09/11/17 23:09:54 fmUhrewp0
>>552-553
SFの世界ではよく使われるテーマだけど「過去に戻る」ということは本当はどういう事なんだろうね?
人によって考え方がまるで違うので、よく分からんw 例えば、
1.「予定調和型」・・・ep「ドラえもんだらけ」に見られるように、過去の世界に戻って成したことは、過去の世界に
戻る以前から歴史的事実として存在している。歴史を変えることは出来ない。
2.「歴史更新型」・・・「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に見られるように、過去の世界に戻って成したことは、
その後の歴史を変えてしまう。歴史が変わった事には誰も気が付かない。
3.「現在直結型」・・・何かの映画の設定で、過去の世界に戻って成したことは、途中の歴史的積み重ねを
無視して直接現在を変更してしまう。突然目の前のものが消えたりして誰もが驚く。
3は論外として、
1の場合は「現在」と「過去」は時間が異なるだけで、本質的に世界は一つしか存在しない事を示唆している。
2の場合は二通りの考え方が出来る。すなわち
2-1「パラレル型」・・・世界は無数に存在しており「過去に戻る以前の現在」と「改竄された過去に連なる現在」は
それぞれ独立して存在する。
2-2「初期化型」・・・・・1の「予定調和型」と同様に世界は単一の存在であるが、誰かが過去に戻った時点で
それ以降の歴史は無かった事になり、世界がイニシャライズされる。
ルーパーの体験は2-1「パラレル型」を示唆しているので「過去の世界」と「現在の世界」は別々の世界であり、
別の世界に意識を飛ばしたルーパーは現世では植物人間と化す・・・と考えるのが妥当だと思うのだが