10/04/24 22:16:48 +S0qAGOZ0
もう20数年も前の話ですが、三河湾スカイラインの料金所までの山道?での出来事です。
どうしても外せない用事が有ったのですがバイトで帰りが遅くなってしまい、暗くて道も細いが
自慢のRZ-50で飛ばせばコッチのが速いと思い蒲郡方面から幸田方面へと走り抜けようと考えました。
(当時はバイクで峠を攻めるのがマイ ブームだった)
その頃は、今みたいに道は広くないし真っ暗でした。途中まで登った処で後ろから「ウゥゥゥー」と白バイのサイレンが聞こえた様な気がした。
ブレーキを掛けスピードダウン!でも、こんな夜中に白バイ?まさかなぁ・・・と思い再度、登り始めた。
すると今度は耳元で「ウゥゥゥー!前のバイク!左に寄って!」 はっきりと聞こえた。「うわっ」と思いつつ左に停車・・・。
が、誰も居ない。ガードレールの向こうに新幹線の坂野坂トンネルと町の灯りが見える。急に凄い恐怖に襲われたが、「下の町から聞こえたんだ」と
自分に言い聞かせ、早く下に降りねば!と焦った。
やっと右に行くとスカイラインの料金所の辺りまで来た時に何故か倉庫の前の空き地にバイクを止めヘルメットまで脱いだ。
ものの1~2分位だろうか?下からバイクが登って来る音がした、慌ててヘルメットをかぶり「あの人について行こう」と考えた・・・。
音は近付くが姿もライトすら見えない、音だけが近付きスグ横を横切り幸田方面へと音だけが消えていった。
直ぐに行動に移せなかった、我に返った時は恐怖で涙が出てた、248号線まで降りた時には少し安心したがRZのウィンカーは、ぶら下りミラーは大破。
どうやって下ったのかも記憶に無い程の恐怖だった。
おっさんの長文駄文でスイマセン、でも実話です。