09/12/22 19:58:02 ZqyEKvvk0
続き ~中略~
霊視者にとって、アストラル界を探求するのは、非常に興味深いことである。たとえば、アストラル死体が漂い、
消え去っていくのが、観察できる。低次の欲望に働きかけた、高度に進化した人間のアストラル体は、
早く消え去っていく。自分の性向や激情を、なるがままにさせておいた低級な人間の場合は、アストラル体は
ゆっくりと消え去っていく。それどころか、その死者が再受肉への道をたどっているときに、まだ
その人のアストラル死体が消え去っていないということもある。その場合は、困難な運命が待っている。
特別の事情によって、すみやかに再受肉することになり、アストラル死体がまだ解消していないということもある。
そのような場合、アストラル死体はその人に強く引きつけられ、新しいアストラル体のなかに入り込む。
その人は新しいアストラル体を形成したのだが、古いアストラル体が新しいアストラル体に結合し、
一生のあいだ二つのアストラル体を引きずっていくことになる。古いアストラル体は、悪夢や幻想のなかで、
第二の自我として現れて、その人を取り囲み、苦しめる。これは、まちがった「境域の守護者」である。
この古いアストラル体は、ほかの構成要素と強く結ばれていないので、容易にその人から抜け出て、
ドッペルゲンガーとして現れる。(P64)