誰にも言わなかった。
たぶん俺はもう死ぬに違いない。毎日毎日、治りもしないのに
苦しい治療ばかりされて、死にたいと思うようになった。
仲の良かったCは何度も見舞いに来てくれたけど、
Cが中学に上がってからはほとんど見舞いに来なくなった。
生きる希望なんてものはまったくなかったんだけど、奇跡的に骨髄提供者が見つかり、
俺は今現在23歳になるんだけど、再発がないまま何とか生きている。
あの時のAの母親の言葉は、俺を怖がらせるための嘘だったんだろうか。
ふとそんな風に思うときもある。これもきっと、恐怖心が生み出した幻覚に違いない。
俺さ、見えるんだよ、今。自分の肩のところに女の顔が・・・。
458:本当にあった怖い名無し
10/01/04 00:20:44 8T9fnk9Q0
やっぱ手際が悪いとそっちに気が行って萎えるな
459:本当にあった怖い名無し
10/01/04 00:21:45 Kh2DRbry0
つまらん。お前の話はつまらん。
460:本当にあった怖い名無し
10/01/04 00:34:58 bASDzdTr0
作り話だとしても良い話だな、実話なら尚更良い話だ
心温まる愛と感動の長編大作だと思いました。人間愛に溢れた話です
個人的な話の好き嫌いは仕方が無いけど努力は認めるべきですよ皆さん
461:本当にあった怖い名無し
10/01/04 01:15:14 KCTfB7li0
努力が認められるのは学生のうちだけです
462:本当にあった怖い名無し
10/01/04 01:45:20 B+Q3ynW90
と、学生時代努力したこともなく、
明治駒澤レベルの馬鹿大学にしか入れず
今では企業のソルジャーの>>461が申しております
463:本当にあった怖い名無し
10/01/04 01:45:57 1/XKSARW0
哀しいが正論ではあるな
464:本当にあった怖い名無し
10/01/04 01:54:14 bASDzdTr0
その努力が他の誰からも認められないとしても私は認めます
全てを許して受け入れて認めようと思います
それが何であれ少なくとも理解しようとする努力はするつもりです
皆様には何時も無料で楽しませて頂いている事に感謝の気持ちで一杯です
最近はどんな話を見ても恐怖など全く感じないのが少し寂しいですけど
皆さんを見ていると楽しい気持ちになります。愛すら感じます
皆様こんな私に何時も楽しみを与えて頂いて有難うございます
465:本当にあった怖い名無し
10/01/04 11:28:58 +c8UOsBv0
17スレ目「カン、カン」続きが来てるけどこっちにコピペいる?
466:本当にあった怖い名無し
10/01/04 11:52:17 2jMImuBN0
こっちが本スレだったな。
コピペした方がいいと思う。
467:本当にあった怖い名無し
10/01/04 13:47:21 DmVUzDWJ0
awsedrftgyふじこlp
468:本当にあった怖い名無し
10/01/04 16:22:22 8T9fnk9Q0
コピペ不要
469:本当にあった怖い名無し
10/01/04 16:42:56 +c8UOsBv0
まとめに載せたいような気がするのでコピペしておくわ
>>468 スマン
470:カン、カンその後 1
10/01/04 16:46:17 +c8UOsBv0
以前このスレで「カン、カン」という話を投稿した者です。
あれから8年近くもの月日が経ちました。またも恐ろしい出来事がありましたので皆様にお伝えします。
拙い文章であることに加え、前回の話を読んでいない方には少々伝わりにくいかもしれませんがご了承下さい。
現在、私の実家のアパートには母と妹が住んでおり、2つ上の姉は実家からだいぶ離れた場所で就職し、
私は隣県の大学に通いつつ一人暮らしをしています。父は単身赴任で、8年前と変わらず全国を転々としています。
去年の冬、久しぶりに実家から連絡があり、母から家に戻ってきなさいと声を掛けられました。
私はとにかく家に帰るのが嫌で、せっかくの休日をあのおぞましい場所で過ごしてたまるものかと思い、
母の誘いを毎年頑なに断っていましたが、今年は滅多に戻ることのない姉と父が帰ってくることもあり、
母の怒声にも押され、卒論を間近に控えつつもしぶしぶ帰省することにしました。
恐ろしい目にあった家に再び戻ることにも抵抗は十分にあったんですが、実はそれよりも怖いことがありました。
母には申し訳ないことなのですが、母と対面するのが何よりも怖かったのです。
かつて母と電話越しで会話をした時、母が明らかにおかしな様子だったのを今でも覚えています。
母の声なのに、母じゃないモノと会話をしていたあの瞬間。今でも忘れられません。
…とはいえ、全ては過去のこと。アレを見た後でも、私の身の周りでは特におかしな事はなく、
幸運なことに家族の中で病気をしたりケガしたりする人もいませんでした。姉も妹も元気そうにしてるし、
母も父も、ここ8年で変わったことはないようです。もはやあの「家族がお終い」という呪いの言葉だけではなく、
白い着物姿の女を見たことさえも夢だったのではないかと思い始めていたところでした。
耳にこびりついているあのイヤな音だって、いつかきっと忘れるに違いありません。
絶対に大丈夫!!と自分に強く言い聞かせ、私は実家に向かいました。帰省を避けていた本当の理由を
母に悟られないよう、せめて実家にいる間は明るく振舞おうと心に決めていました。
471:カン、カンその後 2
10/01/04 16:47:09 +c8UOsBv0
家に帰った私はほっとしました。父も母も、妹も姉も元気そうで、久しぶりに帰省した私を見て
卒業は大丈夫なのか、彼氏はできたのか、などと、お約束のお節介を焼くのでした。
あれほど気にしていた母も変わった様子はなく、ホテルの清掃業のパートで日々忙しいとの事でした。
しかし姉に話しかけることだけは気まずく、躊躇われました。その理由は、8年前のあの出来事があってから、
姉は私のことを今日まで徹底的に無視し続けたからです。幼い時、あの真っ暗な居間で、私が大声で
叫んだことが絶交のきっかけに違いなく、私に対する姉の冷たさは尋常なものではありませんでした。
そんな姉が、実家で発した言葉に、私は耳を疑いました。「あんたのこと、ずっと無視しててごめん。」
まさか、かれこれ8年も無視されていた姉から謝罪の言葉があるとは思わなかった。
「私こそごめんなさい。でも、突然どうしたの?もしかして、何かあった?」
驚きのあまり、聞かない方がよい事まで聞いてしまったような気がしました。姉はどこかぎこちない表情を
浮かべましたが、昔使っていた姉と私の共用部屋に私を招いて、話をしてくれました。
「あたしのうちでね、あの音が聞こえた。」
あの音、という言葉を聞いただけで、私は何かひんやりとしたものが背筋を伝うのを感じました。
姉はそんな私の様子を見てから、話を続けました。
「あの日、仕事から帰ってきたのが夜9時頃。で、部屋でテレビ観てたんだけど、風呂場のほうでカン、カンって。
ちっちゃい頃、あんたと一緒にその音を聞いたことがあったから、すぐに分かったよ、これはやばいって。
近くに同僚が住んでたから、ソッコーで家を出てその友達のところに行ったの。その友達んちで話をしてたら、
また風呂場のほうからカン、カンって。おかしな鉄の音だった。友達も私もパニックになって、
部屋を出て警察を呼んだ。結局風呂場には何も無かったし、一応部屋も調べてもらったけど何もなかった。」
472:カン、カンその後 3
10/01/04 16:48:39 +c8UOsBv0
姉の話は、8年前の忌まわしい記憶を完全に蘇らせました。あの時の出来事は今でも忘れられません。
真っ暗な居間。テーブルに座る女。「カン、カン」という金属音。振り向く女。おぞましい顔。
何の前触れもなく聞こえるあの音は、自分をしばらく極度の金属音恐怖症にさせるほどおぞましいものでした。
音楽が流れる場所ではカウベルや鈴のような音が鳴らないかヒヤヒヤし、台所のフライパンや鍋の発する
金属音に耳を塞いで怯え、遠方に向かうときは踏み切りのある道路を避けねば移動もままならない…。
ただ、姉の話には8年前とはいくつか違う点がありました。
白い着物姿の女を見ていなければ、声も聞いていない。聞こえたのはカン、カンという不気味な音だけ。
しかも場所は風呂場。私は、居間のテーブルの上にアレが正座している姿は知っているが、風呂場だなんて…。
本当にアレだったんだろうか…そう姉に問い掛けようとした時。突然姉はぼろぼろと涙をこぼし始め、泣き出した。
私はうろたえながらも、「まだアレだって決まった訳じゃ…」と姉をなだめようとしました。
すると姉は泣き顔のまま私の顔を睨み、「あんた、お母さんのこと美香(妹の名前)から聞いてないの?」
と、凄みのある声で迫ってきました。お母さんのこと?妹から?話の方向が見えず、当惑しました。
今さっきだって母の作ったおいしいビーフシチューをいただいたばかりだった。母の様子に
何もおかしいことなんてなかったし、妹も普段通りだったように見えた。
焦りを隠せない私に向かって、姉は涙を拭いながら言いました。
「時々、夜中に家をこっそり出ていくんだって。詳しいことは美香に聞いて」
ただならぬ姉の話を聞いて、私はすぐ妹の部屋に行き、問い質しました。
「お母さんが夜に外に出てるって、どういう事?」
「ああ、おねえに聞いたんだね。本当なんだよ。何なら一緒に見る?」
473:本当にあった怖い名無し
10/01/04 16:55:59 JUegGhNY0
ID:+c8UOsBv0
続きまだー?
スゴイ楽しみなんだけど
474:本当にあった怖い名無し
10/01/04 17:25:52 2s506Ycj0
隣の相棒がネオンの見える道をかっ飛ばしてた。追われてるんじゃない。急いでるんだ。
石畳の地面が脆いせいかガタゴト揺れる。前の車は2台いるがそちらさんも左より。
鉄門を出る頃には夜が明け辺り一面は草原になっていた。それからは歩きだ。
草原の中に続く一本道。道を外す事はできない。
一方、洞窟の入り口に男女がいる。男女は洞窟の中に入る。
中は急斜面で滑って行く事になる。途中は奈落へ続く闇がぽっかりと。
最深部へ近づくにつれ氷に覆われる。斜面は崖へと変わる。
地下には列車がある。列車をひく巨漢がいる。巨漢は列車を引きながらコンクリートの部屋を横切る。
廊下へ出るとまた別の部屋へ入る。部屋や廊下には沢山の人がいるがお構いなしだ。
灯油をあつめて灯油をかけろ。そこで待っていろ。それか列車に乗れ。
475:カン、カンその後 4
10/01/04 17:33:46 +c8UOsBv0
その夜、私は妹の部屋に入れてもらい、妹のベッドの隣に布団を敷き、ぼんやりと天井を眺めながら
時間が経つのを待ちました。妹の話では、母が家を出る時間は大体決まっていて、1時過ぎ頃に家を出て、
10分程度で帰ってくるとの事でした。最初、母の外出に気付いた妹は、気分転換がてら外にタバコを
吸いに行っているものと思ったらしく、特に気に留めずそのまま寝ていたらしい。
しかし、雪が降るほどに寒くなってからも母の外出は続いた。そのことを母に聞くと
「何のこと?」という反応。とぼけている様子もなく、自分が深夜に外出していること自体、
全く自覚がなさそうだというのだ。不審に思った妹は母の後をこっそりつけたのでした。
「そろそろだよ。」
妹が言うと、私は耳を澄ませた。すると間もなく、ドアを一枚隔てた廊下側で、何やら人の気配がした。
ガサ、ガサ、と玄関の辺りで物音が聞こえた。おそらくブーツを履いているのだろうと思った。
そして、キイ、という音とともにコッコッコッ、という足音。間違いなく今、外に出た。
私と妹は顔を見合わせ、なるべく音を立てないようにドアを静かに開け、忍足で玄関に行った。
鍵は掛かっていなかった。妹は注意深くドアノブを握り、そっとドアを開けた。
真っ暗な路地。街灯と月明かりだけが頼りだった。
母はどこに行ったんだと妹に聞くと、驚いたことにすぐ近くにいるという。嫌な予感がじわじわとしていた。
家から100mほど進んだところ、路地を照らす街灯の下に母はいた。
母は、電柱の周りをぐるぐる回っていた。散歩のようにゆったりと歩くようなペースではなく、
かなり速いはや歩き、あるいは駆け足のようなものすごいスピードでぐるぐるぐるぐる回っていた。
昼間に見せてくれていたような朗らかで優しげな表情は今やどこにもなく、遠目に見ても般若のような
鬼の形相にしか見えなかった。あまりの恐ろしさに呆然としていると、妹は「もう帰ろう」と促すと同時に、
「たぶん、あと10分くらい続くから、あれ」と付け加えた。
ものすごく怖かった。母の異常な姿を目の当たりにして、私はようやく事の重大さに気付き始めた。
「あなたも、あなた達家族もお終いね」
今頃になって、あの女の、おぞましい言葉が頭の中で繰り返されました。
476:カン、カンその後 5
10/01/04 17:34:26 +c8UOsBv0
妹よりも一足早く家に帰ってきた私は、居間の電気をつけようと壁を探りました。
大体この辺にスイッチがあったのに…そう思いながら手探りしていると、
指先に角ばったプラスチックの感触が伝わった。
それとほぼ同時に、真っ暗な空間で「カン、カン」という音が、響き渡った。
あっ、と思った時にはすでに遅く、私は壁のスイッチを押してしまっていました。
白い光で照らし出される居間。強い光に目が慣れず、私は反射的に目を細めた。
テーブルの上には、白い着物を着た女が座っていた。こちら側に背を向けているので、顔までは分からなかった。
現実感がまるでなく、冷静な思考が出来ませんでした。テーブルの上に女が正座しているだけでも異常なのに、
点灯したばかりの室内灯に明順応しきれていない私の目には、居間の空間全体が奇妙なものに映りました。
嫌な汗がどっと吹き出ているのを、体に張り付く衣服で感じていました。
何分、いや何秒そうしていたか分かりませんが、私の指が再びパチンとスイッチを押すと、居間は真っ暗な闇に飲まれ、
何も見えなくなりました。そしてちょうどその時、玄関からガチャリとドアの開く音が。…妹か。
しかし私の視線は再び闇に包まれた居間のほうに釘付けで、テーブルの上にはまだあの女がいるような気がしていました。
その一方で、玄関ではガサ、ガサという靴を脱ぐような音に続いて、木造の床に体重が掛かるときに鳴る、
ギッ、ギッ、という独特の軋み音が。
私は、廊下のほうを振り向くことが出来ませんでした。妹に決まっているはずなのに、そっちのほうを見れない。
いや、何となく分かっていた。気配というか、勘というか、あやふやなものだったけど、後ろから近付いているのは
おそらく妹ではなかった。形容し難いほどおぞましい感覚が、ギッギッという軋み音とともに強くなっていく気がした。
そして、真っ暗な居間の真ん中、テーブルが置いてある辺りで、「カン、カン」という金属音が鳴った。
意識が遠のく寸前、私のすぐ後ろにいた人物の手に、ガッと肩を掴まれたのを確かに感じた。
477:カン、カンその後 6
10/01/04 17:35:07 +c8UOsBv0
因みに、その翌日、私は姉の部屋で寝ていたそうです(姉が起こしてくれました)。
姉も妹も、あの真っ暗な居間で私の肩を掴んだということは一切ないと断言しており、
しかも妹が帰ってきた時には母はまだ帰宅していなかったそうです。
靴だけでなく、母の寝室も確認したから絶対に確かだとの事でした。
妹曰く、母の異常な行動は今でも続いているようです。
「精神科にも相談したし、うちでお祓いだってしてもらった。通報されたこともあるからね」
後で聞いた話だが、妹はすでに姉から詳しい話を聞かされており、父には内緒で色々やっていたらしい。
だがいずれも徒労に終わった。母の異常な行動を見れば、効果がないのは一目瞭然だった。
そして私にはもう分かっていた。あの女のせいだ。姉の家で鳴った音だって、あの夜の
母の恐ろしい姿だって、全部あの女が原因なんだ。そう思うと怒りがこみ上げてくる。
でも、怒り以上に、あの女が恐ろしくてたまらない。
なるべく早いうちに父に打ち明け、アパートを引き払うことを検討しています。
**********************************
途中、連投規制に引っかかったり、長文エラーだったりしてすみません。
以上です。
478:本当にあった怖い名無し
10/01/04 17:57:39 zkGOScNA0
コピペ転載するなら参照元も明示しとけ
479:本当にあった怖い名無し
10/01/04 18:20:18 An2fly7n0
怖いお
480:本当にあった怖い名無し
10/01/04 19:30:00 8kVPwxaI0
ごめんなさい、以前のお話はどこにありますか?
481:本当にあった怖い名無し
10/01/04 19:48:58 j3TPTOP6P
良作乙
482:本当にあった怖い名無し
10/01/04 20:08:11 76z+MZm90
>>477
おもしろかった
>>480
まとめPart17にあります。
483:ある冬の出来事
10/01/04 20:26:22 oRxrOo7R0
今、仕事で滋賀県で働いてるんだけど、一昨年の冬初めて滋賀県に来た時にあった不思議な話。
天気予報で「今週末に初雪が降るでしょう」って放送してて、実際、週末夕方頃から雪が降り出した。
いつも通り23時頃に退社してコンビニに寄って晩飯を買い込んで店を出たところ、いきなり声をかけられた。
「京都まで乗せてってもらえませんか?」
コンビニの軒先を見ると60代位の品のいいお爺さんがいて、こちらをニコニコと見ている。
ベレー帽にマフラー、ロングコートで小さなセカンドバッグを持った小柄なお爺さんだった。
俺 「近所に住んでるんで、京都にまでは行かないんですよ。」
自分の車が京都ナンバーだったので京都に行くのかと思い声をかけたらしいのだが、ここから京都へは一時間以上かかる。
爺 「福井県から歩いてきたんだけど、雪がひどくなってきちゃって困ってたんだ・・・。」
自分の前の勤務地が福井県で、福井の人に親切にしてもらってた事もあって不憫に思い、ここから少し先にある駅までなら
と思い、車に乗せてあげる事にした。
484:ある冬の出来事
10/01/04 20:52:40 oRxrOo7R0
以下はお爺さんが車の中で俺に語った事。(やや、うろ覚えではあるが・・・)
お爺さんは静岡県清水市の出身で、福井市に住むテキヤの元締めの男にお金を二千万貸している。
そのお金を取り立てに来たのだが、男は住処に居らずお金を回収し損ねた。
その男の家の近くに宿をとって張ってみたが、戻る気配がない。
宿泊でお金を使ってしまって手持ちのお金は無いが、清水市の事務所には二億円ある。、
もう一人、広島に大金を貸している男がいるので、そちらの男からは何としてでも回収したい。
だから、少しでも早く広島方向に移動したい・・・。
俺はお爺さんのそんな話を聞きながら、(ひょっとしてボケ老人かな・・・?)なんて感じてた。
初雪初日とはいえ、福井・滋賀県境は豪雪地帯でお爺さんの履いてる革靴では歩いて来るには無理がある。
しかも、傘を持ってないようだし・・・。
お爺さんの話を話半分で聞きながら、駅に向かった。車内には床屋の様なキツめの加齢臭が漂っていた。
お爺さんを駅で降ろし自分は帰宅したんだが、始発まで時間は長いし、又、ヒッチハイクでもするのかな?
駅で寝泊まりするのかな?なんて不思議に思いながらお爺さんを見送った。
485:本当にあった怖い名無し
10/01/04 21:19:33 8kVPwxaI0
>>482
ありがとうございます
>>470
URLリンク(syarecowa.moo.jp)
↑
前作です。
486:ある冬の出来事
10/01/04 21:27:38 oRxrOo7R0
翌日、職場のパートのおばちゃん達に昨日こんな変な事があったよ、なんて話をしたら
おばちゃん連中が一斉に「うわ~、懐かしい!」、「久しぶりに聞いたわ~!」と言われた。
俺は意外な反応にどういう事か尋ねてみた。
おばちゃん連中の中に旦那さんが運送業の人がいて、その人から面白い話が聞けた。
おばちゃんが結婚で滋賀県に来た30年程前に、旦那さんの運送会社で有名な幽霊目撃談があったらしい。
福井と滋賀の県境近くに深夜までやってる食堂があったのだが(今は潰れて廃屋らしい)、そこの駐車場に
広島まで乗せてくれと頼みに来るお爺さんの幽霊が出る、というもので昔は地元で凄い数の目撃談があって
かなり有名な話だったそうな。だが、ここ最近は10年以上目撃談も無く、皆忘れかけていたらしい。
俺は滋賀県に赴任して間もなかったので、いきなりそんな話を俺がした事で、おばちゃん連中は皆一様に驚いていた。
確かに、お爺さんが俺に語った「手持ちのお金が無い」って話も、何でCDでお金を下ろさないんだ?とか携帯電話で
清水市の事務所の人間を呼んで、お金を持参させるとかしないんだ?って疑問も、30年以上前の時代にそんなもん
無かったのかもしれない。昔は車が止まりやすい県境の食堂に居ついていたのが、時と共に食堂も下火になりお爺さんの
幽霊も活動場所を国道沿いのコンビニに移したんかもね・・・。
俺の車のドアはちょっと特殊で、お爺さんでは上手く開けられないだろうと思って、ドアは俺が開閉してあげたんだけど
もし、俺がそうしなかったら、あのお爺さんの幽霊どうやってドア開けたんかな・・・?
それにしても加齢臭の臭いといい、コートに付いた水滴といい、完全に人間としか思えない外見や雰囲気だったな。
おわり
487:本当にあった怖い名無し
10/01/04 22:04:38 JUegGhNY0
>>477
ありがとう
久しぶりに背筋が寒くなったよ
1日も早くそのアパートから出ることをお勧めするけど、
きっとお母さんは物凄く抵抗するんじゃないかな?
お父さんは話だけだと納得しそうもない気もするのでお母さんの徘徊を目の当たりにしないと動かない気がする
手遅れにならないうちに行動を起こした方が良いと思う
488:本当にあった怖い名無し
10/01/05 01:25:31 iLLelSF+0
>>477
非の打ち所が無い話。完成度の高い怖い話だと思いました
以前の私なら寒気を感じて恐怖心が全開に成っているレベルです
しかし今の私は、このレベルの話ですら何も感じられなくなってしまった
自分が人間として既に壊れた異常者なのだろうかと思うと少し切ない
面白いというよりは切なくてもどかしい。主人公達が凄く心配です
相手が悪霊?でも、やはり女性を殴ったりする訳にもいきませんし
他人事ながら主人公達の無事と幸せな未来を願わずには居られません
489:本当にあった怖い名無し
10/01/05 01:26:52 q89KcWu+0
一番気の毒なのは間近で母を見守る妹だよな
490:本当にあった怖い名無し
10/01/05 01:30:20 Y93HMoGN0
>>486
典型的な寸借詐欺の常習犯だな。
491:本当にあった怖い名無し
10/01/05 01:56:56 yeRj9vk50
>>477 おもしろかったけど、小説っぽかった。
まず幽霊が白い着物を着てる時点でフィクションくさい。
492:本当にあった怖い名無し
10/01/05 02:21:30 n2CC47mk0
>>483
ひょっとして○○食堂とその傍のコンビニでの話かな。
俺は滋賀と京都の県境で赤ん坊の幽霊見たぜ。
493:本当にあった怖い名無し
10/01/05 06:05:56 CHzF3eJU0
マジネタだったら当人には悪いけど
カン、カン面白かった~
真っ暗な部屋で読んでると久々に視線感じるような怖さを味わえた
前作おぼろげにしか覚えてないからあれだけど
姉のとこにも出てきてるんだからアパート引き払っても
意味ないんじゃね?
とりあえずもう一度ちゃんとしたとこにお払い頼むことを勧める
494:本当にあった怖い名無し
10/01/05 08:54:46 S38kNqOK0
本当の話なら、
母親をさらし者にし続けないで欲しいわ
495:本当にあった怖い名無し
10/01/05 10:57:30 EOJd/2h/0
最初のカンカンのオチ(お前のお母さんだよ)は放置?
496:本当にあった怖い名無し
10/01/05 11:42:27 PRbD8N9J0
>>477
遺伝性精神疾患を疑ったほうがイインジャナイカナー?
>>490
ですよね~
497:本当にあった怖い名無し
10/01/05 14:07:20 ANRaAvv20
見ると失明するモノがいる
友達はある日、突然失明したらしい。
本人談では見てはいけないモノを夢で見て失明したと言い張っている
もちろん誰もまともに取り入らない
聞いたとしても表面上だけやオカルト好きだけだ
これは俺がその友達から聞いた夢の内容だ
498:本当にあった怖い名無し
10/01/05 14:14:58 ANRaAvv20
友達はピラミッドにいたそうだ。現実にあるピラミッドじゃなく創作のピラミッド。
ファンタジーのピラミッドのように入り口が正面にあり、中へ入ると祭壇があった。
そこへ妙な石があったそうだ。なぜか友達はその石を知っていた。
それは月石と呼ばれている石らしい。擦ると天候が変わるとか何とか。
外へ出ると真っ暗だった。昼間にも関わらずだ。
そして友達はその石を天に向け擦った。
何も変わらない。
499:本当にあった怖い名無し
10/01/05 14:22:24 XOfQeen50
書いてから投下しろへたれ
500:本当にあった怖い名無し
10/01/05 14:28:03 n2CC47mk0
何が突然失明したらしいだよアホかカス
501:本当にあった怖い名無し
10/01/05 14:32:25 ANRaAvv20
それでも夜空を見上げながら擦っているとふとある事に気づく。月がない。
すると月石がボロボロと剥がれ落ちていく。
終いには薄っぺらになり塵となる。
空を見ると雲が風に流されている。
太陽が現れた。
見る見るうちに大きくなっている。
近づいている。
見渡す限り空が燃え滾る地面になっていた。
目を背けても瞑っても逃れる事が出来ず、遂には失明した。
ただのイメージで死ぬ事もあれば
身体に影響を及ぼす事もあるんだな、と〆た
502:本当にあった怖い名無し
10/01/05 14:53:03 PL22MGRr0
なんという厨二
これは酷い
503:本当にあった怖い名無し
10/01/05 15:51:44 htSporl70
千葉県浦安市立小学校で、担任していた特別支援学級の知的障害児に対して
児童の顔面パンチ・パンツの中に手を入れる・スタンガンを当てる・乳をもむなど
やりたい放題の鬼畜ロリコン教師・古川明弘
→ばれると「池沼と飼い主に陥れられた」と中傷、しかし裁判で糞教師の言い分は嘘だとばれる
→逆恨みしてネットで被害者を中傷するサイトを開設
事件ソース
URLリンク(www.news.janjan.jp)
URLリンク(www.jca.apc.org)
URLリンク(www.news.janjan.jp)
URLリンク(www.news.janjan.jp)
スレリンク(newsplus板)
↑の小学校教諭古川明弘被告(45)(休職中、千葉県八千代市ゆりのき台)
でぐぐると、変なネットショップ(ht●p://akane07●jp/)が出てくる
Domain Information: [ドメイン情報]
[Domain Name] AKANE07.JP
[登録者名] 古川 明弘
[Registrant] Kokawa Akihiro
Contact Information: [公開連絡窓口]
[名前] 古川 明弘
[Name] Kokawa Akihiro
[郵便番号] 276-0042
[住所] 千葉県八千代市ゆりのき台*-**-**
しかもこのネットショップから、事件正当化・被害者中傷ブログ
(ht●p://blog.goo.ne●jp/j-emina)に相互リンクしてやがる
中傷ブログはこいつが自ら作っている可能性が高い
504:本当にあった怖い名無し
10/01/05 15:54:53 ANRaAvv20
海外のとある会社は大した仕事じゃないにも関わらず高給にしている。
そこは工場で従業員が5人しかいない。出来るだけ少ない方がいいからだ。
それは行くまでの道のりにある。
街の郊外、田舎道を抜けた先の人里離れた森を突き進むと仕事場となる工場がある。
505:本当にあった怖い名無し
10/01/05 16:12:03 +1fsGFIH0
それは行くまでの道のりにある。
それが何を指すのかがわからん
506:本当にあった怖い名無し
10/01/05 16:19:45 ANRaAvv20
結婚すると自由に使えるお金が激減してしまう(手取りの10分の1以下)
異性との交際が不自由になる
プライバシーが大幅に制限される
共同生活にともなう我慢、妥協、不自由を余儀なくされる
自由になる時間が減る
自由になる空間が減る
結婚すると子供や家などで億単位の莫大な金がかかる
子供の養育費が高騰している(ひとり育てるのに3000万円)
家庭を持つと、転職や独立などの「挑戦」がしにくく、保守的な生き方になる
親戚づきあいなどが増え、わずらわしい
また未婚化の原因として以下のようなものもあげられる
昔ほど結婚しろという重圧がなくなった
一人暮らしが便利で快適になった(結婚の「必要性」の低下)
不況で収入の先行きが不透明
離婚する人が非常に多く、結婚に良いイメージをもてない
結婚のメリットは主観的なものばかりで、金のかかる「趣味」と変わりない
公務員や資格職など、ごく一部の女性を除けば、ほとんどの妻は寄生虫
父権失墜で父親をさげすむ風潮がはびこっている(CMなどマスコミでも)
身近な既婚男性がケチケチしており、幸福に見えない
結婚しても老後の問題は何ひとつ解決しない、逆に老後費用の不安が増える
結婚しても親が4人に増えるだけで親の介護の問題は何も解決しない
結婚すると親戚づきあいがわずらわしい 盆暮れ正月の貴重な休みが潰れる
507:本当にあった怖い名無し
10/01/05 16:24:29 ANRaAvv20
●どんなイイ女でも劣化する。身も心も図太く、醜くなる。 それでも死ぬまで食わせるざんす。
●とっくに女を捨てた女房もエッチだけは求めてくる。ギリマンほど辛いSEXはない。
●「とりあえず結婚してみよう」なんて考えるな。「とりあえず離婚」は出来ないからな。
●子供が可愛いのは6才まで。7つ8つの憎まれ盛り。中学生になれば親は軽蔑の対象にすらなる。
●それでも女房子供が健康に過ごしてくれるならいいが、慢性疾病、障害でもあれば・・
●独居なら1ルーム、または借家でも充分。35年ローンで家を建てれば生涯奴隷の身分。
●女房がいなけりゃキャバクラも風俗も行き放題。恋愛も堂々とできるよ。
●子供は0才~22才(大卒)で最低3000万円の大金が必要。
●その子供もニートなら(80才まで生きるとして)さらに7000万円は残してやらねばならぬ。
●子供に世話してもらう、なんて夢は見るな。それどころか子供は親が死ぬまでスネをかじるぞ。
●万引き程度でも女房子供が犯罪を犯した日には共に地獄だ。そうならない保証はない。
●既婚だ、と偽るのは簡単。未婚だ、と偽るのは心身ともにタイヘンだ。
●独身なら仕事に集中できるから所得は増え、逆に経費は少ないから資産も増える。
●独身なら老人になっても介護が優遇され、施設の費用も夫婦の半分、そのぶん高級施設に入れる。
●独居老人よりも家族と暮らす老人の方が自殺率が高い。
●我が国における殺人事件(2000件近い)の半数は家族同士の殺し合い。
●「家族に救われた」ということは「負担をかけた家族がいる」ということ。
●結局、人間は自分以外のことで苦労するのは家族のことだけ。
508:本当にあった怖い名無し
10/01/05 16:25:49 ANRaAvv20
[昔] 掃除や洗濯等の家事をしてくれる
[今] 家電が発達したので身の回りの家事の負担は減った、自分で出来るから一人でも問題ない
[昔] 食事を作ってくれる人が出来る
[今] コンビニ・冷凍食品・惣菜・出前や外食等、夜遅くても何でもあり、メリットがなくなった
加えて今の女は料理が出来ないし、下手な女も多い
[昔] 結婚をすると専用のSEX相手ができる。婚前性交は少数派。
[今] 自由恋愛で結婚しなくてもSEXができる。風俗・アダルト産業の発達による恩恵
[昔] 自分の子供が持てる
[今] 高度成長神話が崩壊、格差社会の中、安心して子供を持てない。
加えて学校崩壊、親殺しの増加、子供は自分の子とは限らない。(カッコウの託卵)
[昔] 生涯の伴侶
[今] 終身雇用が無くなったのと同じで終身婚姻も成り立たない。
若年・熟年離婚が当たり前の風潮であり、国も年金分割法案で後押ししている
Q 結婚しないと昇進・給料にひびくのでは?
A 一切、響きません 最高裁判例でも認められた事実です
最高裁判例は「現代の日本では妻がいてもいなくても男性の収入に差はない」というもので
専業主婦の財産分与比率を1:9=妻:夫としたもの
Q 独身は若くして死ぬというデータがありますが?
A 若年死亡者の存在が独身者全体の平均寿命を下げる為です
509:本当にあった怖い名無し
10/01/05 16:25:54 Exux379r0
洒落にならないくらい怖い話?それは俺の人生だよ…
510:本当にあった怖い名無し
10/01/05 16:26:56 ANRaAvv20
<結婚派>
独身批判(結婚を推奨するよりも独身を批判する「だけ」の人が大部分を占める)
→意味も無く独身を批判する(単なるレッテル貼り)←★★★これがほとんど★★★
→独身は老後や親の介護が不安
→独身は40-50代でも病気などの時に不安
→独身は親不孝
→独身は世間の目が冷たい(特に田舎)
→独身は出世できない(最近は「成果主義」)
→独身は日本の少子化の事も考えたらどうだ
結婚して家庭を持つのは有意義で幸せだ
家族の為に働くほうが、自分ひとりの為に働くよりずっと楽だ
人間も動物なので、子供を残すのが自然な生き方だ
全員が独身では社会が成立しない
<独身派>
結婚すると子供や家などで億単位の莫大な金がかかる
昔ほど結婚しろという重圧がなくなった
一人暮らしが便利で快適になった(結婚の「必要性」の低下)
子供の養育費が高騰している(ひとり育てるのに3000万円)
不況で収入の先行きが不透明
離婚する人が非常に多く、結婚に良いイメージをもてない
家庭を持つと、転職や独立などの「挑戦」がしにくく、保守的な生き方になる
結婚のメリットは主観的なものばかりで、金のかかる「趣味」と変わりない
公務員や資格職など、ごく一部の女性を除けば、ほとんどの妻は寄生虫
父権失墜で父親をさげすむ風潮がはびこっている(CMなどマスコミでも)
身近な既婚男性がケチケチしており、幸福に見えない
結婚すると自由に使えるお金が減ってしまう
結婚しても老後の問題は何ひとつ解決しない。
511:本当にあった怖い名無し
10/01/05 16:28:07 ANRaAvv20
Q:結婚しないのではなく、できないだけでは?
A:結婚願望が全体的に弱くなり、非婚派が増えているのは厳然たる事実です。
Q:生物として子孫を残すのが勝ち組だ!
A:ならば最強の勝ち組は「ゴキブリ」です。他を圧倒する数億年の歴史を持っていますね。
Q:普通の人が普通の家庭を持っただけで破綻なんて有り得ない!
A:現在、平均的収入の男女が結婚して平均的な生活を送れば確実に将来破綻します。
Q:独身は子育てを放棄している。これは未来への投資を放棄する行為だ!
A:自分の安定した老後に投資する事で、未来の日本に充分な経済効果を与えます。
Q:独身は老後の年金受給を放棄しろ!or独身税を導入しろ!
A:年金受給は正当な権利です。独身税は自由の侵害で憲法違反であり導入の可能性は殆どありません。
Q:いちいち結婚のデメリットなど語るな!独身でいたいなら黙って独身で通せ!
A:独身者にはとても重要な情報です。不利な情報を隠したいのは分かりますが既婚者は我慢して下さい。
Q:結婚のメリットはきわめて個人的、精神的な事で説明などできない!
A:それも含めて、メリットとデメリットを比較して自身で検討するのが現代の独身者なのです。
Q:結婚や子育てを損得勘定で語るなんて、許せない!
A:損得勘定は人間の行動原理の基本です。あえて損をしろ、騙されろ、という理屈は通りませんよ。
Q:結婚すれば出世するし老後は薔薇色なのだ!
A:それは既婚者や結婚派自身ですら間違いを認めていますよ。
512:本当にあった怖い名無し
10/01/05 16:32:40 ANRaAvv20
未婚率の推移
URLリンク(www2.ttcn.ne.jp)
↑もはや未婚は普通になりつつある
専業主婦世帯と共稼ぎ世帯の推移
URLリンク(www2.ttcn.ne.jp)
↑専業主婦の需要は年々減少中
独身女性の平均年収は242万円で40代50代は年収はさらに低くなる
URLリンク(www.mhlw.go.jp)
URLリンク(nensyu-labo.com)
奇跡的に30年継続して勤務できても女はコレ↓
URLリンク(nensyu-labo.com)
年収による結婚可能性
URLリンク(www2.ttcn.ne.jp)
↑ある程度以上の収入を得た男性は逆に結婚しなくなる
未婚男性の年収と未婚女性の年収期待のギャップ
URLリンク(www2.ttcn.ne.jp)
↑高収入男性の需要は異常に高く、供給が追い付きません><
406:12/03(水) 19:42 Fyo9HL+U
『湯沢雍彦『図説 家族問題の現在』 厚生省「自殺死亡統計』によると
離婚した男性はそうでない男性に比べ自殺率が“21.7倍”も跳ね上がる。
ちなみに女は全く変化なし。
414:名無しさん ~君の性差~ :2008/12/03(水) 23:07:21 ID:0lYorM1X
>406
そりゃあ、離婚したら女様に毟られ続ける運命が待ってますからな。
女性様専用司法のおかげでね(笑)
513:本当にあった怖い名無し
10/01/05 16:54:50 6tELnU4A0
>>512 スレチ
出ていけ
514:本当にあった怖い名無し
10/01/05 17:11:10 PL22MGRr0
恥ずかしい作品を流すのに必死なのかい?
515:本当にあった怖い名無し
10/01/05 17:20:24 ANRaAvv20
( ・∀・)ニヤニヤ
516:本当にあった怖い名無し
10/01/05 17:23:37 hOI5OTGL0
程度の低い話は荒らしと変わらないな…
517:本当にあった怖い名無し
10/01/05 17:31:31 q89KcWu+0
ここの住人は舌が肥えてるっていうか、下手に耐性ができてるから
本来楽しめるはずの怖い話がスルーされていないか心配
518:本当にあった怖い名無し
10/01/05 18:55:12 cDT9QxU3P
でなんなの?
失明するピラミッドがどうのこうのって幼稚な作り話がうけないから荒らしてるの?
519:本当にあった怖い名無し
10/01/05 19:28:25 BCwZ4wGq0
(′・ω・`)世も末だ
520:本当にあった怖い名無し
10/01/05 20:19:03 ANRaAvv20
さっき車の中でipodのエースコンバットやってたら隣にトラックが止まってたんだ。
誰かと思ってみると中が見えない。そこで意識を失った。
さっきの俺を客観視してる映像だった。俺が俺を見ている。ありえない。
車の中の俺は立ちながら避けたり反ったり端から見れば「?」と思える行動をとっていた。
次に俺が見たのはゲームの立体映像だった。さっきの俺はこれに反応してたんだ。
左側は森で覆われていた。
521:本当にあった怖い名無し
10/01/05 20:36:54 JiMnZJHj0
>>515
便所飯の毎日じゃ辛いな、早く友達出来ればいいね
522:うたわれるほも
10/01/05 20:45:19 nBTGEexN0
悪夢や怖い夢には気をつけた方が良い。現実にダメージを受ける事が有る
夢を見ている最中にはそれが夢だと解らず、心は現実だと錯覚する
精神的なダメージは勿論の事。酷い時は肉体にまで影響を及ぼす
例えば死ぬ夢や殺される夢を見た場合。それがあまりにリアルだと
本当に死んでしまったと錯覚をしてしまう可能性が有る
夢の中で死んだ事を、現実の死として心が認識し、肉体がそれを受け入れる
朝に成っても目覚めずに布団の中で冷たくなっている人間
眠ったまま目が覚めなくなってしまった人間の何割かは
悪夢の世界で何者かに、或いは夢そのものに殺されてしまっているのです
人は眠りに就く度に危険に晒されていると言っても過言ではありません
貴方や貴方の大事な人が明日の朝も無事に起きられる保障は無いのだから
523:黒ma ◆fNkxsXMqJg
10/01/05 21:11:46 BFj74S5y0
たぶんここの住民にはそこまで怖く感じられないかもしれない実話が1つありますが
投稿してみてもいいですか?
オカ板のこういうまともなスレでカキコするの初めてなので
短文ですが需要ありそうなら投稿させていただきます。
よろしくお願いします。
524:本当にあった怖い名無し
10/01/05 21:22:25 kLQPMxDJ0
>>523
どうぞ
525:本当にあった怖い名無し
10/01/05 21:24:22 +1fsGFIH0
「お さん」
いしのはこのなか
おかあさん におい
ここ おかあさん ほんと
いしのはこ かたくて さむい
てとあしののじゃらじ ら じゃま
おかあさん あえない
おとうさん ひとつ くっつけた
おかあさん ふたつ くっつけた
なかはあかくて ぬるぬるあったかい
かたくてしろいのかたかた
ほんとのおかあさ みつから い
おと さんわか ない
またお あさんみつけて
なかはやぱ りあかく ぬるぬ あたかい
おかあ ん ひめい うごかなく な た
なぜ いっしょに いた かた
どこ
あ たい
526:黒ma ◆fNkxsXMqJg
10/01/05 21:33:51 BFj74S5y0
>>524さん、返答ありがとうございます。
が、すみません。汗
今からバイトなので終わってから投稿します。夜中・・・あうあう。
527:本当にあった怖い名無し
10/01/05 21:40:02 ANRaAvv20
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ < 落ち着けよカスども
( ´_ゝ`) \________
/ \
/ /\ / ̄\
_| ̄ ̄ \ / ヽ \_
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \__)
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| || ||
528:1/7
10/01/05 22:02:49 8jrcwtW20
高校時代の話な。
その日、友達と近所の公園で待ち合わせをしていた。
CDを何枚か借りる約束だった。
季節は今くらいの冬の時季。夕方4時過ぎでももう薄暗くなりかけだったのを覚えている。
約束の時間より少し早く着いてやることなくてベンチに座り携帯いじっていた。
ふと見ると目の前の砂場で一人の女の子が遊んでいた。
小学校に入るか入らないかくらいか。
妙に昔風の子供、サザエさんのワカメちゃんみたいな感じで地味な髪型や服装だった。
あんまりマジマジ見ていたら周りから変態か痴漢とかに思われるのも嫌なんで無理やり携帯の画面を見ていた。(周りと言っても他に誰もいなかったんだけど)
しばらくしてその女の子が俺に近づいてきた。てか携帯見てたから近づいてきたのを見てたわけじゃないけど気配を感じて顔を上げたら女の子が俺の前に立っていた。
「ねえ お兄ちゃん『さかな』と『みぎ』って書いてなんて読むん?」
「は?」
俺は一瞬なんのことかわからなかった。
「漢字って難しゅうてよう読めんのよ」とその子は言った。
俺はその女の子の顔をまじまじ見た。
はにわみたいに無表情ていうか昔風の顔だった。
「それって魚へんに右ってこと?」俺は聞き返した。
「『へん』てなん?『さかな』と『みぎ』の漢字のこと聞きよるんよ」
529:本当にあった怖い名無し
10/01/05 22:08:19 O7o8TKut0
まとめてうp出来ないなら書き込むなハゲ!
もう来なくていいよ。邪魔なだけ。
530:1/7
10/01/05 22:11:06 8jrcwtW20
わりい 何かワード貼り付けがバグルわ
復旧次第2/7以降いくから
>>529
すまんな
531:ほし
10/01/05 22:20:15 NgN+TE0I0
今年の春休みに鹿児島に住んでる友達の家に遊びにいった。
大学に進学してからは会うのは初めてで友達のアパートを見るのもこれがはじめて。
街中にあるんだけど妙に照葉樹の類がでかでかと茂ってて歴史を感じる佇まい。
建物も見た目は古いけど汚らしくは無い
ただ回りが繁華街(若干ピンク系)なせいか落ち着かない感じの印象だった。
友達はもともと賑やかなことが好きな方だから気にはならないみたいだけど
そんな立地のせいかアパートの住人はガラの悪いボーイみたいのや貧乏ホストっぽい人
が多く治安が心配・・・
極めつけに友達の部屋の二階にはごついオカマが住んでて
時たま壁越しに気持ち悪い声が・・・
でもまあ、そんなところなので退屈はせず初日は朝まで外で遊んでた
で朝方帰ってきて小腹がへっていたので自分が前日お土産に買ってきたケーキを食べようと思ったら
何故か箱の中身が無い
友達も食べてないらしい
不思議に思いつつも仕方ないので友達の買い置き食料を漁るのだが
これも無い
カップメンが箱入りであったらしいのだが箱だけ・・・
その後いぶかしんで友達といろいろ話してたけどアルコールもはいっていたので
どちらともなく寝てしまった。
532:本当にあった怖い名無し
10/01/05 22:31:05 pvrxaN/X0
>>523
「次のカキコミも本題ではないものになる」に一票。
533:本当にあった怖い名無し
10/01/05 22:47:45 Xpr1atzo0
続き楽しみ
534:ほし
10/01/05 22:48:02 NgN+TE0I0
起きるともう周りは真っ暗で夜になってた
友達はまだ寝てるみたいだし身体もだるいのでぼーっとして暗闇に眼をならして
いたら妙なことに気づいた
友達の部屋は磨りガラスつきのドアで台所と区切られている
その磨りガラスごしになにかが動いてた
というか ひとの顔 だった
もう一瞬で眼が覚めて友達を起こしにかかろうとしたのだけれど
恐怖からかなかなか動くタイミングがつかめなくて冷や汗流すばっかり
それでもなんとか身体を動かして友達の肩を掴んだとき
布ずれみたいな小さな、本当に些細な音をたてた
自分が寝ている場所はちょうどドアの正面から少しはなれた場所
磨りガラスの向こうで影の視線がこっちに向くのがわかるような気がして
はじけたように友達を起こして明かりをつけた
そのとたん
ドタドタドタドタッ!!ガチャッ!・・バタン!!
と廊下をはしって部屋を出て行く音がきこえた
535:本当にあった怖い名無し
10/01/05 23:08:02 6tELnU4A0
>>530
おいおいプレーンテキストなのになんでワード使っとるん
お前がバグッとんのじゃ
536:うたわれるほも
10/01/05 23:12:11 PlobdBaL0
私の話は全く怖くありませんでしたか?スレ違いなら申し訳ない
やはり現実的な話より幽霊とかの方が良かったのでしょうか?
そういえば私は最近に成って家を購入しました。借金まみれですけど
母親が首吊り自殺。長男が灯油を被って焼身自殺。次男は押入れで餓死
そして40歳に成った人間が何故か何人も死んでいる家。凄く安いです
そして現在進行形で体験している恐怖。先の見えない政治や経済状況の国で
不況で何時潰れてもおかしくない零細企業に安月給で勤めつつ
明るい未来の期待できない社会の底辺としての、その日暮らしの貧乏生活
低学歴の田舎者で何の技能も無い中年で再就職はとても期待できない
これが私の現在置かれている現実の生活状況。私にとって一番の恐怖です
そのせいか私は心を病んでしまいました。最近は悪夢ばかり見ます
はたして私に現実の人生以上の恐怖を与える話は存在するのでしょうか?
何というか生まれてきてすいませんでした。ちょっと死んできますね
537:ほし
10/01/05 23:36:44 NgN+TE0I0
その後・・
怖くて二人でそのまま朝をむかえるまで一緒の布団で団子になってた
んで朝
二人で微妙な気持ちでいたところにアパートの大家さんがきて友達と玄関で世間話
ひとりで部屋にいると会話が聞こえてきて
上の階にオカマさんが住んでるの知ってる?・・・
あの人あなたが越して来る前はこの部屋に住んでたのよ
538:本当にあった怖い名無し
10/01/05 23:48:29 QtDMsq1g0
↑それは、おかまちゃんが鍵持ってたって事?
ある意味怖いな
筆者が男ならもっと怖かったと思うが
539:本当にあった怖い名無し
10/01/05 23:58:46 q89KcWu+0
1人100物語
540:本当にあった怖い名無し
10/01/06 00:02:43 JiMnZJHj0
>>536
他人を巻き込まない死に方しろよ
541:ほし
10/01/06 00:37:45 s1w2jDaA0
合鍵つくって持ってたみたいです
ちなみに友達はオネエです・・・
542:本当にあった怖い名無し
10/01/06 00:46:58 acQyFWZ30
通報しろ泥棒にオカマも糞もない
543:本当にあった怖い名無し
10/01/06 02:14:55 1NjTjd+j0
>>541
友情って大切ですよね。作者と友人の心温まる友情に私は感動しました。
そして近隣の住民との心温まる触れ合い。人と人の繋がりの素晴らしさ
殺伐とした現代社会に置いて、現代人が忘れかけている大切な物
人として大切な何かを思い出させてくれる愛と感動の物語
爽やかな読後感と作者の暖かな人柄が心を温かくしてくれました
人間は誰しも独りではない、そう信じさせてくれた素晴らしい話でした
544:黒ma ◆fNkxsXMqJg
10/01/06 02:43:20 uMpcFE8K0
遅くなりました。
文才もなくこのスレの住民様には退屈に感じられるかもしれませんが
一応需要があったので投稿させていただきます。
皆さんは「ちこたん」という歌を知っていますか?
小さな子供から中高生または大人まで幅広く歌われている合唱曲で、もしかすると誰しもが歌ったこと聴いたことあるのではというくらい有名な曲です。
この歌詞の内容(ウィキ参照)が
1. なんでかな?
幼い少年「ぼく」が、クラスメイトの女の子「チコタン」に恋をし、どうしてこんなに彼女が好きなのか、と戸惑う。
2. プロポーズ
「ぼく」は思いきってどもりながらもチコタンにプロポーズをする。
3. ほっといてんか
「ぼく」の家は魚屋を営んでおり、一人っ子の「ぼく」が店を継がなければならない。しかしチコタンは魚が嫌いであったため、「ぼく」は失恋し、塞ぎこんでしまう。
4. こんやく
魚嫌いのチコタンだが、エビ・カニ・タコは好きであるということが分かる。「ぼく」は俄然張り切り、「エビ・カニ・タコだけ売る日本一の魚屋になる」と宣言し、チコタンと将来結婚することを約束する。
5. だれや!?
ところがその直後、チコタンは突然の交通事故に遭い、亡くなってしまう。チコタンの死に激しく動揺し、加害者を糾弾する「ぼく」の悲痛な叫びで楽曲は幕を閉じる。
というもので、5番の歌詞は特に過激になっています。よろしければ歌詞検索を。
今思うとなんでこんな強烈な曲がブームになったのでしょうか。絵本や映画等にもなっているみたいですが、さすがに・・・
545:黒ma ◆fNkxsXMqJg
10/01/06 02:45:04 uMpcFE8K0
さて、幼稚園時代、自分の通っていた幼稚園は学期毎にお遊戯会があり、
たぶん他の幼稚園保育園とは比べものにならないくらい規模が大きく賑やかなものでした。
補足すると、大きなお寺の横に幼稚園があり裏手はお墓でした。
で、毎回お遊戯会の最後に園児みんなで歌われてた「ちこたん」。伝統になってたみたいです。
もう予想がつく方もいると思いますが、自分が年長さんの時のお遊戯会でこの曲を歌った数日後、交通事故で1人園児が亡くなりました。
べつに曲のせいではないと思いますが、当時「ちこたん」の歌詞の過激さが園児にはよろしくないのではと論争されていた時でしたから、
無関心であったまわりの保護者もこの件で「ちこたん」が原因なのではないかと騒ぎ始め、次のお遊戯会から歌われなくなりました。
怖い曲の代表例として「暗い日曜日」等があり、そういう黒ミサ的なものは「ちこたん」にないと思いますが、園児ゆえ曲練習を何回もやってくうちに歌詞が脳裏に焼きつき、
フと道路に飛び出してしまったんでしょうか。
ただ、たまにコンビニとかで売ってる都市伝説(怖い話特集)の曲編で「ちこたん」が取りあげられているので、身近に不幸を体験した自分としては嫌な曲だなと思いました。
それだけです。
ちなみに幼稚園時代の記憶は、折り紙の授業が頻繁にあったのが嫌だったことと、「桃色のキリン(ってタイトルかどうかは忘れた)」で主役の子供役を可愛い女の子と一緒に演じたことくらいしかなく、
「ちこたん」の件の話も半年くらい前に親と軽く都市伝説について喋っていた時に教えてもらいました。
でも確かにあのメロディーを聴くと、みんなで歌っている姿を薄らと思い出しますし、半分わけもわからず葬式に参加したことも、なんとなくですが覚えています。
怖い話なのであまり「本当」と言い張りたくないのですが、本当に実話なので。
読んでくださった方に感謝。では。
546:本当にあった怖い名無し
10/01/06 03:13:16 SkN6fb8F0
ごめんさすがにつまらなかった
547:黒ma ◆fNkxsXMqJg
10/01/06 03:45:59 uMpcFE8K0
>>546
ワロタwやっぱりw
霊とか見ないからこの話くらいしか実体験ないんだw
んじゃロム専に戻ります。546さん読んでくれてありがとう。
548:本当にあった怖い名無し
10/01/06 03:46:51 NASf+7BY0
びっくりするほどつまらんかった
実話なのは悲しいが別に怖く無い
この歌しらんかったから、汁機会を与えてくれた事には感謝する
>>530
こっちの続きが気になるわ
549:本当にあった怖い名無し
10/01/06 04:00:14 1R8Y24tsO
焼け落ちた夢のかけらが飯の種
550:本当にあった怖い名無し
10/01/06 07:06:46 NbuyfAgO0
去年の夏釣りに行った時の話。
夜釣り場について、明け方に釣りを開始する予定だったのでテントを張って寝ることにした。
そこは切り立った崖に覆われてる場所で、地元民でもめったに来ないらしい。しかし大物が
釣れるとのことで、たまに人に遭遇することもあった。その日は週末にも関わらず誰もいなかった
ので貸切状態だと喜んでいた。
テントを張って、飯の用意してプチキャンプを堪能したあと、ぼちぼち寝るかと寝袋に潜り込んだ。
もう完全に熟睡していたのだが、もの凄い音と衝撃で目が覚めた。寝起きでなにがおきたのか
全く分からなくて音はしないもののテントはまだゆさゆさしてる。時計を見ると二時すぎくらい。
頭がようやく覚醒してきて冷静に考えられるようになった。俺はたまに金縛りにあうから
もしかしたら金縛りの幻聴じゃないかと考えたが、あんまりにリアルすぎた。それに寝てから
金縛りになったことはない。もう一つの可能性は落石だった。崖は岩状ではなくて、土の固まった
ような表面だったから落石はないだろうと、高をくくっていたが有り得ないことではなかった。
こんな時間に人間が来るとは思えないし、一人で真っ暗闇にいる時にあまり怖いことは考えたく
なかったから他の可能性は否定させてもらった。恐怖で眠れそうにもないので電気をつけると
少し気持ちが軽くなったが外にでて確かめる気力はなかった。どうせもうすぐ明るくなるから
日が出たら釣りの準備でも始めるか、とか考えていたら外から何か聞こえてくる。
551:本当にあった怖い名無し
10/01/06 07:08:28 NbuyfAgO0
よくよく耳をすますと「うう・・・う・・」って感じで誰かがうめいている。俺は本気で恐怖で卒倒し
そうになった反面、あきらかな人間の声を聞いて、何か事故でもあったんじゃなかろうな、と
ちょっと現実的な考えが沸いてきた。心配になってテントから出ようとすると物音と共にテントの
布に人間の影のようなものがうつった。やっぱり誰かいる、と確信し、懐中電灯と防御用の
鍋を装備してテントのジッパーを開けて、身を乗り出して辺りを見回しても誰もいない。
はるか遠くにイカ釣り漁船が光ってるのが見えたくらいだった。ちょっと先も見えないほどの
闇と静まりかえった空気でまた恐怖心が呼び戻されテントに引っ込んだ。
今考えればテントは内側から照らしてるんだから外にいる人間の影なんて映るはずもないんだよな。
これは絶対におかしいと思って、テントの中でガタガタ震えながらこういう時用のラジオを聞いてた。
しばらくしてラジオDJがトークかなんかしてる時に、今度は夢でも幻覚でもなくテントの上部が地面に
衝突するとともに轟音が響いた。テントの端っこにいた俺にもダメージを与えるくらいの衝撃だった。
もう完全に訳がわからなくなった俺は泣いた。泣きながら日が出たら釣りしないで帰ろうと誓った。
外からまたうめき声と這いずるような音が聞こえてきて、ラジオの音量を最大にしてやりすごした。
552:本当にあった怖い名無し
10/01/06 07:09:50 NbuyfAgO0
その日の日の出はまるで神のように見えたな。しかし太陽は見たくないものも照らすもんだ。
外に出て周りを見回すと、缶ビールやら瓶やら花が散らばってた。そそくさと畳んだテントの下には
僅かに血のあとがこびりついていたよ。上はたしか道路になってたはずだから、気になって帰り際によって
みたらやっぱり誰かが亡くなった後のアレがあった。関係ない俺が冥福を祈るのはどうかと思ったけど
一応残りのジュースを置いて手を合わせてきました。
553:本当にあった怖い名無し
10/01/06 09:26:27 t7L6bf560
質の低い話
3点(100点中)
554:本当にあった怖い名無し
10/01/06 10:25:57 nsMEuWTM0
>>544
【トラウマ】チコタン-ぼくのおよめさん【アニメ版】
URLリンク(www.youtube.com)
暗い日曜日
URLリンク(www.youtube.com)
暗い日曜日/大西ユカリ
URLリンク(www.youtube.com)
園児みんなで歌われてた「ちこたん」。←この曲をか?園児には難しいだろ、無理があるな
555:本当にあった怖い名無し
10/01/06 11:14:03 GluFyuLS0
猫が寝てるなあ、なんて思って近づいて行ったら、
車にひかれて瀕死の猫だった・・・。
ってのが小学校の頃にあったなあ。
あれは怖かった。
556:本当にあった怖い名無し
10/01/06 11:24:25 V04C3a4A0
ずーと前だけど、夢枕に立った女の人は白い着物を
きちんと着ていました。白い着物は物語の中だけでもないみたい。
私の話は怖い話でもないので、遠慮しますが。
557:本当にあった怖い名無し
10/01/06 12:14:55 9OWicbkj0
夢枕にゾンビが立った
ゾンビは物語の中だけじゃry
558:本当にあった怖い名無し
10/01/06 14:24:28 DK1/8rPV0
>>550
その時の雰囲気が伝わってきて良かった。
559:本当にあった怖い名無し
10/01/06 14:47:21 8hJCSGre0
い っ せ い に 芽 を ふ き だ し た も の が あ る
560:本当にあった怖い名無し
10/01/06 16:04:16 EUvBny1s0
いままで洒落にならなかった話といえば、
私が小学校高学年のころ、姉が彼氏を連れてきたときの話かな。
お互い会った瞬間「あっ!!!」て記憶がつながって、
2人の間になんともいえない微妙な空気が流れた。
姉はその空気には全然気づいてなかった。
初めて会った時は夜だったけど、日中でも気づくもんだ。
数週間前に変質者やってたんだよ、そいつ。私に。
姉の彼氏は一瞬凍った後、恥じらうかのように私から目をそらした。
私はそれを見て、まったく世の中洒落にならんなとやるせなくなった。
まあ、結婚とか真剣に選択肢に入るほどの年齢で
起きた出来事でなくてよかった。
561:本当にあった怖い名無し
10/01/06 16:36:53 lqyN8Dvd0
>>560
どちらかというと、ほんのりの方が向いてるね。
562:本当にあった怖い名無し
10/01/06 17:08:39 UhDrFo0P0
読み手のことなど全然考えていない・・・
563:本当にあった怖い名無し
10/01/06 17:49:16 S2j359nrP
ぜんぜんオカルトじゃないしw
564:本当にあった怖い名無し
10/01/06 18:00:22 NASf+7BY0
>>550
乙
面白かッたよ
釣りする人は怖い体験よくするのかね
結構釣り人の体験談多い気がする
565:本当にあった怖い名無し
10/01/06 18:50:29 OZiQDnB20
>>560
そのあとどうなりました?
566:本当にあった怖い名無し
10/01/06 21:52:02 l1YMo2gd0
どうやら自分はやたら耳が良いらしい。コウモリの鳴声なんかフツーに聞こえてたんだけど、
そんな耳、なくしちゃった話。やたら長くてすいません
仕事帰り、深夜の峠をレンタカーで走っていた
除雪はされているが根雪で辺り一面真っ白。天気は荒れ模様で、断続的に降っている雪が、
時折すごい勢いで吹き付けてくることもあった
対向車もほとんどなく、そのときは前にも後にも車は見えなかった
車に乗ってる間中、ずっとFMかけてたんだが、
山ん中なもんでときどき電波が弱くなったりして、雑音にパーソナリティの声が途切れがちだった
で、そのラジオの電波が悪くなる合間に、なんだか違和感を感じた
聞いているラジオ局のものではない音が混じっている気がする
はじめは混線しているのだと思ってたんだが、どうもおかしい
他局の放送がまぎれているなら、声や別の音楽の断片も聞こえていいはずなのに、
いつまでたっても、同じ調子の音しか聞こえない
15秒くらいのワンフレーズを延々繰り返しているようだ
なんだかイラっときて、ラジオのスイッチを切った
とたんに、ワイパーとタイヤがガタガタいう音が大きくなり、それに混じって、
少しはっきりとそのメロディーが・・・
ラジオの音じゃないのか?
知らない曲。サビの部分だけ? 携帯の着メロ?ってのが真っ先に頭に浮かんだけど、
和音なんか使ってない、やけに薄っぺらい電子音だった
567:本当にあった怖い名無し
10/01/06 21:52:59 l1YMo2gd0
雪がちょうど小降りになったとき、ちょい先の道脇に車が停められるくらいのスペースをみつけた
チェーンの着脱場かもしれない。そこに車を停めると、ハザード出してエンジンを切った
車内になにか落ちているに違いない。自分が借りる直前に使った人のだろう。レンタ会社の人が見逃したんだ
ちゃんと掃除しろよな、とか思いながら、助手席のシートの下や、ダッシュボードの中、ドアポケットを探した
目覚まし時計のアラームと同じで、単調な電子音って、結構耳について気になるんだ。
できれば見つけだして止めたかった
運転席側も確かめた。フロアマットをめくって見たが、そこにも見つからない
後部座席の方を覗いてみたけど、見渡す限り何もなかったし、それに後の方に身を乗り出したら音が少し遠くなった
やっぱり前の方か。今度は利き耳(自分は左)を近づけてダッシュボードの方から順繰りチェック
と、シートではなく、カーステレオ付近に向かって音が大きくなる
すぐ下の灰皿の中も確認。シガーソケットも抜いてみたが、異常なし
何度か繰り返してみたが、やっぱりカーステレオの付近から聞こえる。電源切ったのに、なんなんだ?
しばし考えて、ふと思いついた
カーステレオのすぐ上、エアコンの吹き出し口に耳をつけてみた
自分、エアコンの乾いた空気が直接当たるのが嫌いで、車に乗るときはいつも羽をめいっぱい下向きに下げとくんだが、
その羽越しが、今までで一番大きく聞こえた
ここだ。なーんだ。前のやつがダッシュボードの上にブツを置いて運転
振動でフロントガラス側のエアコン吹き出し口に落ちたんだ
不注意なやつ。でもフロント側のエアコンの吹き出し口、そんなに大きかったっけ?
細いキーホルダーかなんかだろう
車の傍らで談笑中、保険屋がボールペンのキャップだか、クリップだかを
うっかり吸気口に落としてくれて、後でエンジンをかけたら、ブロアのファンがボロボロになってしまったと
ぼやいていた友人を思い出した
故障を自分のせいにされたらかなわん。吹き出し口はフィルターあるから大丈夫だったけ。
とにかく車返却するまでもってくれよ
568:本当にあった怖い名無し
10/01/06 21:53:47 l1YMo2gd0
取り出すのは諦めて、急いで帰ろうとキーを差し込んだとき、それまで鳴り続いていた音がピタっとやんだ
車内は乾いた雪が降り積もるサーって音とハザードのカッチカッチいう音だけ
音源探してたのはほんの10分もかかってないはずなのに、フロントガラスは雪で真っ白に覆われて車内は薄暗く、
そこにハザードランプの黄色い点滅が反射して不気味に思えた。急に空恐ろしくなった
最初からかなり小さい音だったし、電池切れかけてたんだ
そうに違いない。音が止んでくれたじゃないか。そう望んでたんだろ
自分を無理矢理納得させて、エンジンをかけた
ブワッと、いきなりひどく冷たい空気が顔に吹き付け、その冷たさに顔をしかめた
さっきまで、送風はフロントガラスと足元側にしかしてなかったはず
変だな、と吹き出し口を見た
吹き出し口の羽のつけ根にある隙間から、なにか白いものが動いたように見えた
いつのまにかあのメロディがしていた。が、今度は1回でブツッと途切れた
そしてエアコンの音じゃない、ボソボソ、ボソボソッとくぐもった音がし始めた
人の呟きに聞こえる。だれかが電話で話している
話しの内容までは聞き取れない。低い声だが、なにかをまくし立てているようだ
569:本当にあった怖い名無し
10/01/06 22:00:10 l1YMo2gd0
自分の体は固まったように動かない
見てちゃいけない、そこを見てちゃいけない。自分ではそう思っているのに、なぜか瞬きもできず、目が離せない
吹き出し口の黒い羽がゆっくり動いている。閉じた羽が開かれ、向こう側から羽の間には、黄緑に変色した爪が覗いた
開ききった羽は、今度は上に向きはじめた。
青みがかった白い指先が自分の顔を指すような角度に持ち上がり、全開の吹き出し口は真っ黒く、奥底まで見えそうだ
やばい。やばい。理由もなく本能が危険信号を出すってあるんだな。自分が本当にガタガタ震えはじめるのがわかった。
突然耳元に生臭い息がかかった
「聞いてたんだろぉ゙ぉ゙お゙あ゙あ゛あ゛」しゃがれた男とも女ともつかぬ声
途端に吹き出し口の中、真っ黒の中に閉じた目蓋が開いたように、黄色く濁った目がぎょろっと剥いた
憎悪に満ちたその目と目があったとき、もう訳もわからず、自分も狂ったように叫び声をあげて発車させてた
目の前は真っ白。ボンネットに積もった雪がフロントガラスに巻き上がったんだと思う
それがなくとも周りなんか見ている余裕はなかった。目をつぶっていたのかもしれない。
良く人や車にぶつからなかったものだ
左耳いっぱいに「ぎぃぃいいいい」という大音量。音の圧力で鼓膜が痛いほど押されている
それがどんどんひどくなって、ついに太い針を耳から突き入れられるような痛みを感じて、
目の前が真黄色なった。あとは憶えてない
570:本当にあった怖い名無し
10/01/06 22:00:55 l1YMo2gd0
気がついたら病院だった。
車は道路脇にあった雪の吹きだまりに突っ込んで止まったらしい
運がいいことに、突っ込んだ吹きだまりもふかふかの新雪だった
そしてその吹きだまりに突っ込まなかったら、崖にダイブするところだったと、あとから人に聞いた
自分は車外に放り出されていたのか、無意識に自分で車の外に出たのか、
車の外に倒れていた。あの悪天候でよく凍死しなかったものだ
事故のすぐあとに来た除雪車の運転手が、車と自分とを見つけてくれたのだそうだ
だから体はちょっとした打撲程度ですんだが、左の鼓膜が破れていたそうだ
それだけで済んで良かったのだろう。いろんな人に、運が良かった、運が良かったって言われた
医者が言うには、吹きだまりに突っ込んだ衝撃で破れたんだろうというんだが、
不思議なことに首から上には打撲はない
でも衝突の前に鼓膜が破れてたなんて話を人にするつもりはない。頭を打ったで片づけられそうだし、職は失いたくない
病院には親やら職場の上司やらが来て大変だったが、打撲だけなもんで、病院からはすぐに退院させられた。
鼓膜は破けたといっても、完全に取れちゃったわけじゃないので、放っておけばふさがってくるものらしい。
ふさがらなかったら、再生手術しなければならないが、幸い半年前の定期検診では、ほとんど鼓膜はくっついていた
聴力検査をしても、一般平均に比べても良い方だと言われた
でも、自分ではまるで左耳をふさがれているみたいな感覚が続いていて、左側から話しかけられるとなんだか聞き取りづらい
まあ、聞き取りづらいってだけで、余計なものが聞こえないっていうのは、かえって都合がいいかもしれない
本当に、変なものはもうなんにも聞こえないんだ
職場にも復帰して、今はほ以前の生活にほとんど戻った
入院費は保険でまかなえた。レンタカー会社からの損害賠償は覚悟していた
それが待っていてもなんの音沙汰もない。車は壊れてなかったのだろうか?
壊れてないとしたら、あの車は、またレンタルされるのかな?
まあレンタカー会社だって保険に入ってるだろうし、余計なことは言わない方が
かえって良かったりするから、黙っていることにする
571:本当にあった怖い名無し
10/01/06 22:02:24 bnwfpD3P0
ちこたん怖すぎだろ・・・
572:本当にあった怖い名無し
10/01/06 22:03:06 l1YMo2gd0
ただ、最近ちょっと気になったことがあった
新しい派遣の子に、書類のコピーを頼みに行ったとき、その子は妙な顔をしてきょろきょろしてる
そして自分の方を見て「○○さん(自分)の携帯鳴ってません?」
「??」
「おかしいなー。今音が近づいてきたから、てっきり携帯かと思って。いい曲ですよね」
そんなことがあるわけがない。冷や汗がどっと出て、内耳から舌のつけ根にかけてキ-ンって痛くなった
「俺、耳悪いんだ。 なにも聞こえないよ? どんな曲?」
「ほら、あの、昔の映画の・・・」
彼女はハミングして見せたが、それはあのメロディとは似ても似つかなかった
動揺したのも安堵したのも気づかれたくなくて、なんとか早々にその場を離れた
ほっとしたのもつかの間、懇親会の2次会でカラオケに行った。彼女は超がつくほどの音痴だった。
その後は彼女にできるだけ近づかないよう気をつけている
また「あれ? 携帯鳴ってません?」「ほら、あの曲!」なんて言われようものなら、
「耳が痛い!」なんて相手にうずくまれたら、その場でパニックを起こしそうでものすごく怖い
おわり
573:本当にあった怖い名無し
10/01/06 22:03:07 cV7pnuRD0
>>560
袖触れ合うも他生の縁。人と人の出会いは重力、即ち愛。
たった一度の人生です。一生で出会える人間の数は無限ではありません
だからこそ、一つ一つの出会いを一期一会の気持ちで大切にしたいですね。
素敵な人との運命的な出会い、そこから始まる恋の予感
初恋のときめきを思い出させる、どこか懐かしく心温まる愛と感動の物語
若かりし日々の思い出を感じさせる素敵な物語を有難うございました。
574:本当にあった怖い名無し
10/01/06 22:44:09 aj7itH2Q0
そろそろ採点を再開しませんか?
575:本当にあった怖い名無し
10/01/06 22:46:19 HQrqfNFs0
>>574
つ>>1
> ・文での感想はOK。点数形式での採点はNG。ただし叩き、煽りと感想は違います。日頃気をつける程度に、言葉には気を遣いましょう。
576:本当にあった怖い名無し
10/01/06 23:13:21 zSdRHU3W0
>>211
ドルイド信仰の、木にまつわる事件について。それ、本当にドルイド信仰か?
いや、奈良県南部にも吉野桜でそういう話があるんだけどな。
木に人工的な瑕疵をつけるのがタブーなのは、中世の寺院勢力が縄張りにしてるからに過ぎないんだ。
それも、霊的な意味じゃないぞ。政治的、というか軍事的な理由なんだな。
西日本の沿岸部でも、海賊や漁師・海運業の勢力との兼ね合いで夜間に火を燈す(烽火との誤認)とか
朝や昼に無闇に煙を上げない(狼煙との誤認)とかタブーがあったというしな。
現代日本でも、まともな営業部員は人の家の軒先に筆ペンで記号を書くなんてしないんだよ。
外国人窃盗団なんかの合図じゃないか(奴らの関与は不明)って言われたり、社会問題になってるからな。
吉野桜については近世以降も、林業とかいろんな理由から樹木への保護は続くわけだがな。
ケルト地方の形式だからドルイド信仰とか、短絡的に決め付けるのはよくない。
ましてや、向こうさんが本当にドルイド神官の流れを汲んでるかも怪しい。ただの苗木販売員かもしれんだろw
特に、日本でもヨーロッパでもそうだが田舎に残る風習は人間がらみの理由があるから気をつけろ。
そして、それによって生み出された悲劇や怨念もな。
577:本当にあった怖い名無し
10/01/06 23:14:11 zSdRHU3W0
クリスマス・ツリーの飾りつけの由来は、村の樹木で絞首刑したのが起源だという説もあるしなw
奇妙な果実を囲んでのクリスマス・キャロルは、悪人正機説の世界だなww
尤も、悪人だけじゃなく魔女狩りの犠牲者や池沼・怠業者など(無害な無駄飯ぐい)も揺れてたんだろうな。
昔は、自給自足でギリギリの原始共産や封建制を維持してるから債務者や貧困者でもじゃんじゃんいってるはず。
人買いが介在しなきゃ、そいつらは債務奴隷とかにさえなれないわけだろ?
そのウィッカーマン一家は、ただの動物虐待&現住建造物(中略)未遂のコンビに過ぎないと思うよ。
金田一とGTOのコラボ企画で前半のザコキャラとして出てきても違和感ないぐらいのなww
来客がなきゃ、別の方向へエスカレートして重病の子供とやらを子消ししてたかもな。
そんで、ウッドゴーレムのクダリは脚色なんだろ?
ナイフの在り処をロストしたグループの反応じゃないしなww
578:本当にあった怖い名無し
10/01/06 23:15:47 zSdRHU3W0
それじゃ、本題。中学のとき、行きしなに凄く古い型の循環バスを見たことがあるんだよ。
朝っても、8時台だったけどな。でも、ダイヤには無い便だし行き先のプレートもおかしいんだよ。
終点が最寄り駅なのはいいんだけど、「国鉄」って付いててな。
俺らの中でも、国鉄がJRの前身だなんて知ってる奴はいたけどな。
外観も古すぎて妙に不安だったし、全然違う路線を通られたらカネはかかる遅刻はするだしな。
それで、あの日は学校に走って行ったんだ。
あの日の昼前。瓢箪池を埋め立て終えての地鎮祭みたいなのをしてた。
神主みたいなオッサンが来て、校長とかが並んでんの。
その瓢箪池は2000年に溺○者が出てて、フザけて「ミレニアム生贄」なんて呼ばれてた。
中学生は脳のホルモンバランスでもおかしいのか多少の怪奇現象じゃ怖気ない。
「先手を打つ」と称して、札付き杭ロープを物ともせず池の縁石にゲリラアートする奴もいた。
瓢箪池のグリーンな水面に顔を映すとか、物理的にも微妙な試みさえする奴はした。
579:本当にあった怖い名無し
10/01/06 23:16:51 zSdRHU3W0
俺らは循環バスのことも、当時は普通に「瓢箪池関係のもんだったんだろうな」で済ませてた。
バス停にもインターネットにも無い便だし、メールや電話で問い合わせた奴のせいで
お化けパー券ならぬ「お化けバス」は朝礼でも全校に存在を公表された。
学校側と違って、俺らは「お化けバスはマニアや犯罪者、北朝鮮などの仕業じゃない」見解を出してた。
それで、誰ともなしに瓢箪池と幻のバスに相関性があることにし始めたわけだが。
怪現象が人間型してたり、現世じゃないどこかへ往くのがデフォの奴だったりする場合。
気をつけるべきは、そのバケモンだけじゃない。そのバケモンを回収しに来る奴にも、注意せにゃならん。
循環バスだって、もし乗ってたらやばかっただろうな。
もしくは「霊が見える」とぬかしてる奴のうち、本当に見えてる奴。
どう考えても、『向こう側』に一番近いのはそいつ。何か起きるとしたら、そいつがトリ。1stチルドレン。
でも、いざって刻にそいつが犠牲になる(失踪とか)とは限らない。
本当にやばいのは、何か。怪異に遭遇したときは、それを考えて行動すべき。
580:本当にあった怖い名無し
10/01/06 23:40:29 zy8c4KqL0
(′・ω・`)怖いお
581:本当にあった怖い名無し
10/01/06 23:43:55 bnwfpD3P0
やべ
日本語が高度すぎてついていけんw
582:とりあえずこれを書いた奴が死にますようにうに
10/01/07 00:00:37 fV08jSOO0
5年前、私が中学だった頃、一人の友達を亡くしました。
表向きの原因は精神病でしたが、実際はある奴等に憑依されたからです。
私にとっては忘れてしまいたい記憶の一つですが、先日古い友人と話す機
会があり、あのときのことをまざまざと思い出してしまいました。ここで、
文章にすることで少し客観的になり恐怖を忘れられると思いますので、綴り
ます。私たち、(A・B・C・D・私)は、皆家業を継ぐことになっていて、
高校受験組を横目に暇を持て余していました。学校も、私たちがサボったり
するのは、受験組の邪魔にならなくていいと考えていたので、体育祭後は朝
学校に出て来さえすれば後は抜け出しても滅多に怒られることはありません
でした。 ある日、友人A&Bが、近所の屋敷の話を聞いてきました。改築し
たばかりの家が、持ち主が首を吊って自殺して一家は離散、空き家になって
るというのです。サボった後のたまり場の確保に苦労していた私たちは、そ
こなら酒タバコが思う存分できると考え、翌日すぐに昼から学校を抜けて行
きました。 外から様子のわからないような、とても立派なお屋敷で、こんな
ところに入っていいのか、少しびびりましたが、ABは「大丈夫」を連発し
ながらどんどん中に入って行きます。既に調べを付けていたのか、勝手口が
空いていました。書斎のような所に入り、窓から顔を出さないようにして、
こそこそ酒盛りを始めました。でも大声が出せないのですぐに飽きてきて、
5人で家捜しを始めました。すぐCが「あれ何や」と、今いる部屋の壁の上
の方に気が付きました。
583:とりあえずこれを書いた奴が死にますようにうに
10/01/07 00:02:54 fV08jSOO0
壁の上部に、学校の音楽室や体育館の放送室のような感じの小さな窓が二つ
ついているのです。「こっちも部屋か」よく見ると壁のこちら側にはドアがあって
、ドアは、こちら側からは本棚で塞がれていました。肩車すると、左上の方の
窓は手で開きました。今思うと、その窓から若干悪臭が漂っていることにその
とき疑問を持つべきでした。それでもそのときの、こっそり酒を飲みたいとい
う願望には勝てず、無理矢理窓から部屋に入りました。部屋はカビホコリと饐え
たような臭いが漂っています。雨漏りしているのかじめっとしていました。
部屋は音楽室と言えるようなものではありませんでしたが、壁に手作りで防音材
のようなものが貼ってあり、その上から壁紙が貼ってあることはわかりました
。湿気で壁紙はカピカピになっていました。部屋の中はとりたてて調度品もなく、
質素なつくりでしたが、小さな机が隅に置かれており、その上に、真っ黒に塗り
つぶされた写真が、大きな枠の写真入 れに入ってました。「なんやこれ、気持ち
悪い」と言って友人Aが写真入れを手にとって、持ち上げた瞬間、額裏から一枚
の紙が落ち、その中から束になった髪の毛がバサバサ出てきました。紙は御札でし
た。みんな、ヤバと思って声も出せませんでした。顔面蒼白のAを見てBが急いで
出ようと言い、逃げるようにBが窓によじ登ったとき、そっちの壁紙全部がフワッ
とはがれました。 写真の裏から出てきたのと同じ御札が、壁一面に貼ってあり
ました。「何やこれ」酒に弱いCはその場でウッと反吐しそうになりました。「
やばいてやばいて」「吐いてる場合か急げ」
584:とりあえずこれを書いた奴だけ死ぬまでおまえだけ読め
10/01/07 00:06:07 p2TyvuQM0
よじのぼるBの尻を私とDでぐいぐい押し上げました。何がなんだかわけ
がわかりませんでした。後ろではだれかが「いーーー、いーーー」と声を出し
ています。きっとAです。祟られたのです。恐ろしくて振り返ることもできませ
んでした。無我夢中でよじのぼって、反対側の部屋に飛び降りました。Dも出
てきて、部屋側から鈍いCを引っ張り出そうとすると、「イタイタ」Cが叫びます「
引っ張んな足!」部屋の向こうではAらしき声がわんわん変な音で呻いています
。Cはよほどすごい勢いでもがいているのか、Cの足がこっちの壁を蹴る音がず
んずんしました。「B!かんぬっさん連れて来い!」後ろ向きにDが叫びまし
た。「なんかAに憑いとる、裏行って神社のかんぬっさん連れて来いて!」 B
が縁側から裸足でダッシュしていき、私たちは窓からCを引き抜きました。
「足!足!」「痛いか?」 「痛うはないけどなんか噛まれた」見るとCの靴下のかか
との部分は丸ごと何かに食いつかれたように、丸く歯形がついて唾液で濡れています。
相変わらず中からはAの声がしますが、怖くて私たちは窓から中を見ることができ
ませんでした。 「あいつ俺に祟らんかなぁ」「祟るてなんやAはまだ生きとるんぞ」
「出てくるときめちゃくちゃ蹴ってきた」 「こらー!」縁側からトレーナー姿の神主
さんが真青な顔して入ってきました。「ぬしら何か! 何しよるんか! 馬鹿者が!」
一緒に入ってきたBはもう涙と鼻水でぐじょぐじょの顔になっていました。
「ええからお前らは帰れ、こっちから出て神社の裏から社務所入ってヨリエさんに見ても
らえ、あとおい!」といきなり私を捕まえ、後ろ手にひねり上げられました。後ろで何か
ザキっと音がしました。「よし行け」そのままドンと背中を押されて私たちは、わけのわ
からないまま走りました
585:とりあえずこれを書いた奴とその家族だけが死ぬように
10/01/07 00:09:27 p2TyvuQM0
それから裏の山に上がって、神社の社務所に行くと、中年の小さいおばさん
が、白い服を着て待っていました。めちゃめちゃ怒られたような気もしますが、
それから後は逃げた安堵感でよく覚えていません。
586:本当にあった怖い名無し
10/01/07 00:10:30 SpgP19it0
さっきからラップ音がうるさくて寝られない
マジ止めてくれora
587:とりあえずこれを書いた奴とその家族だけが死ぬように
10/01/07 00:16:00 p2TyvuQM0
それから、Aが学校に来なくなりました。私の家の親が神社から呼ばれた
ことも何回かありましたが、詳しい話は何もしてくれませんでした。ただ山の裏に
は絶対行くなとは、言われました。私たちも、あんな恐ろしい目に遭ったので
、山など行くはずもなく、学校の中でも小さくなって過ごしていました。期末
試験が終わった日、生活指導の先生から呼ばれました。今までの積み重ねまと
めて大目玉かな、殴られるなこら、と覚悟して進路室に行くと、私の他にもBと
Dが座っています。神主さんも来ていました。生活指導の先生などいません。
私が入ってくるなり神主さんが言いました。「あんなぁ、Cが死んだんよ」
信じられませんでした。Cが昨日学校に来ていなかったこともそのとき知りました
。「学校さぼって、こっちに括っとるAの様子を見にきよったんよ。病院の見舞い
じゃないとやけん危ないってわかりそうなもんやけどね。裏の格子から座敷のぞいた瞬間
にものすごい声出して、倒れよった。駆けつけたときには白目むいて虫螺の息だった
」 Cが死んだのにそんな言い方ないだろうと思ってちょっと口答えしそうになりま
したが、神主さんは真剣な目で私たちの方を見ていました。「ええか、Aは
もうおらんと思え。Cのことも絶対今から忘れろ。アレは目が見えんけん、自
分の事を知らん奴の所には憑きには来ん。アレのことを覚えとる奴がおったら、何
年かかってもアレはそいつのところに来る。来たら憑かれて死ぬんぞ。それと後
ろ髪は伸ばすなよ。もしアレに会って逃げたとき、アレは最初に髪を引っ張るけん
な」 それだけ聞かされると、私たちは重い気持ちで進路室を出ました。
あのとき神主さんは私の伸ばしていた後ろ毛をハサミで切ったのです。何かのまじ
ない程度に思っていましたが、まじないどころではありませんでした。帰るその足で床
屋に行き、丸坊主にしてもらいました。 卒業して家業を継ぐという話は、その時から
諦めなければいけませんでした。その後私たちはバラバラの県で進路につき、絶対
に顔を合わせないようにしよう、もし会っても他人のふりをすることにしな
ければなりませんでした。
588:とりあえずこれを書いた奴とその家族だけが死ぬように
10/01/07 00:18:10 p2TyvuQM0
私は、1年遅れて隣県の高校に入ることができ、過去を忘れ
て自分の生活に没頭しました。髪は短く刈りました。しかし、床屋で「坊主」を頼
むたび、私は神主さんの話を思い出していました。今日来るか、明日来るか、と思
いながら、長い3年が過ぎました。その後、さらに浪人して、他県の大学に入ること
ができました。しかし、少し気を許して盆に帰省したのがいけませんでした。もとも
と私はおじいちゃん子で、祖父はその年の正月に亡くなっていました。急のこ
とだったのですが、せめて初盆くらいは帰ってこんか、と、電話で両親も言っ
ていました。それがいけませんでした。駅の売店で新聞を買おうと寄ったのです
が、中学時代の彼女が売り子でした。彼女は私を見るなりボロボロと泣き出し
て、BとDがそれぞれ死んだことをまくし立てました。Bは卒業後まもなく、下
宿の自室に閉じこもって首をくくったそうです。部屋は雨戸とカーテンが閉められ
、部屋じゅうの扉という扉を封印し、さらに自分の髪の毛をその上から一本一本几
帳面に張り付けていたということでした。鑞で自分の耳と瞼に封をしようとした
痕があったが、最後までそれをやらずに自害したという話でした。Dは17の夏に四国
まで逃げたそうですが、松山の近郊の町で、パンツ1枚でケタケタ笑いながら歩いてい
るのを見つかったそうです。Dの後頭部は烏がむしったように髪の毛が抜かれて
いました。Dの瞼は、閉じるのではなく、絶対閉じないようにと自らナイフで切り
取ろうとした痕があったそうです。このときほど中学時代の人間関係を呪ったことは
ありません。 BとDの末路など、今の私にはどうでもいい話でした。つまり
、アレを覚えているのは私一人しか残っていないと、気づかされてしまったのです
。
589:とりあえずこれを書いた奴とその家族だけが死ぬように
10/01/07 00:19:34 p2TyvuQM0
胸が強く締め付けられるような感覚で家に帰り着くと、家には誰もいませ
んでした。後で知ったことですが、私の地方は忌廻しと云って、特に強い忌み
事のあった家は、本家であっても初盆を奈良の寺で行うという風習があったの
です。私は連れてこられたのでした。それから3日、私は9度以上の熱が続き、実
家で寝込まなければなりませんでした。このとき、私は死を覚悟しました。仏間に
布団を敷き、なるだけ白い服を着て、水を飲みながら寝ていました。3日目の
夜明けの晩、夢にAが立ちました。Aは骨と皮の姿になり、黒ずんで、白目でした
。 「お前一人やな」「うん」「お前もこっち来てくれよ」 「いやじゃ」
「Cが会いたがっとるぞ」 「いやじゃ」「おまえ来んとCは毎日リンチじゃ。逆さ
吊りで口に靴下詰めて蹴り上げられよるぞ、かわいそうやろ」「うそつけ。地獄
がそんな甘いわけないやろ」「ははは地獄か地獄ちゅうのはなぁ」そこで目を
覚ましました。自分の息の音で喉がヒイヒイ音を立てていました。枕元を見る
と、祖父の位牌にヒビが入っていました。
590:とりあえずこれを書いた奴とその家族だけが死ぬように
10/01/07 00:21:06 p2TyvuQM0
私は、考えました。アレの話を私と同じように多くの人に話せば、アレが私を探し当て、私が憑依される確率は下がるのではないか。
ここまでの長文たいへん失礼しましたが、おおざっぱな書き方では読んだ方の記憶に残らないと思ったのです。
読んだ方は、申し訳ないのですが犬に噛まれたとでも思ってください。ご自分の生存確率を上げたければこの文章を少しでも多くの方の目に晒すことをおすすめします。
いやいや、おまえだけが犬に噛まれとけばいいよ。
おまえだけが呪い殺されておけばいいよ。
おまえと、おまえの家族だけが死んどけばそれでいいよ。
おまえだけが死ねばいいよ。
おまえとお前の家族だけが死ねばいいよ。
あーめんどくさかった。
おまえが死ねばいいだけなのに。
以上。終わり。
以上。
591:本当にあった怖い名無し
10/01/07 00:28:38 7Ku0g9zT0
昨日の>>528だけど復旧したから投下するわ
とんじゃったんで最初から行くよ
592:1/7
10/01/07 00:29:41 7Ku0g9zT0
その日、友達と近所の公園で待ち合わせをしていた。
CDを何枚か借りる約束だった。
季節は今くらいの冬の時季。夕方4時過ぎでももう薄暗くなりかけだったのを覚えている。
約束の時間より少し早く着いてやることなくてベンチに座り携帯いじっていた。
ふと見ると目の前の砂場で一人の女の子が遊んでいた。
小学校に入るか入らないかくらいか。
妙に昔風の子供、サザエさんのワカメちゃんみたいな感じで地味な髪型や服装だった。
あんまりマジマジ見ていたら周りから変態か痴漢とかに思われるのも嫌なんで無理やり携帯の画面を見ていた。(周りと言っても他に誰もいなかったんだけど)
しばらくしてその女の子が俺に近づいてきた。てか携帯見てたから近づいてきたのを見てたわけじゃないけど気配を感じて顔を上げたら女の子が俺の前に立っていた。
「ねえ お兄ちゃん『さかな』と『みぎ』って書いてなんて読むん?」
「は?」
俺は一瞬なんのことかわからなかった。
「漢字って難しゅうてよう読めんのよ」とその子は言った。
俺はその女の子の顔をまじまじ見た。
はにわみたいに無表情ていうか昔風の顔だった。
「それって魚へんに右ってこと?」俺は聞き返した。
「『へん』てなん?『さかな』と『みぎ』の漢字のこと聞きよるんよ」
593:2/7
10/01/07 00:30:55 7Ku0g9zT0
そう言われますます何のことかわからなくなった。
「そんな漢字知らん。」俺はこの女の子とかかわりたくなかったので(母親が登場してきて変な風に思われたくなかったので)その子を突き放すようにきつめの口調で言った。
そうしたら女の子はプイっと後ろを向き公園の奥にある滑り台のほうへ走っていった。
丁度そのとき友達がやって来て持ってきたCDを受け取りそのCDについて何だかんだとしばらく話をしていた。もういい時間になり友達と別れ帰ろうとしたときさっきの女の子のことを思い出し公園中を見渡したけどもう誰もいなかった。
家に着き洗面所でうがいをしていたら姉が入り口から俺をのぞきこみ
「あんた 変なもん連れて帰ったね」と言ってきた。
3つ年上でそのころ地元の短大に通っていた姉は昔から霊感のようなものが強く、「見える」とか「感じる」とか子供の頃からよく俺は聞かされていた。弟の俺は霊感なんてものは全くないし信じないわけじゃないが興味はなかった。
「はあ?何?連れて帰ったって?」
俺は姉に向かって面倒くさそうに返した。
「あんた 今日変なとこ行っとらん?」
「別に行っとらんわ 何や?変なとこって?」
「まあええわ とにかく玄関の外に一回出て」
「はあ?」
「はよー出て!」
姉の剣幕に押され俺は玄関の外に出た。
姉は台所から塩を持ってきて、玄関先に立っている俺に2~3度ほど塩を振りかけた。
594:3/7
10/01/07 00:33:36 7Ku0g9zT0
家の中に入り姉に聞いた。
「ネーちゃん 俺何を連れて帰っとった?今の塩でそれは消えたんか?」
「うーん…多分大丈夫と思うわ。もう何も感じんし。」
「で さっきは何が見えたんや?」
「見えたわけやないけど、あんたの周りの空気物凄くよどんどったわ。私も気分悪うなるし・・・あんたの顔も妙に青白かったで。」
「何かよーわからんけど、アホらし。」
俺は薄気味悪いのを精一杯隠し、姉を小馬鹿にするように言ったもののあの公園の女の子のことを思い出していた。変わったことと言えばそれくらいのことしか思い浮かばなかった。
まさかな…憑りつくも何も別に変わったことでもなかったよな…魚の漢字がどうこうとか変なことは言ってたけど…。
姉に話すと面倒臭くなりそうな気がして女の子のことは言わず俺の中で封印した。
595:4/7
10/01/07 00:34:15 7Ku0g9zT0
それから数ヶ月たち、姉は短大を卒業、就職して家を出た。俺は受験を控え日々の勉強は苦痛だったが特段かわったこともなく普通に過ごしていた。
そんな俺の体調に異変が起きたのは確か梅雨の頃からだった。
夜ベッドに入り横になると咳が止まらない。最初の頃は10分程度で治まっていたが、1週間経った頃になると寝る前1時間くらい咳が続き、呼吸困難になるくらい苦しんだ。
母親に話し、近所の病院に行ったが、特に異常は認められず咳止めの薬を渡された。
しかし薬を飲んでも一向に咳は治まらず、夜寝るときだけではなく昼間も咳が出始めていた。そして横になったときの咳は激しさを増し、明け方まで喘息のような咳に悩まされ1日1時間くらいしか眠れなくなっていった。
病院も大きな総合病院に変えたがそこでも原因はわからず出された薬は全く効かなかった。1ヶ月経った頃には俺の声は森進一のモノマネのようなガラガラ声になってしまった。
親戚の紹介で隣県のガンセンターの有名な医師にも診てもらったが何の効果もなかった。もう受験勉強どころじゃない。食欲もなくなり体重も激減した。
596:5/7
10/01/07 00:37:40 7Ku0g9zT0
学校は夏休みに入り、姉も俺のことを心配して早めの盆休みを取り就職して初めて実家に戻ってきた。
「あんた大変やね。大丈夫?病院何件も変えても直らんのやて?」
「おう…それよりネーちゃん、この咳って俺に何か霊みたいなのが憑りついているとかが原因じゃないんか?」
俺は冗談めかしく聞いてみた。姉だったら何か見えるかもしれないし、逆に何かが俺に憑りついてくれててそれが原因のほうが有難い。お祓い事をすれば咳は直るわけだから。俺はそう思い姉の答えを期待した。
しばらく姉は考え込み
「何も見えんね。て言うか会社入ってからあんまりそういうものは感じんようになったんよ。」と言った後
「でもあんたが言うようにそうかもしれんね。ちょっと待ってて。ある人に電話してみるから。」と部屋を出て行った。
しばらくして姉が戻ってきた。
「会社の先輩に連れて行って貰ったバーがあるんよ。そこのオーナーは結構な年の女の人なんやけどその人の霊視は凄いって評判なんよ。」
597:本当にあった怖い名無し
10/01/07 00:54:34 VHERNwth0
レスします 聞いてください
あるところで、今、俺はとんでもない間違いをした!
598:本当にあった怖い名無し
10/01/07 00:55:08 iZag1eYj0
wktk(´∀`)<ハヤクゥ
599:本当にあった怖い名無し
10/01/07 01:24:45 YdY+1f4w0
>>551
>テントの上部が地面に衝突するとともに
こんなことがあったのに、夜明けまで待ったって
訳わかんねぇ
600:本当にあった怖い名無し
10/01/07 01:34:30 IeTUvPwZO
>>591-596
こなあだから何?
呪われてるフリ?PCがオンボロ?連投規制?
601:本当にあった怖い名無し
10/01/07 01:48:20 mlg3iHbO0
>>579
なんかすげえ読みにくいしつまらん
意味も良くわからんが、結局はバスやべーって事か
602:本当にあった怖い名無し
10/01/07 02:53:40 raUBRq3y0
ラップ音がしてたけど無視して寝ようとしてたら金縛りに成り掛けた
足元から冷たい空気の塊みたいなのが徐々に顔の方に上ってきてたけど
丹田に力を入れてから気合と共に全身に力を漲らせて金縛りを解除したら
冷たい空気の塊が砕け散るような感じで消えてなくなった
あれは一体何だったのだろう・・・
603:本当にあった怖い名無し
10/01/07 02:56:07 SpgP19it0
>>597
単なるミスなら気にするな、わざとなら氏ね
俺は常々過失と故意はまったく別物だと思っている
自動車の運転中に不注意で人をひき殺してもそれは運転するものなら誰でもやる単なるミスだ運が悪かっただけで
しかし、十円チョコを万引きするのは、自分の存在を悪であると定義する行為に他ならない
それに対する罰則が前者より後者のほうが軽いのはおかしいと思う
前者はごめんなさい、次からは気を付けますの範疇で、
後者は世間の悪人が「なぜあんなひどい罰を受ける危険があるのに万引きしたのだろう。理解できない」と思わせる程度の罰であるべきだ
それにしても、ラップ音がうるさくて眠れない
幽霊なら静かにたたずむとかにしてくれないか
電気消せば見えないし
誰かラップ音の消し方教えて
604:本当にあった怖い名無し
10/01/07 03:41:57 xBD0VaTi0
>>603
∧_∧
( ゚ω゚ )
バリバリC□∧_∧
/ ( ゚ω゚ )
(ノ ̄C□⊂) バリバリ
しーJ
ラップ音に対抗して↑みたいな音出せば良いんじゃね?
605:本当にあった怖い名無し
10/01/07 03:42:59 Xs+z/z2m0
拍手を打つ
606:本当にあった怖い名無し
10/01/07 03:54:45 qNl+5SXr0
>>603
いっそラップ歌え
607:1/3
10/01/07 04:57:10 jX6CFOkG0
初投稿です。
10年前の夏休み、母と1つ上の姉と共に母方の実家に遊びに行っていた。
そこは集落から少し離れた山の麓に在り、隣の家まで行くのに5分は歩くような場所だった。
当時、私たち姉弟の間で『学校の怪談』が流行っていたので、姉と密かに母の母校(小学校)
を探検しに行く計画を立てていた。
以前、婆ちゃんと姉と山にゼンマイを取りに行ったときに小学校の近くまで行ったので今回もその山道を通る事にした。
道路を通って行くことも出来るが山道を利用すると往復しても1時間程度しかかからない。
当時から過疎化、高齢化が進んでいる地域で山は荒れ、草木は伸び放題、墓らしき岩や
古い鳥居に小さな社のようなものもあったが誰も掃除してないのか荒れ放題だった。
山道を無事抜けると山の中腹に目的の小学校があった。
その小学校は道路に背を向けた形で1階建ての校舎が建っており、校舎の目の前に小さなグラウンドがあった。
グラウンドの先はなだらかな山の斜面になっており、その下には集落と田んぼが広がっていた。
この集落の子どもがこの学校に通い、その中には母の同級生もいたんだなーとか姉と話しながら山道から道路に出た。
そこで少しの違和感に気づく。
小学校に隣接するように舗装された道路があるはずなのだが、以前の記憶と違い舗装が施されていなかった。
私は妙な感覚に襲われ怖くなり、姉に「お姉ちゃん、何か変じゃない?」と聞いたが、姉は「勘違いでしょ。」
と適当に流して気にもとめていないようだった。
私と姉は校門を抜けて小学校の敷地内に足を踏み入れた。
グラウンドは思ったよりも綺麗に整備されてるようだったのでとりあえず大きく1周して全体を見ることにした。
グラウンドを4分の1周くらい回った頃か、校舎の窓ガラスから中の様子が見えた。
すると、中で子供たちが椅子に座り授業を受けているようだった。
女の子は皆おかっぱ、男の子は皆坊主頭だった。
608:本当にあった怖い名無し
10/01/07 04:59:57 jX6CFOkG0
私は妙な感覚に襲われ怖くなり、姉に「お姉ちゃん、そろそろ帰ろうよ。」と言ったが、姉は「どうせ村の行事でしょ、
行けばお菓子くらい貰えるかもよ♪」と全然気にしていないようだった。
グラウンドを1周した後に目的の校舎の中を探検しようという事になったのだが、私はさすがにこれはヤバいと思い
必死に姉に帰るように説得した。
姉も少しの違和感を感じていたのか渋々ではあったが了解して帰路についた。
実家を出てほんの2時間ぐらいの出来事のように感じたが家に着いたときはわずか30分しか経っていなかった。
母の実家に帰った後、母に直接聞いてみた。
小学校の道路は舗装されているか。
村の行事に小学校は利用されているか。
すると母も何か変に思ったのか、見たものを詳しく話すように言ってきた。
私は母の母校を見に山道を通って見に行った事、道路が舗装されてなくて違和感を感じた事、小学校の下に集落、田んぼ
が広がっていたこと、校舎内で子供たちが大勢居た事、みんな昔の髪型だった事。
一方、姉は叔父が置いていったゲッターロボを読んでいた。
母の回答は、思ったよりもショックなものだった。
母が子供の頃から道路は舗装されていた事、小学校の下に集落は無く、野原だった事、村の行事には利用されていない事、
坊主の男の子は多少いたが、おかっぱ頭はほとんど居なかった事、校舎は2階建てだった事。
私も母も腑に落ちなかったので爺ちゃんに話してみることにした。
すると爺ちゃんは立ち上がり、古いアルバムを持ってきた。
「これか?」と爺ちゃんの指先にあった白黒の古い写真には先程見た校舎が写っていた。
それから爺ちゃんは爺ちゃんが若かった頃の話をしてくれた。