09/12/23 09:40:15 2KJrHZjHO
シャカは自殺を肯定したことを言ったことはありません。
仏典には後世の付け加えられた間違いが一般あります。
原始仏典のなかには、そのまま、それ以前のヨーガ・バラモンの教えが入っていたり、
また中国にいくと、儒教が仏典として入っていたりします。
また、仏教はナーラルジュナーらによって最編纂されたさいかなり学問哲学化されました 。
心の教えを説いたという、大意を理解すれば自殺に心の救いはないことがわかります。
その苦しみはどこにありますか?
苦しんでいるのは、他人ではなく自分なのです。
その苦しみの原因は自らの心にあります。
たとえ、理不尽な外的な要因で苦しみがあっても、苦しみは自らの心にあるのです。
それには自らの心を正しく反省しなければなりません。
肉体五感から生まれる苦しみ、言い換えれば自己保存欲から離れ、調和された心に戻らねばならません。
生に対する感謝を忘れてはいませんか?
感謝の心にもどれば、それは報恩という行為になり、人はまた人生行路の海原に旅立つことができます。
感謝と報恩は輪廻しています。それが循環の法となり、調和をもたらします。
その法から離れては、真の心の安寧もありません。