10/02/27 10:25:09 xJGtuSWR0
前世の記憶、一つだけはっきりとあるのが中東の国で褐色の肌の女の子だった。
年齢は12~16位?でも実はもうちょっと幼かったかもしれない。
自分のうちの、年齢的にもうお爺さんみたいなお父さんの食事の為に
明け方の薔薇色になった空の中を急いで畑に向かっていた。
そしたら神の行列が進んでくる音がしたんだ。
シャランシャランって金属の錫杖飾りが揺れて鳴る音。
その姿は絶対に見てはいけなくて、その気配や音が聞こえたら
神が通り過ぎるまで姿を隠していなくてはならないというしきたりがあった。
自分は隠れる所を探すんだけれど草一本生えていない土ばかりで、とにかく焦ってる。
砂漠ではなくて本当に土なだけの土地だった。
しゃがんで身を潜めればなんとか隠れられる大きな石だか岩を見つけて
その影に隠れて息を潜めたんだけれど、結局見つかってしまう。
ばっと目に入ったのが、後光が差してて逆光になっていてほとんど判らないけど
独特の形の帽子を被って錫杖とか武器を持っている行列。
日本で言う修験者と軍隊が一緒になったようなもので、人だけど神ってイメージ。
それでも恐れ多くて、その神の行列をそれ以上直視する事が出来なくて神の行列の足元だけを見た。
神が決まりだから、と私を殺そうとした時
「私は今までずっと神を奉って捧げ物もきちんと最上のものを捧げ続けたのにこうなって悔しい」
って思いながらも覚悟を決めたら、神が
「今回だけは見逃そう。しかし次は無いぞ」
と見逃してもらえた。
神の行列を見た瞬間に頭の中にムジャヒディン!!と浮かんだ。
その時、その言葉を捜してもまったく出てこなかったんだけれど、それから10数年経った頃
アメリカの同時多発テロが起こり、その言葉を聞いて鳥肌が立った。